日経平均株価の動き(2022年08月26日)

前週は2万9000円に乗せました。7月初めから約3000円幅値上がりしました。今週は+3000円の上げ幅から利食い売りに押され、-500円まで売り込まれましたが持ち直しました。+3000円幅値上がりしたので上値は伸びにくくなるが、個別株が買われる流れは、引き続き続くと見ています。

日経平均は高値から-500円売られましたが、個別株では値上がり銘柄数(P市場)は1000銘柄以上買われる流れは続きました。日経平均は、+3000円幅上げた利食い売りに押され上値は伸びにくいが、個別株が買われる流れは続くと見ています。

7月末に6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数(P市場)は1000銘柄以上に増加し、上昇転換しました。8月も1000銘柄以上を維持し、上昇基調を維持しています。今週、日経平均が売られても6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は、1000銘柄以上を維持しています。日経平均が下げる中でも、6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数を1000銘柄以上を維持している状態は、強い上昇局面が続いていると言えます。

7月から+3000円幅上げた事で、日経平均だけ9月中旬頃まで上値が伸び悩む可能性はあります。それでも日経平均の切り返しが早まり、2万9000円以上に値上がりしてきたら、相場は強くなってきたと判断できます。日経平均は7月末に上昇転換したばかりであり、年末に向け、上昇相場は続くと見ています。

相場は半導体から立ち上がります。7月下旬から半導体関連株は底入れしてきました。この様な流れが、日経平均の上昇転換に繋がりました。8月に入っても、半導体関連株は75日移動平均線を上回っていて、立ち上がりが続いています。半導体が強まる流れが、9月以降の相場を強めると見ています。

個別株は、半導体関連株、電子部品、半導体関連素材、好業績株、主力株など、また出遅れ株など、今後も買われる流れは続くと見ています。まだ7月末に立ち上がったばかりであり、上昇相場の初動局面と言えます。岸田総理は、新原発建設に舵を切りました。原発建設なども材料視されてくる可能性が出てきました。

8月4週の東証プライム(1839銘柄)の6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は、半数以上を維持している。2022年4月(4)931銘柄(225種125)→4月末703銘柄(225種107)→5月末774銘柄(225種108)→6月末810銘柄(225種105)→7月末1125銘柄(225種142)→8月(4)1067銘柄(225種117)→8月(10)1085銘柄(225種127)→8月(18)1249銘柄(225種158)→8月(25)1278銘柄(225種156)と1000銘柄以上を維持し上昇を維持している。増加は続くか。9月に向けた観察ポイントです。

東証プライム銘柄

225銘柄

8月4週の東証スタンダード(1449銘柄)も増加を維持しています。75日移動平均線を上回る銘柄数は、2022年4月(4)705銘柄→4月末518銘柄→5月末657銘柄→6月末677銘柄→7月末779銘柄→8月(5)825銘柄→8月(12)811銘柄→8月(19)839銘柄→8月(26)883銘柄と増加を維持している。増加は続くか。9月に向けた観察ポイントです。

東証スタンダード銘柄

8月4週のグロース市場(482銘柄)も半数以上を維持している。75日移動平均線を上回る銘柄数は、2022年4月(4)320銘柄→4月末192銘柄→5月末213銘柄→6月末149銘柄→7月末262銘柄→8月(5)281銘柄→8月(12)258銘柄→8月(19)284銘柄→8月(26)281銘柄と増加を維持している。増加は続くか。9月に向けた観察ポイントです。

東証グロース銘柄

8月4週の東証プライム(1839銘柄)も強気を維持している。75日移動平均線を上回る銘柄数は、2022年4月(4)912銘柄(225種118)→4月末739銘柄(225種98)→5月末918銘柄(225種122)→6月末903銘柄(225種109)→7月末1186銘柄(225種128)→8月(5)1300銘柄(225種135)→8月(12)1375銘柄(225種162)→8月(19)1401銘柄(225種175)→8月(26)1398銘柄(225種170)と増加傾向です。増加は続くか。9月に向けた観察ポイントです。

東証プライム銘柄

225銘柄

<801NYダウ 803NASADAQ指数 日足チャート>

前週の「801」NYダウは3万4000ドルに戻し、200日移動平均線まで戻したところで-640ドル売られました。7月以降、戻りのピッチが速かった事で、200日移動平均線まで戻したところ、短期的な戻りの達成感から利食い売りに押されました。チャート的には75日移動平均線を上回っていれば、戻り基調は続いていると見る事が出来ます。引き続き、戻り基調は200日移動平均線前後に向けて、戻りは続くと見ています。9月に向けた観察ポイントです。

「803」NASDAQ指数は、200日移動平均線まで戻す前に売られました。こちらも75日移動平均線を上回っている状態は、戻り基調は続いています。戻り基調は、再度200日移動平均線に向けて戻す動きと見ています。75日移動平均線を上回っている間は、200日移動平均線に向けた戻り局面は続いていると見ます。9月に向けた観察ポイントです。

NYダウ NASADAQ指数 日足チャート

<125東証スタンダード単純総合指数 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率

日経平均が売られる中でも、「125」東証スタンダード単純総合指数は、値上がりを続けています。200日移動平均線を上回ってから、上値更新が続いています。引き続き、200日移動平均線を上回る動きは、底入れから立ち上がり銘柄が増えている事を表しています。200日移動平均線を上回る状態は、中小型株の上昇銘柄数の増加が続いている状況です。9月に向けた観察ポイントです。

東証スタンダード単純総合指数 日足チャート

<850ドル円 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率+75日ボリンジャーバンド

8月初めに130円まで円高に振れましたが、今週のドル円相場は137円まで円安に戻してきました。強い円安局面を維持していると言えます。7月139円を上回りそうな円安の勢いです。引き続き、強い円安局面で推移しています。

日足チャートでは、75日ボリンジャーバンド幅は拡大傾向→横ばい→拡大傾向に戻してきました。円安が強まってきた事を意味します。ドル円は上値は+1Σで押さえられていましたが、再度25日移動平均線を上回り、円安の強さを表しています。75日ボリンジャーバンド+1Σを上回る動きは、強い円安局面に戻したと言えます。9月に向けた観察ポイントです。

ドル円 日足チャート

<日経平均 610評価損率・週足チャート>

8月3週の評価損率は-10.55%(8/19)で、3週続けて-10%台の改善が続いています。前週に日経平均は、2万9000円台まで値上がりしました。7月から約+3000円幅値上がりした割には、評価損率の数値の改善は小幅と言えます。引き続き、改善余地、上げ余地を残していると言えます。

7月以降の評価損率の数値は→-13.13(7/1)→-12.16(7/8)→-12.36(7/15)→-11.03(7/22)→-11.17%(7/29)→-10.56%(8/5)→-10.48%(8/12)→-10.55%(8/19)と3週続けて-10%台まで改善しています。9月以降も個別株の上昇が続くなら、評価損率の改善は続くと見ています。週間で-500円以上の下げ無い間は、強い上昇局面を維持しています。9月に向けた観察ポイントです。

評価損率・週足チャート

<日経平均 月足チャート>標準条件NO1(月足基本チャート)

月足では、前週までの上げ幅は+1100円以上伸ばしました。2万9000円台まで上げた事で、今週は一時-500円幅売られましたが、今週の上げ幅では+840円幅まで回復しました。8月に株価が6ヶ月から12ヶ月移動平均線(下値支持線)を上回る動きは、上昇転換です。9月も6ヶ月から12ヶ月移動平均線を上回って始まれば、上昇基調は続くと見る事が出来ます。

月足チャートでは、7月末に12ヶ月移動平均線(上値抵抗線)まで戻し、8月に12ヶ月移動平均線を上回り、上昇転換したばかりであり、引き続き6ヶ月から12ヶ月移動平均線を上回る状態は、上昇基調は続きます。上回る状態なら、年末に向けて3万円を目指す動きです。9月に向けた観察ポイントです。

日経平均 月足チャート

<日経平均 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率

前週は2万9000円に乗せました。7月に200日移動平均線を上回ってから、約1ヶ月半で3000円幅値上がりしました。今週は3000円幅値上がりした反動で、一時-500円幅売られましたが、-290円幅まで戻しました。売られても25日移動平均線を上回る状態は、上昇基調は維持しています。また週間で-500円以上下げなければ上昇基調は維持している。

チャート的には、200日移動平均線を上回る状態を維持し、25日移動平均線を上回る状態は上昇基調です。200日移動平均線を上回って推移し、25日移動平均線を上回っているので、2万9000円の上値を更新してくる強さがあります。25日移動平均線を下回った時は、短期調整局面になります。9月に向けた観察ポイントです。

日経平均 日足チャート

米国市場は強いリバウンド続く。日本市場の半導体は買われてくるか。露ウクライナの影響はどうか。世界はどう動く。

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