NYダウの切り返しが強いこと、早いこと。NYダウが下がらないから、日経平均は強い状態を維持しています。今後もNYダウや為替の影響から上げ下げするでしょう。9月中間決算は出揃いました。個別株では、上方修正した株は買われたり、下方修正した株は売られたりしました。個別株の75日移動平均線を下回る銘柄数は増えても、日経平均は強い状態です。
NYダウは高値更新しました。日経平均も高値更新期待は強いと感じるが、今は12月SQに向けた動きであり、まず12月SQに向けた相場展開です。SQ後は年末は高値引けを期待するものの、NYダウや為替動向を意識します。高値更新できるか、12月に向けた観察ポイントです。
中間決算が出揃うと、次は2018年も良さそうな業種や銘柄は、先買いされたり、連想買いされたりします。割高に値上がりしている株の中には、先買いされている場合があります。上昇トレンドにつけと言うのは、こう言う場合があります。
11月SQ週の高値から売られてますが、前週はマイナスとなりましたが、今週は小幅で推移しています。1週で切り返したか。戻り売りに転じてしまうか。月末の動きを見ての判断となりそうです。調整不足感は残ってますが、思った以上に強いと感じられます。
23382円(高値)を上回れるのはいつか。年末は高値引けを期待していますが、NYダウ動向、為替の動きもあります。「相場は相場に聞け」の格言の如く、日経平均は、下げなければ高値更新に向けた動きは続いていると見ます。下げなければ強い動きと判断されます。
6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は、ピークから2割程度減った状態で推移しています。11月SQ週に、6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数が1750銘柄まで増加したところでピークとなり、6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は(11/22)1356銘柄で推移しています。来週は銘柄数の増加を見ることで、下げ止まりか、売られているかの参考になります。今後の観察ポイントです。
JASDAQ指数、東証マザーズ指数は切り返し、25日移動平均線を上回ってきました。JASDAQ指数、東証小型株指数、東証中型株指数が切り返した事は、日経平均に先行して動く性質があり、今後は日経平均の調整は終わって高値を付けると連想できます。新興市場、小型株指数は強い動きをしています。年末相場を見る上でのポイントです。
東証1部銘柄で、6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は増加に転ずる?8月末1406銘柄→9月末1575→10月末1747銘柄まで増加しました。11月(2)1716銘柄(225種208)→11月(9)1648銘柄(225種203)→11月(16)1225銘柄→11月(22)1356銘柄(225種168)と10月末には及ばないが、減少が止まれば下げ止まりを意味します。今後の観察ポイントです。
「107」マザーズ市場(245銘柄)、75日移動平均線を上回る銘柄数は、3月末132銘柄→4月末82銘柄→5月末127銘柄→6月末153銘柄(ピーク)→7月末139銘柄→8月末92銘柄→9月末78銘柄(ボトム)→10月末121銘柄→11月(2)119銘柄→11月(10)127銘柄→11月(17)102銘柄→11月(24)126銘柄と10月末を上回る強い動き。マザーズ市場は増加に転じた事で上昇相場は続くと見ます。観察ポイントです。
「105」JASDAQ市場(748銘柄)は、75日移動平均線を上回る銘柄数は、3月末444銘柄→4月末290銘柄→5月末440銘柄→6月末559銘柄→7月末588銘柄(ピーク)→8月末487銘柄→9月末483銘柄→10月末558銘柄→11月(2)536銘柄→11月(10)494銘柄→11月(17)407銘柄→11月(22)484銘柄と増加に転じた。増加は続くか。観察ポイントです。
東証2部銘柄(524銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数は、3月末333銘柄→4月末214銘柄→5月末280銘柄→6月末374銘柄→7月末429銘柄(ピーク)→8月末367銘柄→9月末363銘柄→10月末379銘柄→11月(2)376銘柄→11月(10)341銘柄→11月(17)295銘柄→11月(24)336銘柄と増加に転じました。増加は続くか。11月の観察ポイントです。
東証1部銘柄(2049銘柄)の75日移動平均線上回る銘柄数は、8月末1244銘柄(225種99)→9月末1575銘柄(158)→10月末1737(225種208)→11月(2)1696銘柄(225種212)→11月(10)1604銘柄(225種190)→11月(17)1267銘柄(225種167)→11月(24)1856銘柄(225種167)と増加したが、225種は増えていません。225種銘柄数は増加に戻せるか。11月観察ポイントです。
<NYダウ 日足チャート>
NYダウは、25日移動平均線を下げても翌日に切り返す強い相場です。減税法案は期待され、経済指標の回復から景気が拡大しています。クリスマス商戦期待もあり、今後も25日から75日移動平均線を上回っていれば上昇基調を維持します。
チャート的には、200日移動平均線、75日移動平均線、25日移動平均線は上向き、株価は25日移動平均線を上回る高値更新相場を続けてきました。25日移動平均線を下回っても切り返しました。また10日移動平均線を上回る上昇相場に戻しました。下段の14日RSIは50ポイントまで下がり、調整感は出つつあります。11月の観察ポイントです。
<ドル円 日足チャート>
米国FRBは12月の利上げを予定しているが、その後の利上げは鈍化しそうだと言うことからドル円相場の上値は重いでしょう。どんな理由でも、日本の業績が回復すれば自然に円高に振れてしまいます。今週は200日移動平均線を下回る111円まで円高に振れてきました。円高は続くか。112円を挟む小幅ボックスで推移は続くか。
チャート的には、200日移動平均線(111円)を下回る円高となりました。200日移動平均線(111円)を下回る円高は続くか。200日移動平均線(111円)前後でボックス相場は続くか。下段の14日RSIは30ポイント以下に下がり、調整感は出てきました。ボックスで推移は続くか。11月の観察ポイントです。
<東証マザーズ指数&JASDAQ指数>
<東証マザーズ指数 日足チャート>
「107」東証マザーズ指数は25日移動平均線を上回り、再上昇パターンに戻しました。引き続き、10日から25日移動平均線を上回る状態は上昇相場は続きます。下回ると調整局面に転じます。11月の観察ポイントです。
<JASDAQ指数 日足チャート>
「105」JASDAQ指数は25日移動平均線を下回っても、すぐ戻してきました。200日移動平均線上向き、75日移動平均線上向き、25日移動平均線を上回る上昇相場に戻しました。引き続き、25日移動平均線を上回る状態は上昇基調は続きます。11月の観察ポイントです。
<東証小型株指数&東証中型株指数>
<東証小型株指数 日足チャート>
「124」東証小型株指数も25日移動平均線を下回っても、すぐ上回り上昇基調に戻しました。200日移動平均線上向き、75日移動平均線上向き、25日移動平均線は上向き、25日移動平均線を上回る上昇基調です。11月の観察ポイントです。
<東証中型株指数 日足チャート>
「123」東証中型株指数も25日移動平均線を上回ってきました。200日移動平均線上向き、75日移動平均線上向き、25日移動平均線上向き、目先は25日移動平均線を上回り再上昇パターンです。再度25日移動平均線を下回ると売り転換します。11月の観察ポイントです。
<日経平均 月足チャート>
月足チャートでは、11月は1300円以上高くなり、1996年高値22750円(23382円)を上回ったところで売られました。一時は高値から-1000円以上下げましたが、戻してきました。まだ6ヶ月移動平均線からカイリ幅はあります。もう少し調整は続くか。観察ポイントです。
下段の9ヶ月SRV-D(黒)は前週86ポイント→今週87ポイントと強い状態を維持しています。80ポイント以上で推移する間は強い上昇局面は続きます。引き続き、下段の9ヶ月SRV-D(黒)が80ポイント以上を上回る状態は、強い状態を維持しています。今後の観察ポイントです。
<日経平均 日足チャート>
日足チャートでは、高値から-1400円下げても25日移動平均線で下げ止まりました。今週は切り返しました。テクニカル的には、25日移動平均線を上回る状態は上昇基調は続きます。引き続き10日から25日移動平均線を上回るなら、高値更新相場に戻します。観察ポイントです。
下段の14日RSIは、10月半ばの100ポイントをピークに下げました。今週は50ポイントまで下がってきました。調整感は出つつあります。14日RSIはボトムまで下げてから反転すれば押し目となりそうです。まだ少し調整不足にも感じます。目先は10日から25日移動平均線を維持できるか。上昇相場に戻すか。観察ポイントです。
中国株価指数は下げた。ドイツ連立どうなる。米国利上げどうなる。米国減税法案は大丈夫か。為替は円高にふれてしまうか。どう動く世界市場。
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