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7月の下落は「さすがにV時回復は難しいのでないか」と心配したが、なんのことなく日経平均は5日続伸で20600円台をあっさり回復、今回もV字回復となった。安保法案に新国立競技場、そして今秋上場の「郵政」を控えマーケットの「株高政策」はまだしばらく続き、日経平均の流れは1996年高値「22750円」指向と言える。
日経平均日足
ただし、連休明けの今週は重要変化日。週足は「5/28高値→9週、4/1L→17週」、日足では7/22に「7/9安値→9日、6/29安値→17日」と変化日が重なる。6/24高値20952円まであと300円ほどで高値更新も間近だが、高値に躍り出ると「一服入り」となるのも今年の特徴であるから、今週は「夏休み」前の仕上げ局面になる可能性もある。
「海の日」だからという訳ではないが「海運株」を見ておきたい。
バルチック海運指数
明治海運
「バルチック海運指数」が12連騰で4ケタを回復(17日1048ポイント)。一方方向に振れやすい指数で、週足は雲に抵触したことで目先波乱含みだが、上値抵抗線を上抜いたことで昨年11月1484高値まで走る可能性も出てきた。海運株は決算発表が7/31に集中するが、これまでまだ相場がないだけにバルチック指数の上昇を背景に物色されてもおかしくない。決算発表まで少し船に乗って遊んでみたい。「9104商船三井(決算7/31)、7148FPG(決算7/30)、9115明治海運(決算7/31)」など。
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