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トヨタが日本株を救う
なんと28日に日経平均は600円も上げ(29149円引け)、日足チャートは25日線を抜いて一気に75日線(同29245円)に迫った。5/13安値27385円から日足で12本を経過。割り込んだ一目の雲が29500円処でクロスし、週足の13週線(29199円)も控え、ここがアヤ戻り(プルバック)の大きな節目で、ここを突破できるか否かが今後の焦点になるのは言うまでもない。
日経平均日足
日本ではワクチン接種進展、経済正常化、業績回復(EPS2062円)などを背景に日経平均の節突破へ期待は募る。ただ、カギ握る米国で今週ISM製造業(6/1)、雇用統計(6/4)があり、日本では6/11にメジャーSQがある。高値圏にある株価は日米とも乱高下しやすいことは一つ承知しておきたい。
日経平均はクリアーした25日線を再び割り込むようだと軟調地合いを再び覚悟しなければならないが、調整を小幅で済ませるなら節突破に期待はつながる。
個別株で「7203トヨタ自動車」が上場来高値を更新、28日は窓を空けて高値9180円を付けてきた。目先、この窓を埋めるような調整も想定されるが、9月末の株式5分割(自社株買い)は魅力だけに、全員参加型の展開も想定され「もたつき買い、押し目買い」の基調が続くと思われる。日本を代表する「トヨタ」が堅調に推移するなら日経平均を押し上げる原動力にもなろう。日経平均とともに注目しておきたい。
トヨタ週足
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