11月相場は2万3000円に乗せて始まり、好感されるスタートとなりました。9月に昨年高安半値2万1700円の転換点(フシメ)を上回ってから、相場は回復に転換した事がわかります。その後は6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は上昇転換を示す1000銘柄以上をキープし、強い上昇局面へと繋がっています。次は2万4000円乗せが期待されるでしょう。
NYダウは最高値を更新しています。就任当初、3万ドルは乗せさせたいと言っていたトランプ大統領ですが、だんだん目の前に近づいています。国境の壁建設、中国との不公正貿易の是正、不法移民の排除など実現させています。NYダウも実現できるのだろうか。来年は宇宙防衛軍構想が待っています。同盟国の日本は米国の要請で4年前倒し、2020年となりました。高性能の国産半導体が要求されています。
トヨタは今年の高値を更新しています。自動車産業の立ち上がりの代表格と言えます。自動車はオリンピックを向けて、自動運転車の完成が期待されています。自動運転には多くのセンサー、AI的なソフトウェアーなど、人間に代わって判断し、運転してくれる性能が要求されています。関連産業の立ち上がりも期待されるでしょう。また5Gの普及も自動運転を大幅に改善すると言われています。
投資は将来値上がりする業種、テーマ、銘柄などを絞り込む作業から取り組むものであります。またファンダメンタルズ分析から、テクニカル分析から絞り込む条件、判定方法は有効です。米国テクニカル研究家だったグランビル氏の投資格言は「株式投資はタイミングが全てである」です。時機を逸してしまったら何にもならないと言うことです。底値買いに勝る投資法無しです。
今週で5週連続上昇となっています。強い局面では8週から10週くらい続いています。11月は中間決算発表が控えています。決算が良かったり、前倒ししたり、良い方に傾くと、このまま強い局面は続く可能性がありです。11月末くらいまで連続上昇となる可能性があります。NYダウ動向と連動しながら、強い局面いつまで続くか期待されるでしょう。
これから決算発表で買われる株もあれば、売られる株もありますが、引き続き、個別株は、月足チャートで上昇トレンド底値圏から立ち上がり銘柄、出遅れ株など、底値から立ち上がる銘柄狙いが続くと思います。まだ底値立ち上がり、出遅れ株は株価水準は低く買いやすい、底値銘柄から絞るのが良いと思います。
11月2週目の東証1部銘柄(2182銘柄)で6ヶ月移動平均線上回る銘柄数は、1000銘柄以上の銘柄数維持で始まっている。4月末1068銘柄(225種113)をピークに5月末664銘柄(225種52)→6月末774銘柄(225種64)→7月末917銘柄(225種64)→8月末604銘柄(225種46)→9月末1152銘柄(225種122)→10月末1763銘柄(225種181)→11月(7)1821銘柄(225種188)と増加し高水準で引けた。11月も高水準維持なら、値上がりに期待したい。11月の観察ポイントです。
11月2週目の「107」マザーズ市場(296銘柄)で75日移動平均線上回る銘柄数は増加して引けた。4月末124銘柄をピークに5月末90銘柄→6月末94銘柄→7月末123銘柄→8月末71銘柄→9月末102銘柄→10月末120銘柄→11月(1)130銘柄で→11月(8)133銘柄と強い銘柄数維持で引ける。増加は続く間は強い。11月のポイントです。
11月2週目の「105」JASDAQ市場(712銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数は増加で引けた。7月末408銘柄をピークに8月末214銘柄→9月末319銘柄→10月末436銘柄→11月(1)423銘柄→11月(8)452銘柄で引けた。増加は続く間は強い。11月の観察ポイントです。
11月2週目の東証2部銘柄(484銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数も増加で引けた。2月末260銘柄をピークに3月末248銘柄→4月末238銘柄→5月末130銘柄→6月末170銘柄→7月末245銘柄→8月末132銘柄→9月末202銘柄→10月末289銘柄→11月(1)303銘柄→11月(8)328銘柄で引けた。増加は続く間は強い。11月の観察ポイントです。
11月2週目の東証1部銘柄(2182銘柄)の75日移動平均線上回る銘柄数も増加で引ける。4月末1134銘柄(225種115)をピークに5月末499銘柄(225種40)→6月末730銘柄(225種61)→7月末1012銘柄(225種79)→8月末658銘柄(225種57)→9月末1270銘柄(225種142)→10月末1880銘柄(225種180)→11月(1)1822銘柄(225種194)→11月(8)1867銘柄(225種203)と増加続いている。増加は続く間は強い。11月の観察ポイントです。
<NYダウ NASADAQ指数 日足チャート>
「801」NYダウは最高値更新しました。2万7000ドルを挟んだボックス相場を上放れました。チャート的には200日移動平均線上向き、25日移動平均線は75日移動平均線を上回る上昇相場です。株価は25日~75日移動平均線を上回る上放れから高値更新しました。本格的な上昇上放れに見えます。11月の観察ポイントです。
「803」NASADAQ指数も最高値更新しました。25日移動平均線は75日移動平均線を上回る上昇基調から高値更新は続いています。日足チャートでは200日移動平均線上向き→75日移動平均線→25日移動平均線は上回る上昇基調です。NYダウより強い動きにも見える。11月の観察ポイントです。
<ドル円 日足チャート>日足標準条件NO9・18.22RCI+75日ボリンジャーバンド
ドル円相場は75日移動平均線上向き円安に向かっている動きに見えます。チャートでは、75日ボリンジャーバンド先端は再度拡大に動きました。目先は200日移動平均線(上値抵抗瀬)で一度落とされたが、再度200日移動平均線を上回るまで戻してきました。25日移動平均線(下値支持線)で反発した形になりました。引き続き、先端拡大が続くなら円安基調に向かうでしょう。横ばいならボックス相場です。
200日移動平均線を突破出来ないと、円安基調には向かいません。75日ボリンジャーバント+1Σ→-1Σのボックス範囲で収まると見た方がよいでしょう。75日ボリンジャーバンドの先端拡大→横ばいに戻すと、円安→少し円高に動くかも知れません。円安は株価上昇条件です。先端拡大→円安条件に振れた事で、株価は2万3000円台に乗せてきました。円安に転じた事で2万4000円も射程圏内に入ってきました。11月の観察ポイントです。
<JASDAQ指数&東証小型株指数>
<JASDAQ指数 日足チャート>
「105」JASDAQ指数は、9月、10月と2ヶ月連続の上昇から、11月も上昇を維持しています。200日移動平均線は上向きになったが、まだ75日移動平均線は200日移動平均線を下回っている上昇の初動と見る範囲です。25日移動平均線は200日移動平均線を上回っています。10日移動平均線と25日移動平均線は上向きで下値支持線になり、立ち上がりの初動です。上昇基調へ強まるか。11月の観察ポイントです。
<東証小型株指数 日足チャート>
「124」東証小型株指数も、9月、10月と2ヶ月連続上昇から、同じく11月も上昇で始まり維持しています。75日移動平均線は200日移動平均線を下回っているが、25日移動平均線は上回った事で上昇初動と判断できます。小型株相場に勢いが出てきた事が分かります。さらに上昇は強まるか。11月の観察ポイントです。
<裁定売り残 日足チャー>
9月SQをピークに「506」裁定売り残の減少は続いています。日経平均と対比して見ますと、裁定売り残の減少局面と日経平均の上昇局面は一致しています。日経平均が下げている時は、裁定売り残は増加しました。こちらも一致しています。裁定売り残の減少は買い戻しです。現在の上昇局面は裁定売り残の買い戻し+新規買いで強く上がっています。
今後も裁定売り残の減少が続く間は、日経平均の上昇局面は続くと見る事ができます。9月SQより約2ヶ月で半分まで減りました。まだ半分残っているので、約2000円以上の上げ余地を残していると見ることが出来るかも知れません。2万3000円を突破し、次は2万4000円に向けた上昇局面が期待されるでしょう。11月の観察ポイントです。
<日経平均 月足チャート>標準条件NO1(月足基本チャート)
月足チャートでは、9月から3ヶ月連続陽線となっています。11月は2万3000円台に乗せて強い上昇状態を表しています。11月入りしてから2万3000円を突破しました。次き2万4000円に向けた強い上昇局面が期待されます。日経平均もNYダウの様に高値更新相場に戻せるか。
3角持ち合い上放れた3陽線から、引き続き、2万3000円→次は2万4000円を目指す相場展開に進んでいます。11月の中間決算発表に向け、株価は上昇を強めています。下段の9ヶ月SRV-Kは79ポイントまで上がってきました。80ポイント以上に高くなる事は強い上昇局面へ向かう事を意味します。引き続き、下段の9ヶ月SRV-Dも高くなる事を期待したい。年末に向けた観察ポイントです。
<日経平均 日足チャート>日足標準条件NO14・25日騰落レシオ+75日ボリンジャーバンド
日足チャートでは、25日騰落レシオは139ポイント→今週134ポイントまで戻してきました。個別株の再上昇が始まった事を意味します。75日ボリンジャーバンド先端拡大は続いています。拡大続く事は上げ余地が拡大している事を意味します。10日移動平均線を上回る状態は強い上昇局面です。
75日ボリンジャーバンドは、さらに先端を拡大しています。株価は10日移動平均線を上回る上昇局面も続いています。10日移動平均線を下回ると短期上げ止まりとなるでしょう。10日移動平均線を上回る状態は、強い上昇局面は続くとみます。11月の観察ポイントです。
<NO24・75日線形回帰・短期移動平均線>オプション条件24番「75日線形回帰・短期移動平均線」
11月入りしても勢いは衰えてません。75日線形回帰トレンドの上下幅が大きくなった事からも分かります。上昇トレンドから幅が大きくなっています。現在の株価は+1μで押さえられています。11月1日に株価は短期移動平均線で止まり、下回るか、反発するか観察されました。株価は反発に転じた強い上昇局面です。
75日線形回帰トレンドは上向きで、中心線を上回っている上昇基調を維持しています。11月1日は10日移動平均線で止まり、火曜日からどうなるかと思ったが、大きく切り返し心配はなかった。10日移動平均線を下回らなければ、短期上昇局面は続きます。5日移動平均線が10日移動平均線を上回る状態は強いです。11月も強い上昇局面を期待したい。11月の観察ポイントです。
引き続き、米中貿易協議は続く。米中協議の影響は大きい。11月の中間決算発表待ち続く。為替はどう動く。NYダウ高値更新続くか。世界どう動く。
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