お客様には今年もお世話になりました。引き続き、ご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます。
3月のコロナ暴落のとき、今年はどうなってしまうのか?心配しましたが、投資家にとって株高と言う恵みがありました。コロナ禍は治まっておりませんが、年末に2万7000円乗せの高値引けで終えました。この上昇相場の流れを、来年も引き継ぎ3万円に向けた相場局面を期待しています。
年末に2万7000円台に乗せたことから、年明け1月相場はご祝儀相場が期待できそうです。短期急伸局面は、上げ幅が大きくなると、買いが付いてこれなくなり、いったん利食いの売り場になる事も多くあります。1月相場が急伸した場合、上値は利食いの売り場になる可能性があります。
年明け2月以降は決算対策売りが出てくる事から、その前の1月に値上がりしたら利食いの売り場と見てください。また2022年業績予想が悪そうなところは、持ち高調整から売られることもあります。逆に良さそうだと思われるところは外国人投資家の買いが増えます。日本の国家戦略は、CO2から水素へ、エンジンからモーターへ。5Gから6Gへ。地上から宇宙へと大きなテーマがあります。また中国から日本へサプライチェーンを戻す政策も打ち出しています。雇用拡大に向けたテーマにもなります。新たな技術革新から2022年度へ向けて大相場が期待出来る政策と見ています。
国家成長戦略は、引き続き、IT関連銘柄は、AIなど成長戦略に含まれています。水素エネルギーはベンチャーでは出来ません。大企業(中大型株)の成長産業となるでしょう。中大型株の上昇相場が来ると見ています。「国策に売り無し」の格言の如く、来年も3万円に向けた上昇相場を期待したい。
年明け成人式明けから、またGoToをスタートさせると言っています。コロナ感染者が増加する事は間違いなく、オリンピックを諦めた政策と見ています。しかし、さらにオリンピックに代わる経済政策が出てくる事と期待しています。今年のGDPマイナス分を取り戻すには、大胆な政策を続けないと戻す事が出来ません。引き続き、期待したいところです。
相場は半導体から始まり、半導体からピークを付けます。年末に向けて、代表銘柄のアドバンテスト、レーザーテック、東京エレクなど、強い上昇局面をキープして引けました。年明けの先高感を示す動きです。日経平均が売られる前に半導体から売られます。半導体の動きを見ている事により、その後の日経平均の動きが掴めます。年明けも半導体の動きに注目です。
12月末の東証1部銘柄(2196銘柄)の6ヶ月移動平均線上回る銘柄数は増加に戻して引けた。2020年1月末1187銘柄(225種115)→2月末267銘柄(225種26)→3月末230銘柄(225種19)→4月末415銘柄(225種17)→5月末1001銘柄(225種65)→6月末1104銘柄(225種90)→7月末796銘柄(225種65)→8月末1419銘柄(225種163)→9月末1643銘柄(225種115)→10月末1011銘柄(225種82)→11月末1382銘柄(225種161)→12月(3)1541銘柄(225種186)→12月(10)1688銘柄(225種179)→12月(17)1545銘柄(225種182)→12月(24)1415銘柄(225種174)→12月(29)1499銘柄(225種187)と増加に戻して引ける。強気相場は維持で引ける。年明けに向けた観察ポイントです。
12月末の「107」マザーズ市場(344銘柄)で75日移動平均線上回る銘柄数は停滞で引ける。2020年1月末108銘柄→2月末36銘柄→3月末16→4月末102銘柄→5月末268銘柄→6月末277銘柄→7月末115銘柄→8月末180銘柄→9月末218銘柄→10月末126銘柄→11月末111銘柄→12月(4)113銘柄→12月(11)92銘柄→12月(18)91銘柄→12月(25)67銘柄→12月(末)69銘柄と停滞で引けた。増加に戻せるか。年明けに向けた観察ポイントです。
12月末の「105」JASDAQ市場(705銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数は横ばいで引ける。2020年1月末396銘柄→2月末97銘柄→3月末44銘柄→4月末129銘柄→5月末511銘柄→6月末586銘柄→7月末281銘柄→8月末363銘柄→9月末439銘柄→10月末277銘柄→11月末324銘柄→12月(4)316銘柄→12月(11)332銘柄→12月(18)348銘柄→12月(25)309銘柄→12月(末)316銘柄と横ばいで引ける。増加に戻せるか。1月に向けた観察ポイントです。
12月末の東証2部銘柄(475銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数も横ばいで引ける。1月末274銘柄→2月末64銘柄→3月末26銘柄→4月末83銘柄→5月末338銘柄→6月末409銘柄→7月末199銘柄→8月末251銘柄→9月末311銘柄→10月末228銘柄→11月末249銘柄→12月(4)253銘柄→12月(11)250銘柄→12月(18)259銘柄→12月(25)223銘柄→12月(末)225銘柄と横ばいで引ける。増加に戻せるか。年明けに向けた観察ポイントです。
12月末の東証1部銘柄(2196銘柄)の75日移動平均線上回る銘柄数は増加で引ける。1月末780銘柄(225種73)→2月末67銘柄(225種7)→3月末253銘柄(225種17)→4月末645銘柄(225種28)→5月末1786銘柄(225種169)→6月末1671銘柄(225種166)→7月末622銘柄(225種54)→8月末1144銘柄(225種135)→9月末1581銘柄(225種97)→10月末809銘柄(225種56)→11月末1136銘柄(225種136)→12月(4)1274銘柄(225種168)→12月(11)1263銘柄(225種174)→12月(18)1258銘柄(225種162)→12月(25)1135銘柄(225種152)→12月(末)1120銘柄(225種160)と増加で引ける。増加は続くか。年明けに向けた観察ポイントです。
<801NYダウ 803NASADAQ指数 日足チャート>
クリスマスまで大稼ぎし、クリスマスは終わり。「801」NYダウは3万ドル台で高値更新しました。チャート的に、下から200日移動平均線、75日移動平均線、25日移動平均線、10日移動平均線の順に揃っている状態から高値更新しました。強い上昇基調のまま年越しとなります。年明けも高値更新相場は続くと見る動きです。年明けに向けた観察ポイントです。
「803」NASDAQ指数も最高値更新で終えそうです。クリスマス後も高値更新は続き、年明けも高値更新相場で始まりそうです。NYダウと同じく、チャート的には、下から200日移動平均線、75日移動平均線、25日移動平均線、10日移動平均線の順に揃っている強い上昇基調です。引き続き、年明けに向けて10日から25日移動平均線を上回る高値更新相場は続くと見ています。年明けに向けた観察ポイントです。
<850ドル円 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率+75日ボリンジャーバンド
今年の「850」ドル円(為替)相場は円高基調で始まり、円高で終わる動きでした。75日ボリンジャーバンド中心線は下向き、25日移動平均線に沿った円高基調で今年を終えそうです。75日ボリンジャーバンド中心線は104円、-3シグマは102円まで円高は進みました。年明けも中心線から-3シグマ間で推移している円高への動きです。
日足チャート的に、75日ボリンジャーバンド中心線(104円)を上値抵抗線に円高基調です。75日移動平均線と25日移動平均線(上値抵抗線)の2線間は円高に拡大しています。年明け以降、75日ボリンジャーバンド中心線と25日移動平均線の2線間の拡大幅が、さらに大きくなると、どこかの時点で一時的な円安局面に戻す可能性があります。年明けも円高でスタートしそうですが。年明けに向けた観察ポイントです。
<105JASDAQ指数&107東証マザーズ指数>日足標準条件NO11・75日カイリ率
<JASDAQ指数 日足チャート>
年末に向けた「105」JASDAQ指数は、最後に10日移動平均線を上回りましたが、伸び悩んで引けた動きでした。前週の一時的な急落から戻してきましたが、まだボックスの域を脱せていません。チャート的には25日から75日移動平均線は上向きであり、上昇基調で今年を終えましたが。引き続き、10日から25日移動平均線を上回る状態から始まれば、上昇基調の年明けとなります。年明けに向けた観察ポイントです。
<東証マザーズ指数 日足チャート>
「107」マザーズ指数は、最後に25日移動平均線を上回りましたが、調整局面の域で引けました。25日移動平均線は75日移動平均線を下回っており、調整局面です。下げ渋って、年明けには切り返す可能性に期待は出てきたものの、25日移動平均線が75日移動平均線を下回る状態で、株価は75日移動平均線を下回っています。年明け以降、上回ってこなければ上昇基調に戻せません。年明けに向けた観察ポイントです。
<日経平均 624外国人投資家動向・週足チャート>標準条件NO1(月足基本チャート)
12月の「624」外国人投資家動向は、クリスマスに向けて買いは減ったものの、年末高を見れば、再び買われて引けた事でしょう。日経平均の大幅高は外国人投資家の買いが増えたからです。年末に向けて3兆円の買い越しで引けたのですから、年明けも期待出来ます。
外国人投資家の買い越し分は、何れは売却時期は来ますが、来年に持ち越した事は、引き続き、日本市場を強気に見ている事です。引き続き、来年も外国人投資家動向は注目されます。年明けに向けた観察ポイントです。
<日経平均 月足チャート>標準条件NO1(月足基本チャート)
月足チャートでは、12月も1100円以上の大幅高で引けました。3月安値から1万円以上の上げ幅は史上初めてです。この上げ幅を見れば、外国人投資家の買い越しの大きさが想像できます。来年は3万円に向けた上昇相場が期待されます。コロナ禍に負けない年にしてください。
チャート的には、60ヶ月移動平均線は上向き上昇トレンド、6ヶ月移動平均線と12ヶ月移動平均線も上向きで、今年は何本も大陽線が出現した年でした。6ヶ月移動平均線と12ヶ月移動平均線は上向きで、強い下値支持線です。年明けは6ヶ月移動平均線から、さらにカイリ幅が大きくなるため、値上がりすれば売り場接近です。ただ下段の9ヶ月SRV-D(81)は80ポイント以上をキープしているので、大きな下げは無いと見ています。下げたら買い場と見ています。年明けに向けた観察ポイントです。
<日経平均 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率
12月は、10日移動平均線に沿って小幅ボックス相場で推移していました。クリスマスが終わり、25日移動平均線接近から上放れしてきました。強い相場局面で年末を終えました。年明けも10日から25日移動平均線を上回る状態でスタートなら、上昇基調のスタートです。
日足チャートは、下から200日移動平均線、75日移動平均線、25日移動平均線、10日移動平均線の順に揃って、株価は10日から25日移動平均線を上回る強い上昇基調で引けました。年明けに向けた観察ポイントです。
年明け強力コロナ波は日本にも来るか。米国の高値更新相場は続くか。年明け外国人投資家はどう動くのか。世界はどう動く。
臨時コメントについて
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