今週は週間で+1000円以上の大幅高から2万6700円まで伸ばしてきました。月間の高安幅は約3600円と上げ幅を伸ばしました。「株の達人」(マルチチャート設定「過去データ表示」)で見る日経平均の1983年(37年間)から、37年間の月間上げ幅が史上最大値となりました。1900年5月の3000円以上上げ幅の2度だけですが、上昇基調では初めてです。また年間の高安幅が1万円を上回ったのも37年間で初めです。
過去37年間で、2回目の月間で+3000円以上の上げ幅ですが、1990年5月は翌6月-1000円以上の下げとなりました。1990年はバブル崩壊で下降転換した後の戻り相場でした。今年11月は上昇基調の上げ幅であり、上昇基調では初めてのパターンであり、続伸の可能性も高く、また下げたとしても小幅の可能性が高いと感じられます。
年間の高安幅が1万円を上回ったのは初めてです。バブル崩壊で下げ幅では何度もありましたが、上げ幅が1万円以上を上回った事から、アベノミクス相場より、新たな異次元相場へ変わったと見ています。異次元相場から3万円相場は早いと見ています。
株式相場が上がると言うことは、相場先導株の半導体が牽引を続けると言うことです。引き続き、半導体関連株の上昇は続くと見ています。半導体関連株が先導する間は、他の出遅れ株の底上げ相場も続くと見ています。出遅れ株にも注目は続きます。
11月4週の東証1部銘柄(2186銘柄)の6ヶ月移動平均線上回る銘柄数は増加に戻した。2020年1月末1187銘柄(225種115)→2月末267銘柄(225種26)→3月末230銘柄(225種19)→4月末415銘柄(225種17)→5月末1001銘柄(225種65)→6月末1104銘柄(225種90)→7月末796銘柄(225種65)→8月末1419銘柄(225種163)→9月末1643銘柄(225種115)→10月末1011銘柄(225種82)→11月(5)1404銘柄(225種121)→11月(12)1647銘柄(225種179)→11月(19)1418銘柄(225種175)→11月(26)1515銘柄(225種185)と増加に戻した。増加は続くか。強気相場を維持する。11月の観察ポイントです。
11月4週の「107」マザーズ市場(331銘柄)で75日移動平均線上回る銘柄数は横ばいです。2020年1月末108銘柄→2月末36銘柄→3月末16→4月末102銘柄→5月末268銘柄→6月末277銘柄→7月末115銘柄→8月末180銘柄→9月末218銘柄→10月末126銘柄→11月(6)161銘柄→11月(13)143銘柄→11月(20)106銘柄→11月(27)106銘柄は横ばいです。増加に戻せるか。11月の観察ポイントです。
11月4週の「105」JASDAQ市場(703銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数は増加した。2020年1月末396銘柄→2月末97銘柄→3月末44銘柄→4月末129銘柄→5月末511銘柄→6月末586銘柄→7月末281銘柄→8月末363銘柄→9月末439銘柄→10月末277銘柄→11月(6)342銘柄→11月(13)320銘柄→11月(20)279銘柄→11月(27)324銘柄は増加した。増加は続くか。11月の観察ポイントです。
11月4週の東証2部銘柄(478銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数も少し増加した。1月末274銘柄→2月末64銘柄→3月末26銘柄→4月末83銘柄→5月末338銘柄→6月末409銘柄→7月末199銘柄→8月末251銘柄→9月末311銘柄→10月末228銘柄→11月(6)253銘柄→11月(13)250銘柄→11月(20)218銘柄→11月(27)233銘柄と少し増加した。増加は続くか。11月の観察ポイントです。
11月4週の東証1部銘柄(2186銘柄)の75日移動平均線上回る銘柄数は増加に戻した。1月末780銘柄(225種73)→2月末67銘柄(225種7)→3月末253銘柄(225種17)→4月末645銘柄(225種28)→5月末1786銘柄(225種169)→6月末1671銘柄(225種166)→7月末622銘柄(225種54)→8月末1144銘柄(225種135)→9月末1581銘柄(225種97)→10月末809銘柄(225種56)→11月(6)1294銘柄(225種105)→11月(13)1297銘柄(225種151)→11月(20)1259銘柄(225種161)→11月(27)1378銘柄(225種167)と増加に戻した。増加は続くか。11月の観察ポイントです。
<NYダウ NASADAQ指数 日足チャート>
今週は休場日を前に、「801」NYダウは史上空前の3万ドル相場に乗せてきました。NYダウの異次元相場も続いています。高値と言うより強気相場から高値更新が続いています。12月末は幾らまで上値を伸ばしてくるか楽しみとなりました。引き続き、下から200日移動平均線、75日移動平均線、25日移動平均線、10日移動平均線の順に揃っている状態は強い上昇基調は続きます。12月に向けた観察ポイントです。
休場日を前に、「803」NASDAQ指数も高値更新し、異次元相場に突入してきました。NYダウと同じく、チャート的には、下から200日移動平均線、75日移動平均線、25日移動平均線、10日移動平均線の順に揃っている強い上昇基調です。引き続き、12月に向けて10日から25日移動平均線を上回る高値更新相場に期待したい。12月に向けた観察ポイントです。
<ドル円 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率+75日ボリンジャーバンド
変わらずドル円(為替)相場の円高基調は続いています。75日ボリンジャーバンド中心線は下向き、25日移動平均線を下回る円高基調は続いています。75日ボリンジャーバンド中心線から-3シグマ範囲の上下幅で推移しています。チャート的に円高基調が転換するのは中心線を上回ってからです。
日足チャート的に、75日ボリンジャーバンド中心線(105円)を上値抵抗線に円高基調と見る状態です。25日から75日移動平均線(上値抵抗線)を下回る動きは円高基調です。また75日ボリンジャーバンド-3シグマに近づくと少し円安に戻すと見る動きです。どう動くか。12月に向けた観察ポイントです。
<JASDAQ指数&東証マザーズ指数>日足標準条件NO11・75日カイリ率
<JASDAQ指数 日足チャート>
今週の「105」JASDAQ指数は25日移動平均線を上回り上昇転換に戻してきました。まだマザーズ指数は戻せていないが、先にJASDAQ指数は切り返してきました。思ったより早い切り返しです。チャート的には75日移動平均線は上向き上昇基調です。75日移動平均線を下回らず切り返した動きは強いと見る動きです。12月に向けた観察ポイントです。
<東証マザーズ指数 日足チャート>
今週の「107」マザーズ指数は、25日移動平均線に上値を押さえられた弱い状態ままの動きです。75日移動平均線で下げ止まっているので、75日移動平均線を下回らなければ上昇基調は維持しています。75日移動平均線を上回る状態から25日移動平均線を上回れば、再上昇転換となります。目先は調整局面か。12月に向けた観察ポイントです。
<日経平均 月足チャート>標準条件NO1(月足基本チャート)
月足チャートでは、11月相場は過去最大の上げ幅を更新しました。異次元相場に変わったと見る上げ幅です。異次元相場へと今までにない相場となり、3万円相場は早い可能性が出てきました。過去の上昇局面では、大陽線が出現した時は、下げたとしても大陽線の半値以下までしか下がりません。または下げずに続伸します。
チャート的には、60ヶ月移動平均線は上向き上昇トレンド、6ヶ月移動平均線と12ヶ月移動平均線を上回る上昇基調の状態で、上げ幅から異次元上げ幅相場に変わった事が分かります。6ヶ月移動平均線が12ヶ月移動平均線を上回り株価が上回った状態は、強い上昇基調です。12月相場に向けて大陽線の半値以上で推移することは、高値更新相場は続くと見る動きです。12月に下段の9ヶ月SRV-D(78)が80ポイント以上に高くなると3万円相場に向かいます。12月に向けた観察ポイントです。
<日経平均 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率
前週でも強いと感じられましたが、今週の上げ幅は+1000円以上の異次元の上げ幅となりました。思っていたより3万円相場は早まる可能性が出てきた様に感じられます。目先は10日移動平均線からカイリが大きいことから利食い先行と見ていましたが、さらに上げ幅を大きく伸ばした事から買いが優勢だと分かりました。10日移動平均線を上回る強い上昇局面は続きそうです。
日足チャートでは、25日移動平均線の上向き度は大きくなり、10日移動平均線からカイリ幅が大きくなっても陽線を維持するのは強い買い優勢相場と見る状況です。引き続き、10日から25日移動平均線を上回る状態は高値更新相場は続くと見る動きです。12月に向けた観察ポイントです。
日本市場は異次元相場に変わった。米国市場も異次元相場は続いている。脱炭素は新技術投資相場となるか。外国人投資家はどう動くか。世界はどう動く。
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