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10日続伸もここから正念場
3/9の24681円が変化日で期日底になったとはいえ、SQ明けの14日から9日続伸とは驚きだ。日経平均は一気に28338円まで上げ、大きな節である200日線と52週線の水準に差し掛かった。
サイコロが10勝2敗、RCIは9日線100%、13日線98%と短期テクニカルは過熱を示す。そして30日に配当落ち(240円ほど)があり、さすがに今週は調整挟むだろう。
配当落ちのない日経平均先物の週足チャートを見ると、25日夜間は100円高28010円と続伸で終えたが、上に控える26週線(28025円)と52週線(28377円)に迫った。カギ握るNYダウも25日は34861+153ドルと続伸だが、週足は同じように52週線に差し掛かり、26週線(35087)に迫ったところだ。
日経平均先物週足
NYダウ週足
つまり、日米とも年初からの調整でチャートは「陰転」し、その後のアヤ戻りが正念場を迎えたということだ。勢いよく戻したことで新年度4月以降の相場に期待抱きたくなるのは山々だが、今週はどのような調整を見せるのか少し様子を見るのも悪くないと思われる。
日経平均は昨年の8月も6ヶ月の調整を経て底打ち、中間期末の9月に安値から3800円ほど急騰した。今回も6ヶ月の調整を経て3月期末に3650円ほど急騰した。チャートは大きく「N波」を形成しており、その観点においてもここからが正念場だ。
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