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三角煮詰める日本株
NYダウや独DAXが連日最高値を更新する一方、日経平均は蚊帳の外でスピード調整続く。出来高が10億株を割り込むなど日本株の人気離散は気がかりだ。
チャートは三角保ち合いを煮詰めており「放れ足」が焦点になる。アノマリー(経験則)では5月、6月に高値を付けること多く、三角を上放れる可能性は少なくない。菅首相が渡米して「日米首脳会談」を行った。これをキッカケに日本株が物色されてもおかしくない。
日経平均日足
ただ、気になるのはコロナ感染第4波だ。変異ウイルスが猛威をふるい、まん延防止処置が強化されたが、大阪も東京も人出は増えている有り様で再度の非常事態宣言が避けられない雲行きだ。
カンボジアにいる知人によると、カンボジアでは4月15日からロックダウン、お酒の販売も禁止されているという。コロナにビビッて外出を控えた1年前のように日本人にはいまモラル、警戒心が求められているのだが、難しい。
そうこうしているうちに快調な欧米株が過熱警戒から調整に入らないとも限らない。NYダウ、DAXとも週足RCIは過熱を強めており、日足チャートで調整入りを常にチェックしておく必要あるだろう。理由はともあれ、日本株は日経平均(TOPIX)の三角からの放れに従うことになる。
NYダウ週足
DAX週足
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