3月末に向け乱高下局面となりましたが、思ったより下げは浅く、調整は短く、強い相場局面と感じられました。来週の29日は配当権利取り最終日となります。利食い売りに押されても切り返しているので、配当取り後も大きく下げない可能性は強いでしょう。NYダウに連動している事もあり、米国相場次第ですが。
2018年1月以来、「610」評価損率が-5%の水準まで改善しました。2018年は高値から-4000円調整しましたが、今年3月は高値から-2000円幅の調整で終わった可能性があります。今回は、チャート的に75日移動平均線で下げ止まったと見ています。週間では-500円以上下落したので、後は週間で+500円以上値上がりすれば再上昇転換切り返しとなります。
2月末の評価損率は-8%まで改善し、株価は高値から-2000円幅調整しましたが、翌週に週間で+500円以上値上がりし切り返し、上昇基調に戻しました。短期調整で終わってしまいました。短期で終わると言う事が強いと言う事です。来週は2022年度に切り替わる4月相場入りします。チャート的には25日移動平均線を上回れば、調整局面は終わって上昇相場に戻したと見ます。
来週以降、2022年度業績予想から株価は評価されます。4月はどの業種が良くなるか、業種的な絞り込みになります。5月連休明け以降から、個別株の業績発表から買われ始めたり、売られたりすると見ています。再度3万円回復から高値更新相場に向かうと見ています。
2月に続き、高値から-2000円幅下落しました。ニュースで理由を知ろうとするが、株価の乱高下、大幅下落など、色んな理由づけは後付けであり、ただ株は買われ過ぎて高いから売られるに過ぎません。もう下がるのかと狼狽売りに走ってしまう方もいたり、空売りを仕掛け大負けしたりする。
相場格言に「バットニュースで株を売るな」「グッドニュースで株を買うな」があります。株の世界ではニュースは後付けに過ぎません。ニュースより分析です。webチャート教室でも取り上げましたが、大型株指数が強く値上がりする上昇局面は強いと見ています。
長らく株価の動きを見てきましたが、株価が大きく乱高下するのは、「底値圏」か「高値圏」に集中します。個人的には、乱高下した時の株価水準を見て「底値現象」は下がれば買い、「高値現象」は高くなれば売りと分けて見ています。値動きが落ち着くと調整が終わったと見ます。来週以降、値動きが大きい場合、高値現象は続いている。切り返すか、落ち着いてきてからが安全でしょう。
個別株の2極化は続いております。日経平均が乱高下する中でも、出遅れ株物色、割安株の物色は続いていますし、続くと見ています。底値株、割安株を狙っている方は失敗はしないでしょう。ユーチューブでデイトレの動画を見て売買しても、うまくいく人は少ないでしょう。
相場は半導体から始まり、半導体からピークを付けます。今週の半導体関連株は25日移動平均線を上回るなど回復が見られます。4月以降、半導体関連株が回復してくるなら、再上昇相場に戻すと見る事ができます。今後も半導体関連株の株価状態で相場観察にしたいと考えます。
3月4週目の東証1部銘柄(2203銘柄)の6ヶ月移動平均線上回る銘柄数は強気を維持する。2020年3月末230銘柄(225種19)→4月末415銘柄(225種17)→5月末1001銘柄(225種65)→6月末1104銘柄(225種90)→7月末796銘柄(225種65)→8月末1419銘柄(225種163)→9月末1643銘柄(225種115)→10月末1011銘柄(225種82)→11月末1382銘柄(225種161)→12月末1441銘柄(225種180)→2021年1月末1407銘柄(225種195)→2月末1470銘柄(225種206)→3月(4)1520銘柄(225種197)→3月(11)1886銘柄(225種213)→3月(18)1935銘柄(225種214)→3月(25)1826銘柄(225種206)と強気を維持する。3月末は強気で引けそうです。4月に向けた観察ポイントです。
3月4週目の「107」マザーズ市場(350銘柄)で75日移動平均線上回る銘柄数は少し売られた。2020年3月末16→4月末102銘柄→5月末268銘柄→6月末277銘柄→7月末115銘柄→8月末180銘柄→9月末218銘柄→10月末126銘柄→11月末111銘柄→12月末69銘柄→2021年1月末120銘柄→2月末153銘柄→3月(5)115銘柄→3月(12)159銘柄→3月(19)189銘柄→3月(26)175銘柄と売られたが強気は維持する。4月に向けた観察ポイントです。
3月4週目の「105」JASDAQ市場(705銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数は強気を維持する。2020年3月末44銘柄→4月末129銘柄→5月末511銘柄→6月末586銘柄→7月末281銘柄→8月末363銘柄→9月末439銘柄→10月末277銘柄→11月末324銘柄→12月末328銘柄→2021年1月末424銘柄→2月末452銘柄→3月(5)359銘柄→3月(12)437銘柄→3月(19)502銘柄→3月(26)483銘柄と強気を維持した。増加は続くか。4月に向けた観察ポイントです。
3月4週目の東証2部銘柄(473銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数も強気を維持した。2020年3月末26銘柄→4月末83銘柄→5月末338銘柄→6月末409銘柄→7月末199銘柄→8月末251銘柄→9月末311銘柄→10月末228銘柄→11月末249銘柄→12月末241銘柄→2021年1月末298銘柄→2月末334銘柄→3月(5)280銘柄→3月(12)326銘柄→3月(19)362銘柄→3月(26)363銘柄と強気は維持した。増加は続くか。4月に向けた観察ポイントです。
3月4週目の東証1部銘柄(2203銘柄)の75日移動平均線上回る銘柄数も強気を維持する。2020年3月末253銘柄(225種17)→4月末645銘柄(225種28)→5月末1786銘柄(225種169)→6月末1671銘柄(225種166)→7月末622銘柄(225種54)→8月末1144銘柄(225種135)→9月末1581銘柄(225種97)→10月末809銘柄(225種56)→11月末1136銘柄(225種136)→12月末1172銘柄(225種176)→2021年1月末1302銘柄(225種177)→2月末1342銘柄(225種194)→3月(5)1336銘柄(225種178)→3月(12)1606銘柄(225種197)→3月(19)1886銘柄(225種205)→3月(26)1795銘柄(225種196)と強気相場を維持する。4月に向けた観察ポイントです。
<801NYダウ 803NASADAQ指数 日足チャート>
「801」NYダウは3万2000ドルをキープしているから、強気相場を維持していると見る事ができます。大型景気対策から景気回復期待は強く、高値更新相場は続きそうです。チャート的に、下から200日移動平均線、75日移動平均線、25日移動平均線、10日移動平均線の順を戻し、強い上昇基調を維持しています。短期的に、10日から25日移動平均線を上回る強い上昇局面を維持しています。4月に向けた観察ポイントです。
ハイテク銘柄の多い「803」NASDAQ指数は、25日移動平均線に押さえられています。75日移動平均線も下回っています。25日移動平均線を上回るまで戻さないと上昇基調には戻せません。チャート的に、下から200日移動平均線、75日移動平均線、25日移動平均線の状態から、株価は25日移動平均線で戻り売られています。25日移動平均線を上回れば、短期調整局面は終わり、再上昇相場に戻したと見ます。10日移動平均線から25日移動平均線を上回れなければ、調整局面と見てください。4月に向けた観察ポイントです。
<850ドル円 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率+75日ボリンジャーバンド
今週の「850」ドル円(為替)は、引き続き、月足60ヶ月移動平均線(109円)を上値抵抗線に円安(109円)は伸び悩んでいます。来週から新年度入りする事もあり、月足60ヶ月移動平均線(109円・上値抵抗線)を上回る円安に持っていけるか。日足チャートは、もう少しで75日移動平均線と200日移動平均線はGクロスが接近しています。円安局面が進む可能性が強まってきた形と言えます。
日足チャートでは10日移動平均線、25日移動平均線、75日移動平均線(中心線)は上向きに転じ、25日移動平均線は200日移動平均線を上回っている状態です。チャート的には10日から25日移動平均線を上回る状態は、円安基調は続くと見ます。10日移動平均線を上回る状態は、円安は続くと見ます。短期的に10日移動平均線を下回ると円高に戻すと見てください。4月に向けた観察ポイントです。
<105JASDAQ指数&107東証マザーズ指数>日足標準条件NO11・75日カイリ率
<JASDAQ指数 日足チャート>
「105」JASDAQ指数は75日移動平均線から切り返し、25日移動平均線を上回る上昇基調に戻しました。今週は全体が売られる中でも、JASDAQ市場の25日移動平均線を上回る上昇状態をキープしました。非常に強い状態を維持したと見る事が出来ます。チャート的には、10日から25日移動平均線を上回る上昇基調は続くと見ます。10日から25日移動平均線を下回ると売り転換の心配ありです。4月に向けた観察ポイントです。
<東証マザーズ指数 日足チャート>
今週の「107」マザーズ指数は75日移動平均線まで戻ってから、200日移動平均線まで売られました。25日移動平均線は上値抵抗線で戻り売られています。75日移動平均線を上回れば上昇基調に戻しますが、戻り売り相場に向かう心配があります。上昇相場に戻せるか。戻り売りは続くか。4月に向けた観察ポイントです。
<日経平均 610評価損率・週足チャート>
今週発表の「610」評価損率は、2018年1月以来の-5%まで改善し、高値警戒ゾーンの水準まで戻しました。今週の高値から-2000円幅の下落から、高値ゾーンであったことが分かりますが、2月末の調整と同じく、高値から約-2000円幅で切り返してしまいました。これで終わったとは言えないかもしれませんが、数値の改善は高値警戒ゾーンの心配は残ります。
3月3週-5%まで、高値警戒ゾーンまで改善した動きから、高値警戒ゾーンと見る水準ですが、切り返す幅も大きく、強気と高値警戒の両面となっています。相場全体では、高くなった株は売られ、底値立ち上がり銘柄は買われている2極化となっています。評価損率は-10%以上から高値警戒ゾーン・-5%以上は高値警戒ゾーン・買い場は-20%前後ボトムゾーンです。現在-5%まで改善してきたので、高値警戒ゾーンと強気の両面から見てください。4月に向けた観察ポイントです。
<日経平均 月足チャート>標準条件NO1(月足基本チャート)
3月の月足チャートは陰線+マイナスに転じましたが、プラスに戻してきました。6ヶ月移動平均線を上回っている状態は、上昇基調は続くと見ます。チャート的に陰線になりましたが、3月末までに陽線に戻せるか?6ヶ月移動平均線を上回っているので、強い上昇基調は維持されています。チャート的に、日経平均とNYダウの連動相場は続くと見る状態です。
6ヶ月移動平均線が上向きで、株価が上回っている状態は、6ヶ月移動平均線が下値支持線です。来週から4月相場入りします。大型株指数が上昇基調維持なら、新年度相場も強いと見ています。4月に向けた観察ポイントです。
<日経平均 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率
今週は75日移動平均線まで売り込まれましたが、当面は75日移動平均線を下値支持線と見ていますので、短期的には切り返してくると見ています。評価損率の改善から、調整局面は長引く心配は残っていますが、相場基調は強いので、短期調整の可能性もあり、その場合は強いと判断できます。
日足チャートは、下から200日移動平均線、75日移動平均線は上向きで、25日移動平均線は75日移動平均線を上回っている上昇基調は維持しています。株価が10日から25日移動平均線を上回る状態に戻せば、強い上昇局面に戻したと見る事が出来ます。4月に向けた観察ポイントです。
緊急事態宣言は解除へ。感染拡大増加に戻してしまうか。変異ウイルスの感染拡大はあるか。3月決算は強い状態を維持できるか。世界はどう動く。
臨時コメントについて
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