10月は21年ぶりに22000円に乗せました。10月末、中間決算は好業績+上方修正が多かった事が好感され、11月は高値更新し、409円高で始まりました。トランプ大統領が法人税減税をクリスマスまでに決めたい考えを述べた事が好感され、NYダウは大幅高で高値更新しました。この流れで日経平均の大幅高に繋がりました。
中間決算では、IT関連、半導体関連、電子部品関連、非鉄金属など、上方修正から続伸した銘柄は多かった。好業績発表は日経平均の続伸に繋がっています。また選挙で与党が大勝し、日銀黒田総裁が再任された事を考えれば、オリンピックに向けて、日銀の金融緩和(国策)や、新たな政策に支えられ上昇相場(国策相場)は続きそうです。
今後の上昇途中に大幅な調整場面は来ると思われるが、上昇トレンドは崩さず、下がったところは買い場になると見ています。すでに1996年高値22750円は射程圏内に入りました。上回れば1991年3月高値27270円を目指す相場展開に向かうと見ています。国策に売り無しの如く、国策相場はどこを目標に目指し、上昇は続いているか。目先の相場は12月SQに向けた上昇局面と見ています。
11月入りから値上がり銘柄数は増加し、6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数も1750銘柄まで増加しています。増加ピッチを早めた動きからも強い相場と言う事を表しています。10月に続き、6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は、1700銘柄(225種207銘柄)以上を2ヶ月続いている事は、強い相場と高値圏の両面を示しています。東証1部は約2000銘柄ですから、85%の株が6ヶ月移動平均線を上回る局面です。目先の上げは12月SQに向けて、どの程度、上げ余地を残しているか。今後の観察ポイントです。
引き続き、JASDAQ指数、東証小型株指数、東証中型株指数は高値更新を続けています。JASDAQ指数、東証小型株指数、東証中型株指数が高値更新している間は、日経平均は上げ余地を残しているでしょう。先に日経平均がピークを付ける事はありません。引き続き、9月中間決算発表で、業績上方修正の銘柄は上げ余地を残しています。
東証1部銘柄で、6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は増加を続けています。8月末1406銘柄→9月末1575→10月末1747銘柄まで増加しました。11月(2)1716銘柄(225種208)と高水準を維持しています。引き続き、11月も増加傾向は続くか観察です。増加が続くなら強気局面は続いていると判断できます。
「107」マザーズ市場(245銘柄)は調整中から→再上昇転換しました。75日移動平均線を上回る銘柄数は、3月末132銘柄→4月末82銘柄→5月末127銘柄→6月末153銘柄(ピーク)→7月末139銘柄→8月末92銘柄→9月末78銘柄(ボトム)→10月末121銘柄→11月(2)119銘柄と強い状態です。マザーズ市場が増加に転じた事で、上昇に動き始めた事が分かります。11月の観察ポイントです。
JASDAQ指数は高値更新相場を続けています。「105」JASDAQ市場(749銘柄)は、75日移動平均線を上回る銘柄数は、3月末444銘柄→4月末290銘柄→5月末440銘柄→6月末559銘柄→7月末588銘柄(ピーク)→8月末487銘柄→9月末483銘柄→10月末558銘柄→11月(2)536銘柄と強い状態を維持している。引き続き、強い状態を維持できるか観察ポイントです。
東証2部指数も高値更新相場は続いています。東証2部銘柄(524銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数は、3月末333銘柄→4月末214銘柄→5月末280銘柄→6月末374銘柄→7月末429銘柄(ピーク)→8月末367銘柄→9月末363銘柄→10月末379銘柄→11月(2)376銘柄強い状態を維持しています。引き続き、強い上昇局面は続くか。11月の観察ポイントです。
東証1部銘柄(2046銘柄)の75日移動平均線上回る銘柄数は、8月末1244銘柄(225種99)→9月末1575銘柄(158)→10月末1737(225種208)→11月(2)1696銘柄(225種212)と225種は強い状態は続いています。強気相場と高値圏の両面から観察続く。11月観察ポイントです。
<NYダウ 日足チャート>
NYダウは2万3000ドル台に乗せても、過熱感は薄く、さらに上値を狙っています。上昇ピッチは早いです。クリスマスまでに発表予定の法人税減税を先取りしての値上がりか。もめたら失望売りの心配は残るでしょう。引き続き、青天井相場は続く。
チャート的には、200日移動平均線、75日移動平均線、25日移動平均線は上向き、株価は25日移動平均線を上回っており高値更新相場の状態です。下段の18・22日RCIは98ポイントから95ポイントに下がり始めました。短期的には買われ過ぎ感は強いが、青天井相場はいつまで続くか。11月の観察ポイントです。
<ドル円 日足チャート>
ドル円相場は、今年5月、7月の114円を意識しているが、114円を上回る円安に向かいそうです。チャート的には200日移動平均線(111円)を上回り、25日移動平均線は上向きで下値支持線です。25日移動平均線を上回る状態は円安は続くので、114円を上回る動きに向かいそうです。
チャート的には、25日移動平均線(112円)は上向きで、200日移動平均線(111円)を上回っています。25日移動平均線を下値支持線とする円安基調の動きです。5月、7月の114円を上回ってくると、昨年12月の118円に向けた円安に勢いが付きそうです。下段の18・22日RCIは76ポイントまで高くなってきたが、円安は維持できるか。11月の観察ポイントです。
<東証マザーズ指数&JASDAQ指数>
<東証マザーズ指数 日足チャート>
「107」東証マザーズ指数は、75日移動平均線を上回り再上昇転換しました。25日移動平均線と75日移動平均線はGクロスし、上昇基調に転じました。10日から25日移動平均線を上回る状態は上昇相場です。上昇相場は強まりそうな状態です。11月の観察ポイントです。
<JASDAQ指数 日足チャート>
「105」JASDAQ指数は青天井相場が続いています。200日移動平均線上向き、75日移動平均線上向きで、10日から25日移動平均線を上回る高値更新相場が続いています。引き続き、高値更新相場は続く状態です。11月の観察ポイントです。
<東証小型株指数&東証中型株指数>
<東証小型株指数 日足チャート>
「124」東証小型株指数も高値更新相場が続いています。200日移動平均線上向き、75日移動平均線上向き、引き続き、10日から25日移動平均線を上回る状態は高値更新相場が続くでしょう。目先は10日移動平均線からカイリが大きい心配があります。11月の観察ポイントです。
<東証中型株指数 日足チャート>
「123」東証中型株指数も高値更新相場が続いています。200日移動平均線上向き、75日移動平均線上向き、10日から25日移動平均線を上回る状態は高値更新相場が続くでしょう。目先は10日移動平均線からカイリ拡大し、短期調整の心配は残るでしょう。11月の観察ポイントです。
<評価損率 週足チャート>
「610」評価損率は、10月(6)-8.80%→10月(13)-8.69%→10月(20)-9.91%と悪化。本日発表の10月27日-8.36%と低く、まだ株価の上げ余地を残した状態でした。今後の評価損率の数値は注目されます。数値が改善しない状態は、上げ余地を残していると言えます。
株価水準と評価損率の数値で相場の繁閑度、株価のボトム・ピークが掴めます。12月に向けて-5%に接近したら高値ゾーンと見ます。評価損率は、10月(6)-8.80%→10月(13)-8.69%→10月(20)-9.91%→10月(27)-8.36%と少し改善しました。まだ評価損率は上げ余地を残しています。11月の観察ポイントです。
<日経平均 月足チャート>
月足チャートでは、10月は1655円高(22011円)で引けました。11月は400円高で始まりました。11月も強い上昇局面で始まったと言えます。引き続き、6ヶ月移動平均線を上回る状態で、11月始値を上回っていれば、上昇基調は続くと見ます。
下段の9ヶ月SRV-D(黒)は88ポイントまで高くなりました。80ポイント以上で推移する間は強い上昇局面は続きます。引き続き、株価は6ヶ月移動平均線を上回る状態は、今後も上昇基調と見ます。今後の観察ポイントです。
<日経平均 日足チャート>
日足チャートでは、11月は2万2400円台(高値)まで上げて始まりました。もう1996年高値22750円は射程圏内です。上値目標を上回れば、さらに強気相場になります。日経平均は、200日移動平均線上向き、75日移動平均線上向き、25日移動平均線上向き、短期では10日移動平均線を上回る強い上昇局面ですが、10日移動平均線からカイリ幅は拡大し、目先は調整の心配を残すでしょう。
下段の18日、22日RCIは99ポイントまで高くなってきました。高値更新が続く間は、RCIは99ポイントを維持しますが、数値が下がり始めたら、株価の上値は伸びなくなったか、下がり始めたと見ます。引き続き、強い上昇局面は12月SQに向けて続くと見ています。11月の観察ポイントです。
11月5日トランプ大統領は安倍さんとゴルフ外交。米国の法人税減税は大丈夫か。NYダウ上昇いつまで続く。為替は円安に向かうか。どう動く世界市場。
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