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勉強会、ご参加ありがとうございました。
勉強会では波動(ダウ理論)とトレンドを確認して頂き、いまは「下値抵抗線」に注視するよう申し上げてきました。日経平均は1月安値からの抵抗線と25日線にタッチしたところで、1つのポイントにきている。上昇基調にあるのだから「押し目買い」のポイントではあるが、この抵抗線をもし割るなら「陰転」を覚悟しなければならない。
期末、そして新年度4月入りのタイミングだ。政策相場として目先反発する可能性は十分にある。だが、少し戻して再び下げるリスクもある。日経平均のボリンジャーは「+1」を割り込み、TOPIXは下値抵抗線を割り込んできた。NY、DAXは最高値示現から調整となり日足の下値正念場に差し掛かる。ここから明確な戻りを見せるなら「上昇基調」を継続するが、欧米株が軟調となれば日本株もツレ安免れず、そうなればこれまで脇に追いやってきた過熱のテクニカルが一気に前面に出てくるだろう。
日経平均日足
TOPIX日足
DAX日足
春爛漫で先週はみなが強気に傾き「2万円は通過点」と多くの関係者が口にした。だが、配当取りも終え、日足は下値正念場を迎えている。日足が再び上昇を明確にするには「3/23高値19778円」を奪回し2万円に乗せることが条件。それを確認できるなら再び打診買いで流れに乗ればよい。それまでは「様子見」も一策ではないか。
過熱のテクニカルより流れ(トレンド)を重視し、「もうはまだ」という流れが続いているが、相場であれば「まだはもう」の時が必ずやってくる。それがどこになるかはチャートに聞くしかない。高値形成がWトップになるか三尊になるか、それも今後のチャートが答えてくれる。ただ、いずれにせよ過熱を無視して上げてきた相場だ。下値抵抗線を割ったら「陰転」と自分は捉える。
*次回の株達勉強会は5/31(日)予定です。
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