新井邦宏氏のお答え:質問055

2017/08/14

ーーー「すぐに」ロスカットできない思考過程(一例)ーーー
1.
日足ベースの「スウィングトレード」と「同じ方向」に「デイトレ」でエントリー。

2.
デイトレで「逆方向」にもっていかれる。
→デイトレで考えれば、当然「ロスカット」すべきところ。

3.
どうせスウィングトレードの方向に「戻るだろう」から、ほったらかしに。
スウィングで考えれば、まだまだロスカットするタイミングではない。
今、ロスカットするなんて「愚の骨頂」。
→デイトレのつもりが、「いつのまにか」スウィングトレードに。
→泣きのオーバーナイトは、一回だけやってしまいました(・・・ヤバかった・・・)。

4.
その後、我にかえり、ようやく「ロスカット」。
→我にかえるだけ「まし」と言えますが(・・・証拠金を吹っ飛ばすのは「懲り懲り」なので・・・)。

だんだん、ここまでの「フリーズ」時間が短くなりつつあります。
→現状の「低いボラティリティ」に助けられている感じはありますが・・・。
→今のうちに、「正しく」オペレーションができるようにしておきたいのですが・・・。

「ダメだと思ったら、すぐ切る」と唱えているのですが、
「フリーズ」して、「上記1~4」の思考過程を繰り返しています。
→もちろん、毎回「フリーズ」するわけではありません。
→スウィングトレードと同じ方向にエントリーするときに、「その方向」に自信があるときに、時々、出現します。

もちろん、これ以外にもフリーズする原因はあります。
→例えば、「スウィング」を「長めの分足」と読み替えた場合など。
→つまり、「15分足の方向」と同一方向に「デイトレ」エントリーなど。

ーーージレンマーーー
損失が受け入れられないというより、
スウィングの方向性に「ある程度」自信があるからだと思います。

今まで、スウィングトレードでは、「約3年」生活できる程度の利益は積み上げることができた、という実績があるので・・・。
→デイトレ特有の「すぐ切る」が、「バカらしく」思えてしまうのかもしれません。
→スウィングトレードのロスカットポイントまで「我慢すべき」と、刷り込まれているのかもしれません。
→言い換えると、ロスカットの「理由付け」ができないポイントで、「ロスカットしたくない」という感じかもしれません。

今まで、スウィングトレードについて考え続けていたので、
「チャートポイント」にこだわりすぎているのかもしれません。

P.S.
デイトレに移行してからは、怖くてスウィングトレードをする気になりません。
オーバーナイトすることの恐怖を、つくづく感じています。

P.S.part2
とは言っても、デイトレがうまくいかなければ、スウィングに戻らざるを得ないとも考えています。
どちらにしても、ボラティリティが上がってくるまえに、取引のスタンスを確定したいと思っています。
→現状の私では、デイトレとスウィングを併用すると、「混乱する原因」になり得ると感じています。

回答

ご質問に関しては、映像で回答をいただいております。
→コチラの映像コメント(2017年08月14日映像コメントその1)をご覧ください。

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