お客様各位
熊本県地方の地震により、被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。
早期の復旧をお祈り申し上げます。
微力では御座いますが、被災者の方々や被災地の救援・復旧に役立てていただくため、災害救助法適用地域にお住まいのお客さまに対し、可能な限りご支援させて頂きたいと存じます。
→2016年熊本県熊本地方の地震により被害を受けられたお客様へ(04/18)
前週は週間で+1000円以上、値上がりして上昇転換と判断する上げ幅となりました。今週は一変して売りで始まりました。週末のニュースで見るように、予想以上の熊本地方の地震の影響も投資家心理的に一先ず売っておけ。流れを変える要因になった様に感じられます。
ニュースでは、原油先物相場が下落し、円高に転じた事から為替連動型相場なので売りに転じたとあります。第2週は日本のSQで、3週はNYのSQです。この様な日米のSQなど要因から、2週から3週目はSQ要因で株価が乱高下することが多くあります。前週の上げはSQ要因と見ておりましたが、週末の震災の影響は心理的に大きかったと思います。
大震災では、復興を先取りとして建設株、道路工事、インフラ関連、資材関連株が上がります。阪神淡路大震災、東日本大震災でも、短期間に建設株、道路工事、橋梁工事、インフラ関連、資材関連株は暴騰しました。今回も同じ業種、関連株が値上がりすると思います。
熊本地方の地震の影響とは別に、チャート面から日経平均の方向性の見方は、月足チャートで見る上値抵抗線は30年平均線(16900円)、6ヶ月移動平均線(17600円)です。下値支持線は5年平均線(13800円)、10年平均線(13200円)です。チャート的には30年平均線(16900円)、6ヶ月移動平均線(17600円)を上回れなければ再上昇に向かいません。当面は30年平均線(16900円)以上値上がりしなければ、60ヶ月移動平均線(13800円)に向け売られると見る動きです。
上値抵抗線を突破できなければ、下値支持線の5年平均線(13800円)、10年平均線(13200円)まで下げてくると見ます。震災復興の影響で、今後、株価がどの様に動くか分かりませんが、5月から6月に向け上値抵抗線を突破できるか、突破できなければ下値支持線(60ヶ月移動平均線)まで下げてくるか観察する動きです。16900円以上値上がりしなければ下値支持線に向け下げてくると見てます。
上値抵抗線30年平均線(16900円)、6ヶ月移動平均線(17600円)を上回れなければ、三段下げに向かう可能性は高くなります。伊勢志摩サミットもあり、いつ頃2月安値14800円を下回るか。逆に16900円を突破すれば上昇基調に転換します。この2点が5月から6月に向けた判断ポイントです。
日経平均 月足チャート
熊本大震災の影響は明らかになるころ株価は動く。復興対策で株価は動く。円安に戻せるか。NYダウは最高値更新するか。どう動く世界市場。
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