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想定通りの調整だが、25日線注視
お盆明けの日経平均は想定した通り、23000円前後でスピード調整になった(21日終値22920円)。14日までの週はミニSQに絡み先物の仕掛けで上げたといえる。チャートはまだ25日線(22711円)や一目均衡表の雲(22392円)の上にあり、22000円台から上放れて24000円指向の流れにあることに変わりない。
ただ、12月~2月に描いた三尊高値からの「期日向かい」として8月も14日に23338円高値を付けた。6月、7月に次ぎ一応期日高値として押さえておきたい。また、日足RCIのピークアウト感もありスピード調整が少し長引く可能性もある。
日経平均週足
22000円台の往来から7月31日に21710円まで下げて「下放れ」を暗示したが、そこをダマシとして8月は切り返し、14日に23338円まで上げて「上放れ」を示唆した。だが、25日線を再び割り込むなら14日の「上放れ」もダマシになるだろう。
22000円台の往来ゾーンに戻すと、停滞懸念が出てくる。75日線と200日線が22000円付近でゴールデンクロスしており、大きな下値不安は乏しい。ただし、9月になるとメジャーSQ(9/11)が控えることから、先物主導で相場が振れやすくなる。日足に抵抗線を引くなどして「流れに従うこと」が重要になってこよう。
日経平均日足
いま活況の東証マザーズも先物が絡んでいるので、9月SQまでがメドになるとイメージしておきたい。
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