今週はNYダウの上昇をうけ、+300円以上値上がりしました。値上がり後はクリスマスを前に様子見相場に変わりました。米国では法事税減税+所得減税法案が可決され、NYダウは好感し、大幅高した流れが日経平均を牽引しました。来年は減税による設備投資増加や好景気を期待する声は多いでしょう。その恩恵は日本市場も受けよう。
日本市場は、日銀による買い支えに、トランプ大統領の証券法、および減税政策の期待が大きく、NYダウは大幅高した一年と言えよう。年内残すところ、日経平均が2万3000円台に乗せて高値引けする期待は大きいでしょう。2018年(来年)もご祝儀相場となるよう期待したい。来年は2万5000円を目指せるか。期待されるところは大きいでしょう。
日本市場は、下がれば日銀の買い支えが控えているから、大崩れはしないだろうと言う前提の期待があります。年末は幾らで引けるか。年明けは幾らで始まるか。どの業種が強いかなど、年内と年明けに向けた期待はありますが、個別株は大幅高し、高値圏の株は多くあり、押し目形成しないと買いにくいでしょう。高値にある株が多い中で、どれほど上げ余地を残しているか。引き続き、6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数(東証1部)が1500銘柄以上で推移するなら上昇相場は続くと見ることはできます。
「124」東証小型株指数は、日経平均の先行指標として見ることができます。小型株指数は高値更新を続けています。小型株指数が高値更新している事は、日経平均も高値更新する事を意味します。小型株指数が下がらなければ、日経平均は25日移動平均線を上回る高値更新相場は続くと見ることができます。小型株指数が崩れてきたら注意と言えます。
東証1部銘柄で、6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数の増加は上昇持続、減少では基調は変わるでしょう。8月末1406銘柄→9月末1575銘柄→10月末1747銘柄まで増加→11月末1488銘柄(225種183)→12月(7)1397銘柄(225種164)→12月(14)1534銘柄(225種172)→12月(21)1528銘柄(178)と横ばいと言えます。引き続き、強い状態維持なら、年末年始は上昇基調は続くと見ることが出来ます。先ずは年末に向け増加は続くか。観察ポイントです。
「107」マザーズ市場(247銘柄)、75日移動平均線を上回る銘柄数は、7月末139銘柄→8月末92銘柄→9月末78銘柄(ボトム)→10月末121銘柄→11月末140銘柄→12月(1)134銘柄→12月(8)119銘柄→12月(15)130銘柄→12月(22)126銘柄と若干減。年末に向けてマザーズ市場も高値引けできるか。観察ポイントです。
「105」JASDAQ市場(752銘柄)は、75日移動平均線を上回る銘柄数の増加は続くか?7月末588銘柄(ピーク)→8月末487銘柄→9月末483銘柄→10月末558銘柄→11月末510銘柄→12月(1)487銘柄→12月(8)481銘柄→12月(15)498銘柄→12月(22)494銘柄とほぼ横ばい。年月末に向け増加に戻せるか。観察ポイントです。
東証2部銘柄(515銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数は、増加に転じました。7月末429銘柄(ピーク)→8月末367銘柄→9月末363銘柄→10月末379銘柄→11月末350銘柄→12月(1)333銘柄→12月(8)320銘柄→12月(15)337銘柄→12月(22)332銘柄と横ばいです。年末に向け増加に戻せるか。観察ポイントです。
東証1部銘柄(2081銘柄)の75日移動平均線上回る銘柄数も増加。8月末1244銘柄(225種99)→9月末1575銘柄(158)→10月末1737(225種208)→11月末1450銘柄(225種171)→12月(1)1467銘柄(225種180)→12月(8)1465銘柄(225種173)→12月(15)1464銘柄(225種159)→12月(22)1522銘柄(225種172)と増加に転じました。年末に向け回復は続くか。観察ポイントです。
<NYダウ 日足チャート>
来週はクリスマス休暇を前に減税法案は可決しました。トランプ大統領は公約をプレゼントできたと述べました。NYダウの高値更新は続き、減税法案を先取りした形です。もう2万5000ドルを目前としました。年内に2万5000ドルに乗せはあるか。年明けか。来年もトランプ相場はいつまで続くか。引き続き、高値更新相場は期待されるでしょう。
チャート的には、200日移動平均線、75日移動平均線、25日移動平均線は上向きだが、25日移動平均線からカイリ幅は拡大し続けています。カイリ幅拡大は、短期調整の心配は残るでしょう。引き続き、高値更新相場維持と高値警戒が続くでしょう。10日から25日移動平均線を上回る状態は、高値更新相場は続くでしょう。
下段の14日RSIは86→74ポイントと下がってきました。RSIでは短期調整入りしそうな状態にあるが、株価の状態は強いと言えます。年末相場は高値更新は続くか。観察ポイントです。
<ドル円 日足チャート>
75日移動平均線(111円)を下値支持線に収斂から円安に動きつつあり。25日移動平均線も上回り、円安方向に動き出すか。ボックス域で推移は続くか。為替は111円から114円のボックス域での推移は続くか。減税法案後のドル高・円安は期待されています。
チャート的に、200日移動平均線(111円)、75日移動平均線(112円)は収斂から、75日移動平均線は上向きに転じ、25日移動平均線(112円)を下値支持線に切り上げているが、しばらくボックスで推移しそうです。下段の14日RSIは60ポイントまで上がってきました。80ポイントまで円安余地を残しています。ボックス幅での推移は続くか。年末年始の観察ポイントです。
<東証マザーズ指数&JASDAQ指数>
<東証マザーズ指数 日足チャート>
「107」東証マザーズ指数の回復は続くでしょう。もう少しで6月高値を上抜きそうです。200日移動平均線上向き、75日移動平均線上向き、25日移動平均線は上向きに転じ、上昇パターンです。10日から25日移動平均線を上回る上昇相場なら、年内中に6月高値を上回るか。観察ポイントです。
<JASDAQ指数 日足チャート>
「105」JASDAQ指数は強い高値更新相場続くでしょう。4000ポイントに近づく勢いです。10日から25日移動平均線を上回る上昇基調は、高値更新相場は続くでしょう。200日移動平均線上向き、75日移動平均線上向き、25日移動平均線を上回る状態は上昇相場です。年末年始の観察ポイントです。
<東証小型株指数&東証中型株指数>
<東証小型株指数 日足チャート>
「124」東証小型株指数は高値更新しています。引き続き、10日から25日移動平均線を上回るなら高値更新相場は続くでしょう。200日移動平均線上向き、75日移動平均線上向き、25日移動平均線を上回る状態は上昇基調続くでしょう。日経平均の先行指標と言えます。年末年始の観察ポイントです。
<東証中型株指数 日足チャート>
「123」東証中型株指数も高値更新(終値)続くでしょう。年末に向け、10日から25日移動平均線を上回る状態は、高値更新相場は続くでしょう。200日移動平均線上向き、75日移動平均線上向き、25日移動平均線上向き、25日移動平均線を上回る上昇基調は続くでしょう。年末年始の観察ポイントです。
<日経平均 月足チャート>
月足チャートでは、今週の値上がりで、12月はプラスに戻しました。年内にも2万3000円に乗せそうです。高値更新相場ですが、6ヶ月移動平均線からカイリ幅は大きく、高値更新相場は強気だが高値警戒は続くでしょう。カイリ幅が大きい状態は強気相場ですが、高値警戒の両面の相場判断は続くでしょう。年末に向けた観察ポイントです。
下段の9ヶ月SRV-D(黒)は88ポイントと強い状態の維持は続くでしょう。80ポイント以上で推移する間は強い上昇局面は続きます。引き続き、下段の9ヶ月SRV-D(黒)が80ポイント以上を上回る状態は強い状態を維持します。今後の観察ポイントです。
<日経平均 日足チャート>
日足チャートでは、今週も10日から25日移動平均線を上回る強い状態を維持しました。引き続き、10日から25日移動平均線を上回る状態は、強い上昇局面は続くでしょう。年末に向けて25日移動平均線を上回る状態は、2万3000円に乗せてくる可能性は残っています。年末に向けた観察ポイントです。
下段の14日RSIは50ポイントと低く上げ余地を残しています。14日RSIは50ポイントを上回ってくると→80ポイント前後まで上昇は続くでしょう。25日移動平均線を上回る状態は上昇余地あり。年末に向けた観察ポイントです。
米国減税法案可決しNYダウの高値更新は続くか。エルサレムどうなる。日経平均は年末に向け高値更新続くか。どう動く世界市場。
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