W杯で日本はドイツに1勝を上げた。何故かスポーツが強い時は、株も強くなる傾向があります。阪神がセリーグで優勝する年は株高↑が多かったり。2021年度(昨年)のオリンピックでも、日経平均は3万円まで高値更新したりと。W杯での勝利を願うばかりです。
10月をボトムに、日経平均は上昇に転じています。目先は、8月高値(29200円)を目標に値上がりしています。8月高値を上回った場合でも、さらに上値更新は続くと見ています。東証P(1880)市場で6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は、1000銘柄を上回りました。225種でも、約150銘柄まで増加してきました。上昇相場が強まってきた事を示す数値です。
これから政府は、向こう10年で半導体支援に10兆円支援する予定です。またEV用バッテリーの開発など、向こう5年で3兆円を支援の予定です。EVにトヨタは8兆円、ホンダは7兆円、マツダは1.5兆円と、政府支援にメーカーの投資で30兆円に上ります。これから大型投資の時代に入り、設備投資関連の需要が拡大する時代になるでしょう。これだけでも先見要因であり、株高要因と言えます。
これに円安が加われば競争力は増し、利益を押し上げる事も株高要因に繋がるでしょう。工場の新設、設備投資関連、研究開発など、国産半導体シフトは設備投資、雇用など好景気に繋がります。EVに関しても同じですが、完成品の車は中国メーカーと品質や価格の競争の時代になり、安く品質の良いEV車が出来ると信じています。
11月に入り、半導体関連株、電子部品関連株など、上昇の動きは強まっています。関連する業種や銘柄に波及してくると見ています。まだ上げ余地を残している割安株、高配当銘柄も多く残っていて、引き続き、半導体関連株が牽引する上昇局面は続くと見ています。
引き続き、半導体関連、円安メリット、非鉄金属、鉄鋼、電子部品、精密、防衛、海運、好業績株、上昇基調株、底値立ち上がり株などの注目は続きます。
11月4週の東証プライム(1837銘柄)の6ヶ月移動平均線上回る銘柄数は、9月末のボトム水準から増加は続いている。2022年4月(4)931銘柄(225種125)→4月末703銘柄(225種107)→5月末774銘柄(225種108)→6月末810銘柄(225種105)→7月末1125銘柄(225種142)→8月末1182銘柄(225種146)→9月末715銘柄(225種66)→10月末989銘柄(225種103)→11月(2)917銘柄(225種113)→11月(10)903銘柄(225種107)→11月(17)979銘柄(225種122)→11月(24)1167銘柄(225種147)と増加は続いている。増加は続くか。11月の観察ポイントです。
11月4週の東証スタンダード(1449銘柄)も増加している。75日移動平均線を上回る銘柄数は、2022年4月(4)705銘柄→4月末518銘柄→5月末657銘柄→6月末677銘柄→7月末859銘柄→8月末859→9月末435銘柄→10月(7)490銘柄→10月(14)455銘柄→10月(21)468銘柄→10月末538銘柄→11月(4)487銘柄→11月(11)561銘柄→11月(18)607銘柄→11月(25)794銘柄と回復は続いている。増加は続くか。11月の観察ポイントです。
11月4週のグロース市場(498銘柄)も回復している。75日移動平均線を上回る銘柄数は、2022年4月(4)320銘柄→4月末192銘柄→5月末213銘柄→6月末149銘柄→7月末262銘柄→8月末279銘柄→9月末145銘柄→10月(7)173銘柄→10月(14)159銘柄→10月(21)191銘柄→10月末194銘柄→11月(4)177銘柄→11月(11)212銘柄→11月(18)232銘柄→11月(25)244銘柄と増加は続いている。増加は続くか。11月の観察ポイントです。
11月4週の東証プライム(1837銘柄)も回復は続いている。75日移動平均線を上回る銘柄数は、2022年4月(4)912銘柄(225種118)→4月末739銘柄(225種98)→5月末918銘柄(225種122)→6月末903銘柄(225種109)→7月末1186銘柄(225種128)→8月末1275銘柄(225種154)→9月末585銘柄(225種50)→10月末858銘柄(225種90)→11月(4)689銘柄(225種78)→11月(11)926銘柄(225種118)→11月(18)945銘柄(225種117)→11月(25)1337銘柄(225種156)と大きく回復した。増加は続くか。11月の観察ポイントです。
<801NYダウ 803NASADAQ指数 日足チャート>
NYダウの回復は続いています。もうすぐ8月高値を上回る寸前です。上昇基調に戻したと見る戻り幅です。月足でも、6ヶ月から12ヶ月移動平均線を上回り、上昇基調に戻した事が確認できます。大幅下落に転じない限り、上昇基調は続くと見る動きです。日足チャートでは、200日移動平均線を上回り、25日から75日移動平均線を上回る上昇局面は続くと見ています。12月に向けた観察ポイントです。
NYダウに比べ、「803」NASDAQ指数は出遅れていますが、25日移動平均線を上回り、反発局面に入っています。25日移動平均線を下回らなければ、75日移動平均線を上回る底入れの動きに向かうと見ています。25日移動平均線を下回ると、再下落に転じたと見なければなりません。引き続き、25日移動平均線を上回る反発から、75日移動平均線を上回る上昇局面に向かうところです。12月に向けた観察ポイントです。
<125東証スタンダード単純総合指数 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率
スタンダード指数も、200日移動平均線を上回ってから、75日移動平均線を上回る上昇局面に乗せてきました。強い戻り局面が続いている事が分かります。これから75日移動平均線を上回る上昇基調を維持し、上昇は強まると見ています。12月に向けた観察ポイントです。
<850ドル円 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率+75日ボリンジャーバンド
ドル円相場は、10月151円をピークに円高に戻しています。目先は75日移動平均線(中心線)まで円安に戻したところ、再度円高に振れて、75日移動平均線(中心線)を下回る水準で推移しています。現在は-1Σまで円高に動いてきました。引き続き、(1)140円から135円で推移するか(2)135円から130円に戻すか(3)140円から145円で推移するか。75日移動平均線(140円)を上回るか、下回って推移するかでレンジは決まるでしょう。
日足チャートでは、11月半ばに75日ボリンジャーバンド(中心線)を下回って、推移は続いています。現在は中心線から-1Σ幅で推移しています。-1Σを下回ると-2Σ(130円)まで、為替レンジは円高にシフトします。引き続き、中心線から-1Σで推移するか。-1Σを下回る円高に動くか。中心線から+1Σまで円安に動くか。中心線を上下に放れるかで決まるでしょう。12月に向けた観察ポイントです。
<日経平均 610評価損率・週足チャート>
評価損率は、4週続けて-10%台で推移しています。11月3週の評価損率は、-10.70%(10/28)→-10.62%(11/4)→-10.18%(11/11)→-10.67%(11/18)と10月ボトムから買われて、需給は改善しています。11月の評価損の改善は、買いが続いている事が分かります。株価は13週移動平均線を上回る上昇相場を維持し、上昇相場が続くと見る動きです。
7月以降の評価損率の数値は、→-13.13(7/1)→-10.56%(8/5)→–10.79%(9/2)→-9.42%(9/9)→-13.07%(9/30)→-12.09%(10/7)→-11.04%(10/21)→-10.70%(10/28)→-10.62%(11/4)→-10.18%(11/11)→-10.67%(11/18)と改善は続いています。11月は、13週移動平均線を上回る上昇基調を維持し、上値更新しています。株価上昇の改善が続く事を期待したい。12月に向けた観察ポイントです。
<日経平均 月足チャート>標準条件NO1(月足基本チャート)
中間決算発表後の11月も上げ幅を伸ばしています。10月の大陽線を上回り、上げ幅を伸ばし、24ヶ月移動平均線を上回る強い上昇局面になっています。全ての上値抵抗線を上回ってきたことで、ペナント型を上放れる可能性が強まってきました。引き続き、6ヶ月から12ヶ月移動平均線を上回る動きは、強い上昇局面は続きます。
月足チャートでは、今週も上げ幅を伸ばし、6ヶ月から12ヶ月移動平均線(上値抵抗線)を上回り、24ヶ月移動平均線も上回り、強い上昇局面に乗せてきたと見る事が出来ます。引き続き、6ヶ月から12ヶ月移動平均線を上回る上昇相場から上値更新が続き、まずは8月高値を上回る動きに期待したい。6ヶ月移動平均線を下回る下落は、アクシデントと言えます。12月に向けた観察ポイントです。
<日経平均 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率
今週は祭日を挟んでも、上げ幅を伸ばしています。10日移動平均線に沿って、11月中の上値を更新しています。200日移動平均線を上回る状態で、75日から25日移動平均線に沿った強い上昇局面です。引き続き、10日から25日移動平均線を上回る状態は、上値更新相場は続くと見ます。次の8月高値は射程圏内に入ってきました。
チャート的に75日から200日移動平均線を上回る上昇基調では、8月高値(2万9200円)が次の上値目標で、射程圏内に入る強い動きと言えます。上回れば、次は3万円台が目標になります。10日から25日移動平均線を上回る状態なら、上値更新相場は続きます。目先は、25日騰落レシオは124ポイントまで上がり、過熱感は出始めてきました。25日移動平均線を上回る上値更新相場を維持できるか。12月に向けた観察ポイントです。
W杯で日本は勝ち続くか。12月に米国は利上げを発表するか。日本のコロナ第8波はどうなる。内閣支持率は株に逆行か。世界はどう動く。
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