ベクトルの見方と活用方法(2015年05月21日)

今回はオシレーター系指標「ベクトル」の見方と活用方法について解説しました。

→ベクトルの見方・使い方

◆動画で使用した資料は以下になります。
☆ベクトルとは(2:45~)
ベクトルとは日々の終値の騰落から、過去一定期間の『傾きの平均』を表す指標です。一定期間における株価の動きの転換点を捉えるのに有効な指標といえます。ベクトルが、プラスのときは株価の回帰直線が上向きで上昇トレンド、マイナスのときは回帰直線が下向きで下降トレンドを意味しています。
・ベクトルがプラス圏にあれば上昇トレンドの状態
・ベクトルがマイナス圏にあれば下降トレンドの状態
・ベクトルが0(ゼロ)近辺で推移していると保ち合い状態

☆ベクトルのポイント1(4:57~、6:40~)
・買いポイント
ベクトルの傾きが下向きから上向きに陽転し、ベクトルと平均線がゴールデンクロスした時
・売りポイント
ベクトルの傾きが上向きから下向きが陰転し、ベクトルと平均線がデットクロスした時

・注意
ゼロ近辺でのクロスは保ち合いの可能性が高い

☆ベクトルのポイント2(7:53~、8:43~、9:45~)
・ベクトルがゼロを抜けてマイナスからプラスに上昇してきた時は、株価に勢いがある状態です
・ゼロよりも上にある状態で、ベクトルの向きが下向きに変わった時は売り場と判断します(天井圏の判断に有効)
・株価の動きと逆に動く場合がある
・銘柄によって数値が異なる(一般的なオシレーターのように上限や下限がない)

◆今回使用した標準条件は日足「4.25日ベクトル」です。
標準条件を表示(オンラインヘルプ)

→標準チャート 徹底解説【25日ベクトル】

※動画では見やすいようにベクトルの線を太くしています。
左上の【指標】をクリックし、「10.ベクトル」を選択後、右側にある【編集】をクリックしてください。
ベクトルを編集

「線幅」の項目を【太線】にして【確定】をクリックしてください。
線幅を編集

【チャート表示】をクリックし、【閉じる】をクリックしてください。

◆銘柄選択(17:30~)
今回作成した条件はこちらになります。
指標を一つづつ入力して検索(オンラインヘルプ)
条件

※条件を作成する前に、画像青枠で囲ってあります「選択条件の表示」の欄に既に他の指標が入っている場合は【初期化】をクリックしてください。
【初期化】をクリック

「指標の選択」から該当する各項目をクリックし選択後、必要箇所を入力してください。

「55.ベクトル」 実数値  本数1…25 以下…0
「56.ベクトル平均」 Gクロス 本数1…25 本数2…10
「9.総売買代金平均」 実数値 本数1…5 以上…100

市場別は「3.全銘柄」を選択し「ETF他除外」にチェックマークを入れてください。
市場別

→作成した条件の登録方法(オンラインヘルプ)

◆その他動画で出てきた操作方法
★トレンドラインの引き方 Ver7
トレンドラインの作成(オンラインヘルプ)

★表示期間の変更 Ver7
足種の切り替え・表示期間の変更(オンラインヘルプ)

★チャート画面を左右に移動して過去の足を確認する方法
過去の足を確認

→週刊ワンポイントアドバイス【動画】:目次へ

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