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変化日高値が残る
13日のSQ値は16845円。日経平均は16804円で高寄りしたが、あと続かず234円安16412円と5日ぶり反落で終えた。先週は4日続伸するなど戻りを見せたが、チャート的なポイントをまとめておくと、(1)13日は幻のSQになった、(2)変化日11日の高値16814円が残った、(3)ジンクス「戻りは窓埋めまで」も残った。また、(4)為替(ドル円)が25日線を抜けずに足踏み、(5)NYダウは11週サイクルで高値(4/20高値18167ドル)を残す、など気がかりなものが目立つ。
日経平均日足
為替日足
NYダウ週足
こうしたことから、日経平均には2月安値から引く「下値抵抗線」を注視しておかねばならない。週足チャートは昨年8月から大きく二段下げとなり、3月、4月の戻りは力強さに欠け「踊り場もみ合い」という状況で、ここから下値抵抗線を割り込むと「三段下げ」へ突入が否めなくなる。
日経平均週足
好転には4/25高値17613円突破が必要だし、その前に上値抑える26週線(17376円)を抜かねばならず、それを確認するまでは慌てることなく、様子見や慎重姿勢が臨まれよう。
今週は17日に補正予算決定予定で、20日にG7財務相会議、そして26日のサミット控えて政策期待は根強い。だが、日本株は為替やNY、原油など外部要因に振らされやすく、外国人動向がカギを握っている。ドル円相場は麻生発言で109円台に戻したが、節目の110円台まで届かず、一時的アヤ戻りの動きにとどまっている。外国人は5月第1週(5/2~6)に4週ぶりに6012億円売り越し(現物、先物合計)。「2日新甫」「セルインメイ」のジンクスがまだ気になる。
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