4月相場は前月比+1013円高で引けました。2019年3月期業績予想は出始めました。発表内容が良かった事を受けて、75日移動平均線(22300円)上回るまで回復して引けました。なかなか重い上値抵抗線と言うこともありましたが、業績予想が良かった事で、5月の発表も期待されるでしょう。
来週は5月連休谷間の2日間は様子見相場となるか。谷間も属して始まるか。5月は75日移動平均線(22200円)を維持して始まると上昇相場に向かうでしょう。業績発表内容が悪ければ、戻り相場に逆戻りする心配は残ります。75日移動平均線を上回るなら2万3000円は射程圏内に入ります。次は1月高値2万4000円を射程に動くでしょう。
5月連休明け、2019年業績予想の発表はピークを迎えます。業績発表が出揃って、日経平均が値上がり続けるなら業績は評価されたと言えます。下げに転じたら材料出尽くしと見るか。日経平均は22500円以上に値上がりできるなら、さらに業績予想は評価されたと見ることができます。75日移動平均線(22300円)を下回ると、業績織り込み済みの失望売りの心配はあるでしょう。
5月相場は75日移動平均線(22300円)を上回って推移できるなら、上昇相場に転じたと言えます。75日移動平均線(22300円)を下回ってしまうと戻り売り。為替は少し円安に戻しています。輸出関連株は円安を評価します。円安が進む事は株高に押し上げる可能性ありです。円安→株高相場は続くか。このあたりが観察ポイントです。
2019年3月業績予想の発表後、銘柄選びのポイントは、2ケタ増収増益銘柄、小型好業績銘柄、売上げ大幅アップ銘柄、売上高経常利益率大きい銘柄などが、中期上昇基調の期待ができます。既に株価水準が高すぎる株は、業績織り込んでいる場合は買いは注意です。2019年3月期業績予想が出始めたら、この様な銘柄をピックアップしましょう。
東証1部銘柄の6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は、増加して引けました。5月は1000銘柄以上に増加できるか。1月末1399銘柄(225種163)→2月末920銘柄(225種88)→3月末605銘柄(225種34)→4月(5)674銘柄(225種41)→4月(12)605銘柄(225種46)→4月(19)754銘柄(225種77)→4月(26)911銘柄(225種94)と225種銘柄も増加しました。5月相場は上昇転換の可能性は強まって引けました。1000銘柄(225種113)以上は強気相場に転換と見る数値です。
「107」マザーズ市場(251銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数は、弱気相場で終えました。1月末165銘柄ピークに→2月末117銘柄→3月末105銘柄→4月(6)94銘柄→4月(13)90銘柄→4月(20)78銘柄→4月末84銘柄とマイナスで引けました。5月は増加に戻せるか。観察ポイントです。
「105」JASDAQ市場(741銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数は横ばいで引けました。1月末571銘柄→2月末416銘柄→3月末248銘柄→4月(6)230銘柄→4月(13)233銘柄→4月(20)236銘柄→4月末256銘柄と横ばいで引けました。5月は増加に戻せるか。観察ポイントです。
東証2部銘柄(513銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数はマイナスで引けました。1月末398銘柄→2月末269銘柄→3月末136銘柄→4月(6)131銘柄→4月(13)123銘柄→4月(20)129銘柄→4月末139銘柄とマイナスで引けました。5月は増加は続くか。観察ポイントです。
東証1部銘柄(2089銘柄)の75日移動平均線上回る銘柄数は増加して引けました。1月末1239銘柄(225種130)→2月末804銘柄(225種56)→3月末564銘柄(225種35)→4月(6)643銘柄(225種42)→4月(13)673銘柄(225種52)→4月(20)824銘柄(225種92)→4月末1077銘柄(225種134)と大幅に回復して引けました。5月は1000銘柄以上でさらに増加し維持できるか。観察ポイントです。
<評価損率 週足チャート>
4月の「610」評価損率は-10%より上で推移し、改善したと感じられます。1月高値-3.63%(1/12)をピークに下落→2月-10.10%(2/9)→3月-11.66%(3/23)→4月(20)-9.25%と横ばいです。5月の評価損率も改善続くなら、個別株の戻りは良いと判断できます。
週足チャートでは5週陽線は続き、13週移動平均線を上回り、26週移動平均線(2万2300円)を上回って引けました。5月相場は26週移動平均線を突破なら上昇相場に戻したと言えるでしょう。本格的な上昇相場に戻せるかどうか、26週移動平均線上回る事が上昇相場と判断します。5月連休明け26週移動平均線(2万2300円)を上回れるか。観察ポイントです。
<NYダウ 日足チャート>
NYダウは、75日移動平均線(上値抵抗線)を上回れず、売られて25日移動平均線(下値支持線)まで下げてしまいました。200日移動平均線はキープしているので、上昇基調は維持しています。このまま200日移動平均線を下抜けると売り転換の心配は出てきますが、200日移動平均線を維持なら上昇相場は維持し、75日移動平均線を上回ると上昇基調に戻します。
チャート的には、200日移動平均線から75日移動平均線範囲のボックス相場となっています。上値は75日移動平均線を突破できれば上昇転換です。逆に200日移動平均線を下回ると下降転換と判断されます。5月はどちらに放れるか。75日移動平均線を突破する事を期待したい。5月の観察ポイントです。
<ドル円 日足チャート>
ドル円相場は、一気に75日移動平均線を上回り109円まで円安に戻しました。1月から3月の円高局面の反動にも見えます。次は200日移動平均線(110円)を目指す勢いです。200日移動平均線を突破してくると円安相場に戻します。5月は200日移動平均線に向けて戻せるか。
チャート的には、75日移動平均線を上回って推移できれば、円安相場に戻してゆきます。ドル円相場は、75日移動平均線を上回る状態なら200日移動平均線(110円)に向けて動くでしょう。引き続きドル円相場は米国の手中にあり。5月に向けた観察ポイントです。
<JASDAQ指数&東証小型株指数>
<JASDAQ指数 日足チャート>
「105」JASDAQ指数は今週は戻したが、4月はマイナス。75日移動平均線を下回り、25日移動平均線(上値抵抗線)に沿って戻り売り相場です。25日移動平均線を上回り、75日移動平均線を上回れないと上昇相場に戻せません。25日移動平均線を下回る状態は調整局面が続くでしょう。5月は上回れるか観察ポイントです。
<東証小型株指数 日足チャート>
「124」東証小型株指数は「105」JASDAQ指数と対照的に、4月はプラスで75日移動平均線を上回るまで戻して引けました。小型株の戻りが良かった事が分かります。5月も小型株指数の戻りは良いか。75日移動平均線を突破なら上昇相場に戻すでしょう。5月の観察ポイントです。
<日経平均 月足チャート>
月足チャートでは、4月は陽線幅を伸ばし、前月比+1013円高で引けました。4月に続き、5月も2ヶ月連続の陽線となるか。5月も陽線で6ヶ月移動平均線を上回れれば、上昇基調に戻し、6月相場に繋がるでしょう。6ヶ月移動平均線(上値抵抗線)を突破できると強気相場に戻します。5月の観察ポイントです。
下値は12ヶ月移動平均線(下値支持線)を上回る上昇基調を維持して引けました。5月も12ヶ月移動平均線(2万2000円)をキープするなら、上昇相場は維持されるでしょう。5月は6ヶ月移動平均線を上回り上昇基調に戻すか。上回れず戻り売られるか。試される相場です。
<日経平均 日足チャート>
日足チャートでは、75日移動平均線を上回るまで回復して引けました。上昇相場に戻して引けたと言えます。5月は75日移動平均線を維持できれば、上昇相場は持続していると判断できます。2019年業績予想は評価されたと言えます。75日移動平均線を下回ると戻り売りとなり、業績評価は低く織り込み済みと判断されるでしょう。それでも25日移動平均線を上回る状態は上昇に戻す動きです。
来週から5月相場入りします。75日移動平均線(上値抵抗線)を上回る状態維持できるか、下回ると相場逆戻りの売りと見方は大きく変わるでしょう。75日移動平均線を上回った事は5月の上昇相場を期待したい。業績発表後どう動くか。5月の観察ポイントです。
<NO24・75日線形回帰・短期移動平均線>
標準条件24番・75日線形回帰・短期移動平均線で見ています。今週も75日線形回帰トレンド+1μ(2万2000円)を上回って推移しました。+2μ(2万3000円)に向けた上昇局面と言えます。短期移動平均線、3日移動平均線、5日移動平均線を上回る状態は、+2μ(23000円)に向けた動きは続くでしょう。
75日線形回帰トレンド中心線の下向き状態は変わらず。上向きに戻すには1ヶ月程度要するでしょう。短期的に+2μ(2万3000円)に向けた戻りと見る動きか。業績内容によっては上値は変化する。5月の観察ポイントです。
南北会談は米朝会談の準備会談で成功か。5月連休のNY市場はどう動く。連休明けNYダウの動き次第か。さらに円安は続くか。為替どう動く。どう動く世界市場。
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