日経平均株価の動き(2017年07月14日)

7月相場入りしてから2万円はキープし始めたものの、まだ安定感に欠ける動きに感じられます。今週は7月SQ週(推定SQ値20151円)です。SQに向けて高値は取れなかった。来週月曜日は休日で週末動かなかった。週明け、短期的に売り物が出てくる可能性を残したかもしれません。一時的な下げを心配する局面ですが、下げない可能性もあります。

月足では、6ヶ月移動平均線を上回る上昇基調です。上昇基調の状態で調整した時は、下げたら買い場と見る動きです。短期調整と見る動きであり、基調が転換したとは見ません。引き続き、6ヶ月移動平均線を上回る状態は上昇相場は続く動きです。2万円相場が定着しない事には上げ幅は大きくなりません。

7月SQ週では、東証1部銘柄で6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数が1500銘柄前後の維持は続くでしょう。いったん短期調整があっても、7月中に1500銘柄前後をキープするなら強い相場を維持していると言えます。また1500銘柄前後を維持することは、8月相場もシッカリしていると言えます。6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数が1600銘柄以上に増加したら、高値ゾーンの売り場接近と見てください。

「107」マザース指数、「105」JASDAQ指数、「124」東証小型株指数、「123」東証中型株指数は、7月も6ヶ月移動平均線を上回り高値更新する強い上昇基調です。6ヶ月移動平均線を上回る上昇基調を維持する事は高値更新相場は続きます。

日経平均(日足チャート)は、200日移動平均線上向き、75日移動平均線上向き、25日移動平均線上向き、10日移動平均線は25日移動平均線を上回る上昇相場を維持してます。株価は25日移動平均線に沿って2万円相場を維持しています。

来週は月曜日休みのSQ明け相場です。一時的に売られる心配は残していますが、下げない可能性もあります。25日移動平均線を上回る事は2万円相場を維持することですが、25日移動平均線を下回る売られ方をしても買い場と見ています。この状態も観察ポイントです。

「107」マザーズ市場(241銘柄)では、75日移動平均線を上回る銘柄数は、3月末132銘柄→4月末82銘柄→5月末127銘柄→6月末153銘柄→7月(7)144銘柄→7月(14)156銘柄。前週より増加しました。引き続き、増加が続くなら強い上昇相場は続くでしょう。7月相場も高水準を維持なら強い上昇相場は続くか観察です。

「105」JASDAQ市場(754銘柄)は、75日移動平均線を上回る銘柄数は、3月末444銘柄→4月末290銘柄→5月末440銘柄→6月末559銘柄→7月(7)550銘柄→7月(14)578銘柄と前週より少し増加した。7月も増加が続くなら上昇相場は続くでしょう。横ばいか、減少か。増加が続くなら、「105」JASDAQ指数の高値更新相場は続くと見ることはできます。

東証2部銘柄(524銘柄)で75日移動平均線を上回る銘柄数は、3月末333銘柄→4月末214銘柄→5月末280銘柄→6月末374銘柄→7月(7)376銘柄→7月(14)429銘柄。前週より増加しました。7月は増加は続くか。7月も上昇相場と高値警戒の両面から引き続き観察します。

東証1部銘柄(2027銘柄)で75日移動平均線上回る銘柄数は、3月末909銘柄(225種82)→4月末1047銘柄(225種107)→5月末1156銘柄(225種102)→6月末1494銘柄(225種156)→7月(7)1452銘柄(225種159)→7月(14)1573銘柄(225種177)。225種の増加が目立ちます。増加は続くか。7月の観察ポイントです。

<NYダウ 日足チャート>

NYダウは高値更新相場を続けています。強い上昇相場と言えます。大統領不調、経済好調と言えます。引き続き、25日移動平均線を上回る状態は、高値更新相場を維持します。チャート的に、200日移動平均線、75日移動平均線、25日移動平均線、10日移動平均線は上向き状態で、株価は25日移動平均線を上回る高値更新相場を維持しています。

25日移動平均線と75日移動平均線の2線幅は拡大しています。2線の移動平均線幅が拡大する時は強い上昇基調であり、高値更新相場と言えます。25日移動平均線を下回ると短期調整局面ですが、2線幅は拡大しており強い局面は続く状況です。7月の観察ポイントです。

NYダウ 日足チャート

<ドル円 日足チャート>

7月は10日移動平均線に沿って円安相場は続いていました。114円台まで円安に動いたところで、一気に10日移動平均線(113円)を下回ってきました。現在は25日移動平均線を上回った状態で10日移動平均線前後で推移しています。10日移動平均線に沿っていれば円安に戻すと見ています。

7月は25日から75日移動平均線(下値支持線)を上回り、10日移動平均線(113円・下値支持線)を上回る状態で推移してきました。チャート的には、25日移動平均線は75日移動平均線を上回り円安に向かう動きに戻っています。25日移動平均線を上回る事は円安基調を期待したい。円高→株安。円安→株高。の動きも期待したい。観察ポイントです。

ドル円 日足チャート

<東証マザーズ指数&JASDAQ指数>

<東証マザーズ指数 日足チャート>

「107」東証マザーズ指数は25日移動平均線に沿っています。短期調整局面に見えます。6月の10日移動平均線からカイリ幅が大きくなったところでは売られました。それでも25日移動平均線を上回る状態を維持できれば上昇相場は続きます。上昇相場が続くことは、新興市場の小型好業績成長株、小型好業績株の上昇は続くでしょう。25日移動平均線を上回る状態は上昇基調は続くでしょう。来週の観察ポイントです。

<JASDAQ指数 日足チャート>

「105」JASDAQ指数は高値更新しています。10日から25日移動平均線を維持する状態は強い状態です。引き続き、10日から25日移動平均線を上回る状態は上昇相場は続くでしょう。JASDAQ指数が高値更新続くことは小型好業績成長株、小型好業績株の上昇は続くでしょう。

東証マザーズ指数 JASDAQ指数 日足チャート

<東証小型株指数&東証中型株指数>

<東証小型株指数 日足チャート>

7月も「124」東証小型株指数も高値更新は続いています。10日から25日移動平均線を上回る高値更新相場は続いてます。小型成長株、小型好業績株は買われ続けている事が分かります。10日から25日移動平均線を上回る状態は、小型好業績株の上昇は続くでしょう。

<東証中型株指数 日足チャート>

「123」東証中型株指数も高値更新しています。10日から25日移動平均線を上回る上昇基調です。来週も10日から25日移動平均線を上回る高値更新相場は続くか。引き続き、10日から25日移動平均線を上回るか。25日移動平均線を下まわり調整局面入りするか。このあたり観察ポイントです。

東証小型株指数&東証中型株指数

<評価損率 週足チャート>

今週は7月SQでした。日経平均は2万円をキープしていました。「610」評価損率は-11.69%(4/14)→-6.88%(6/30))→7.21%(7/7)と前週より少し悪化したが、-10%から-5%は高値ゾーンですから上げ余地は小さくなっている事がわかります。7月から8月に向けて-5%以上に改善すると高値警戒ゾーンです。

来週以降、株価が2万円台に定着するなら、「610」評価損率の数値の改善は続くと考えます。-10%から-5%の範囲で改善が続くのは高値ゾーン、-5%から0%ゾーンは高値警戒ゾーンになります。評価損率では高値圏です。値上がりすると数値的に売り場ゾーン接近と見る数値です。

評価損率 週足チャート

<日経平均 月足チャート>

7月相場は、月足チャートでは6ヶ月移動平均線を上回る上昇相場で始まり、6ヶ月移動平均線(19500円)を上回る上昇基調ですが、6ヶ月移動平均線からカイリ幅が大きくなると売られる心配はあります。7月相場は2015年高値20952円に迫るまで上昇相場は続くか。調整に転ずるか。この点が観察ポイントです。

来週以降、上がれば6ヶ月移動平均線からカイリ幅は大きくなり、高値警戒の心配は出ます。売られたら、6ヶ月移動平均線まで下がれば上昇相場の調整局面の押し目と判断できます。7月の観察ポイントです。

日経平均 月足チャート

<日経平均 日足チャート>

7月は2万円に乗せても安定感はありません。2万円を挟んで売り物を消化しながら伸び悩んでいます。7月相場は2万円をキープできるかどうか。この点が観察ポイントです。チャート的には、25日移動平均線(20050円)が下値支持線となります。2万円を維持できるかどうかは、25日移動平均線を上回って推移できるかどうかにかかっています。来週も上回って推移は続くか。

25日移動平均線を下回ると戻り売りに転じます。25日移動平均線を上回って推移すれば上昇相場です。25日移動平均線を上回って推移するなら、2015年高値20952円に向けた上昇相場は続くと考えられます。25日移動平均線を下回ると短期調整局面と見てください。この点が観察ポイントです。

日経平均 日足チャート

トランプ大統領の政策関係なくNYダウは高値更新相場続いている。引き続き高値警戒相場続く。為替は円安に動き出すか。為替どう動く。どう動く世界市場。

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