米国大統領はバイデン新大統領の時代へとチェンジしました。トランプ大統領は巻き返しはできなかった。大統領の政策が変われば、また新たな時代が来ます。今までよりパワーアップ政策が出てくることを期待しています。日本も同様に、コロナに負けない力強い政策でV字回復を期待したい。V字回復の後は、日米ともに持続可能な国家戦略も期待したいものです。
今週も2万9000円に迫る強い上昇局面は続きましたが、上値は利食い売りに押される展開となりました。押されただけで、売られたわけではありません。強い相場状況は維持しています。外国人投資家はバイデン新大統領の政策を期待し、支持していると言えます。また日本の政策も支持されている事が分かります。不支持なら売られるからです。
今週も強い相場局面から、2万9000円から3万円を射程にする相場は続いています。引き続き、2万9000円台に乗せそうな勢いです。3万円相場が見えています。売り物を吸収できるという事は、売り物が少ないからです。売り物が少ないことは、強い上昇局面と見る事が出来ます。週間で-500円以上下げなければ買いが勝っています。強い上昇局面は持続していると判断できます。週間で-500円以上下げたら、この強い上昇局面は売り優勢に変わり、一服すると見てください。
週間で、-500円以上下げない状況が続くと3万円も射程圏内に入ってきます。2万9000円から3万円に向けて高値形成か、調整局面と見ていますが、勢いが続き、週間で-500円以上の下げがなければ、さらに上値を取るオーバーシュートの可能性も残っています。2万9000円前後から、個別株の動きによって売り場探しの可能性は強まります。まだ買えるとしたら、底値立ち上がりの出遅れ株狙いです。
昨年からコロナ禍で、企業業績へのダメージは大きいです。今年生き残れるのは体力がある企業と言われています。ダメージが大きい企業は、守りの経営はできません。攻めに転じなければ生き残れなくなるでしょう。今年はこんな年になるのではないでしょうか。企業は変化を求められる可能性が高いです。そういう面から、2022年度業績予想は期待されている。
社会ではクリーンエネルギーが求められ、公道で自動運転車が走るのを待ち焦がれています。コンピュータ(5Gなど)は、割高な中間職の仕事を効率化する事に長けています。その結果、賃金の2極化は進むことになるでしょう。時代を活かす企業が成長する事は証明されています。新たな時代は、株価も新たな局面に向かうと見ています。
半導体が先導し、循環物色される相場局面では、個別株はA株が上がると、隣のB株が買われ、交互に買われることで相場は循環します。売られるときも同じであり、現在は好循環で買われる相場が続いています。相場は逆回転しない間は下がれば買われます。引き続き、2月以降は、買われる業種と売られる業種に注目したい。
1月3週目の東証1部銘柄(2195銘柄)の6ヶ月移動平均線上回る銘柄数を見ると、225種株に過熱感が出始めている。2020年3月末230銘柄(225種19)→4月末415銘柄(225種17)→5月末1001銘柄(225種65)→6月末1104銘柄(225種90)→7月末796銘柄(225種65)→8月末1419銘柄(225種163)→9月末1643銘柄(225種115)→10月末1011銘柄(225種82)→11月末1382銘柄(225種161)→12月末1441銘柄(225種180)→2021年1月(7)1336銘柄(225種186)→1月(14)1463銘柄(225種207)→1月(21)1368銘柄(225種194)と225種株は8割を維持している事から過熱感が出始めている。強気相場は続くか。2月に向けた観察ポイントです。
1月3週目の「107」マザーズ市場(346銘柄)で75日移動平均線上回る銘柄数は調整中から上昇転換した。2020年3月末16→4月末102銘柄→5月末268銘柄→6月末277銘柄→7月末115銘柄→8月末180銘柄→9月末218銘柄→10月末126銘柄→11月末111銘柄→12月末69銘柄→2021年1月(8)88銘柄→1月(15)80銘柄→1月(22)125銘柄と調整中から増加に転じた。増加は続くか。2月に向けた観察ポイントです。
1月3週目の「105」JASDAQ市場(705銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数の増加は強まってきた。2020年3月末44銘柄→4月末129銘柄→5月末511銘柄→6月末586銘柄→7月末281銘柄→8月末363銘柄→9月末439銘柄→10月末277銘柄→11月末324銘柄→12月末328銘柄→2021年1月(8)374銘柄→1月(15)383銘柄→1月(22)408銘柄と増加は強まってきた。増加は続くか。2月に向けた観察ポイントです。
1月3週目の東証2部銘柄(475銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数も増加は続いている。2020年3月末26銘柄→4月末83銘柄→5月末338銘柄→6月末409銘柄→7月末199銘柄→8月末251銘柄→9月末311銘柄→10月末228銘柄→11月末249銘柄→12月末241銘柄→2021年1月(8)259銘柄→1月(15)262銘柄→1月(22)282と増加は続いている。増加は続くか。2月に向けた観察ポイントです。
1月3週目の東証1部銘柄(2195銘柄)の75日移動平均線上回る銘柄数は、強気相場は維持している。2020年3月末253銘柄(225種17)→4月末645銘柄(225種28)→5月末1786銘柄(225種169)→6月末1671銘柄(225種166)→7月末622銘柄(225種54)→8月末1144銘柄(225種135)→9月末1581銘柄(225種97)→10月末809銘柄(225種56)→11月末1136銘柄(225種136)→12月末1172銘柄(225種176)→2021年1月(8)1296銘柄(225種191)→1月(15)1205銘柄(225種194)→1月(22)1169銘柄(225種188)と強気相場は維持している。増加は続くか。2月に向けた観察ポイントです。
<801NYダウ 803NASADAQ指数 日足チャート>
バイデン新大統領は誕生し、高値更新相場は続いています。市場がバイデン新大統領を支持している事がわかります。「801」NYダウは3万1000ドルをキープし、強いチャートを示しています。チャート的に、下から200日移動平均線、75日移動平均線、25日移動平均線、10日移動平均線の順に揃った状態で、高値更新は続いています。強い上昇基調は続いているといえます。引き続き、バイデン新大統領の政策は支持され、期待されています。好感なら高値更新相場は続くと見る動きです。2月に向けた観察ポイントです。
こちらもバイデン新大統領を支持し、高値更新相場が続く。「803」NASDAQ指数も最高値更新相場を維持しています。NYダウと同じく、チャート的には、下から200日移動平均線、75日移動平均線、25日移動平均線、10日移動平均線の順に揃っている強い上昇基調です。引き続き、10日から25日移動平均線を上回る高値更新相場は続くと見ます。またバイデン新大統領の政策が期待されています。2月に向けた観察ポイントです。
<850ドル円 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率+75日ボリンジャーバンド
「850」ドル円(為替)相場は、年末年初は円高に振れた反動から、少し円安に戻しました。また25日移動平均線を下回る円高に振れています。円高基調は変わらない事の動きです。75日ボリンジャーバンド中心線(104円)は下向き、25日移動平均線を上回ってきたが、75日ボリンジャーバンド中心線まで戻したところから、円高に戻しています。ボリンジャーバンド幅の拡大は続き、中心線から-3シグマ間の円高基調です。
日足チャート的に、75日ボリンジャーバンド中心線(104円)を上値抵抗線に円高基調です。75日移動平均線と25日移動平均線(上値抵抗線)の2線間は、円高方向で拡大しながら推移しています。75日ボリンジャーバンド中心線を上回れなければ、引き続き、円高基調は続くと見る動きです。2月に向けた観察ポイントです。
<105JASDAQ指数&107東証マザーズ指数>日足標準条件NO11・75日カイリ率
<JASDAQ指数 日足チャート>
今週の「105」JASDAQ指数は、上昇相場を維持し、上値更新相場が続いています。10日移動平均線に沿って上昇相場を維持しています。75日移動平均線を上回る銘柄数は増加しており、強まっています。チャート的には、25日から75日移動平均線は上向き、上昇基調です。引き続き、下から200日移動平均線、75日移動平均線、25日移動平均線、10日移動平均線の順に揃っている上昇基調です。引き続き、上昇相場は続くと見る動きです。2月に向けた観察ポイントです。
<東証マザーズ指数 日足チャート>
今週の「107」マザーズ指数は75日移動平均線を上放れ、再上昇転換してきました。75日移動平均線を上回る銘柄数が増加に転じた事も、調整局面が終わったと見る動きです。これからマザーズ銘柄が動き出すことを意味します。75日移動平均線(上値抵抗線)を上回ったことから、上昇相場に戻すと見る動きです。再度75日移動平均線を下回ると戻り売り転換です。上回る動きは上昇相場は強まると見ます。2月に向けた観察ポイントです。
<日経平均 610評価損率・週足チャート>
1月2週の「610」評価損率はー11%で引けました。1月3週の評価損率は-11%台とほぼ同じです。少し数値が悪化したことからも、伸び悩んでいる事がわかります。来週発表の数値が改善するなら、高値ゾーンに入ってきたと言えます。徐々に過熱感が出てくると見る事ができます。評価損率から見る買い場は、-20%前後のボトムゾーンです。-10%から5%で高値ゾーン、-5%以上は高値警戒ゾーンと見ます。
2月に向けて、-10%から-5%で高値ゾーン。-5%以上に改善したら高値警戒ゾーンの売り場と高値警戒の両面から見てください。買うと高値掴みします。数値の改善は売り場を示すものです。2月に向けた観察ポイントです。
<日経平均 月足チャート>標準条件NO1(月足基本チャート)
再び1月の上げ幅は、+1300円以上に伸ばしてきました。非常に強い上昇局面を維持しています。月足チャートでは、6ヶ月移動平均線からカイリ幅が大きくなった状態で売り物を吸収し、上値を伸ばすまで買われています。強い上昇局面と高値警戒の両面から相場形成しています。2万9000円に乗せれば、利食い売りに押されると見ています。オーバーシュートすれば3万円に迫る可能性も強まっています。売り物に押されても、下げなければ強い上昇局面は維持しています。週間で-500円以上下落したら売り転換と見てください。
チャート的には、60ヶ月移動平均線は上向き上昇トレンド、6ヶ月移動平均線と12ヶ月移動平均線も上向きで、11月以降の大陽線は6ヶ月移動平均線と12ヶ月移動平均線を上回る強い上昇局面です。現在は6ヶ月移動平均線から大幅カイリ局面となっています。2万9000円以上から、高値感は強まると見ています。下段の9ヶ月SRV-D(85)は80ポイント以上をキープしている強い上昇局面のため、大きく下げたら買い場(押し目)を示しています。1月の観察ポイントです。
<日経平均 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率
1月以降、株価は10日移動平均線に沿って、上昇局面を維持しています。非常に強い上昇局面と見る事ができます。チャートでは、10日から25日移動平均線を上回る状態は強い上昇局面が続くと見ます。株価は10日から25日移動平均線を下回らなければ、下降転換しません。また週間で-500円以上下落しない限り売り転換しません。
日足チャートは、下から200日移動平均線、75日移動平均線、25日移動平均線、10日移動平均線の順に揃って、株価は10日から25日移動平均線を上回る強い上昇基調をキープしています。短期的には、25日移動平均線からカイリ幅が大きくなっており、利食い売りは出やすくなっているが吸収し、高値を維持しています。10日から25日移動平均線を上回る状態は強気相場は維持していると言えます。2月に向けた観察ポイントです。
市場はバイデン新大統領を歓迎している。日米ともに強気の高値更新相場です。2021年の外国人投資家はどう動くのか。世界はどう動く。
臨時コメントについて
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