アベノミクスで最初に火がついた大手ゼネコン株ですが、このまま下落か?調整後再上昇か? 判別する為の方法を[短期上昇「材料株」が再上昇に転ずる調整パターンと併せて]御教示願います。
回答
いつも株の達人をご利用頂きましてありがとうございます。 この度はご質問ありがとうございます。
大手ゼネコン株の動きの見方について
基本的な日足チャートの見方として
・個別株は75日移動平均線を上回れば上昇転換です。上回る間は上昇は維持していると判断します。
・25日移動平均線が75日移動平均線を上回り、株価が25日移動平均線を上回る動きは上昇基調です。
・株価が75日移動平均線を上回る状態で10日~25日移動平均線を下回ったところは売り場です。
・株価が75日移動平均線を上回る状態で、再度株価が25日移動平均線を上回ったら切り返しです。
上記のチャート説明から 1801大成建設の株価の動きを参考にご説明しますと、現在、株価は75日移動平均線は上回っています。1月16日に10日移動平均線を下回り売り転換しました。1月23日に25日移動平均線を下回り、売り継続・調整局面です。
75日移動平均線を上回る間は上昇状態は維持していますので、25日移動平均線を下回った時は、いったんは売り場であっても、25日移動平均線を下回っている状態は日柄調整局面と考えます。今は25日移動平均線を下回った状態で、10日移動平均線を下回っていますので、まだ下値余地があると考えます。これで10日移動平均線を上回ってくれば下げ止まり(押し目)と考えます。25日移動平均線を上回れば再上昇に転じたと判断します。
まだ25日移動平均線は上回っておりません。調整局面と考えます。今後は25日移動平均線を上回り、上回った状態を維持すれば再上昇に転換したと考えます。
ご不明な点がございましたら、またご質問下さい。よろしくお願いします。
以上です。 ありがとうございました。