明けましておめでとうございます。
2018年大発会に相応しく2万3000円乗せ大幅高でスタートしました。
今週は2日しかありません。本格的な1月相場は来週からですが、大発会で741円高の大幅高で始まった事は、バブル期を思い出す大発会にも感じました。当時はこんな上げ幅は普通に続いてた時だったと。多くの人は実力とみなし、バブルと見ていた方は少数派でしたが、バブルを弾かせたのは国の政策によるものでした。もし弾かせてなかったら?
現在はデフレ脱却を理由と言いつつ、日銀は国策としてオリンピックまで株式(ETF)買い支え政策を続けるとしています。買い支えで、いつまで上昇は続き、ピークはいつか。今後の相場観察から判断していかなければなりません。カイリ幅が大きくなれば、高値警戒色は強まります。引き続き、強い上昇局面と高値警戒局面の両面の相場は続きます。相場格言では「素人投資家が市場に増加したら8合目」とされる。
引き続き、日経平均の先行指標は、「124」東証小型株指数です。「124」東証小型株指数の先行指標は「105」JASDAQ指数です。この2つの指標が高値更新している間は、日経平均の上昇相場は続くと見ます。「124」東証小型株指数が高値更新できなくなれば「122」大型株相場に移行します。何れは「122」東証大型株指数は、2007年高値を上回ってくると見ています。このあたりが今年の基調判断の観察ポイントです。
2018年の東証1部銘柄で、6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は増加して始まりました。2017年8月末1406銘柄→9月末1575銘柄→10月末1747銘柄まで増加→11月末1488銘柄(225種183)→12月末1557銘柄(225種175)→1月(4)1646銘柄(225種197)と大幅増加して始まりました。1700銘柄以上に増加してくると高値警戒感は出てきますので、観察しながらのポイントです。
「107」マザーズ市場(245銘柄)、75日移動平均線を上回る銘柄数は増加して始まりました。7月末139銘柄→8月末92銘柄→9月末78銘柄(ボトム)→10月末121銘柄→11月末140銘柄→12月末133銘柄→1月(5)144銘柄と増加して始まりました。来週も増加は続くか。観察ポイントです。
「105」JASDAQ市場(750銘柄)は、75日移動平均線を上回る銘柄数は増加して始まりました。7月末588銘柄(ピーク)→8月末487銘柄→9月末483銘柄→10月末558銘柄→11月末510銘柄→12月末505銘柄→1月(5)526銘柄と増加して始まりました。来週も増加は続くか。観察ポイントです。
東証2部銘柄(519銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数は、増加して始まりました。7月末429銘柄(ピーク)→8月末367銘柄→9月末363銘柄→10月末379銘柄→11月末350銘柄→12月末330銘柄→1月(5)364銘柄と増加して始まりました。年明けから増加は続くか。観察ポイントです。
東証1部銘柄(2081銘柄)の75日移動平均線上回る銘柄数は増加で始まりました。8月末1244銘柄(225種99)→9月末1575銘柄(158)→10月末1737(225種208)→11月末1450銘柄(225種171)→12月末1508銘柄(225種167)→1月(5)1679銘柄(225種196)と増加して始まりました。来週も増加は続くか。観察ポイントです。
<NYダウ 日足チャート>
年明けのNYダウは高値更新で始まりました。2018年は2万5000ドルに乗せて、強い上昇相場で始まりました。今年はどこまで上値を伸ばせるものか。今年もトランプ相場の期待は強い。引き続き、高値更新相場はどこまで伸ばせるか期待されるでしょう。
チャート的には、200日移動平均線、75日移動平均線、25日移動平均線は上向き状態は長く続いています。株価と25日移動平均線とのカイリ幅は拡大した状態での高値更新相場で始まりました。引き続き、高値更新相場の期待は強い。早く2万6000ドルも視野に入るか。10日から25日移動平均線を上回る状態は高値更新相場は続くでしょう。観察ポイントです。
<ドル円 日足チャート>
日本の年末年始中は少し円高に振れ、ドル円相場は75日移動平均線を下回りました。円高圧力は強いと感じられたが、日本市場が始まると25日から75日移動平均線を上回るまで戻しました。為替は円安に戻せなくても、株式市場への影響はなかったです。
チャート的に、200日移動平均線(111円)を上回る状態で、25日から75日移動平均線(112円)の小幅なボックス状態が続いています。25日から75日移動平均線を上回る状態は、小幅ボックス相場と言えます。25日から75日移動平均線(112円)を下値支持線とする動きが続くでしょう。しばらくボックス相場は続くのか。観察ポイントです。
<JASDAQ指数&東証小型株指数>
<JASDAQ指数 日足チャート>
「105」JASDAQ指数は、4000ポイントの大台に乗せて始まりました。今年もJASDAQ指数は強い上昇相場で始まりました。今後は4000ポイントを下回らなければ、強い相場は続いていると言えます。10日から25日移動平均線を上回る上昇基調は、高値更新相場は続くでしょう。年明けからいつまで続くか観察ポイントです。
<東証小型株指数 日足チャート>
「124」東証小型株指数は日経平均の先行指標です。3600ポイントに乗せて始まりました。引き続き、10日から25日移動平均線を上回る状態は、高値更新相場は続くでしょう。200日移動平均線上向き、75日移動平均線上向き、25日移動平均線を上回る状態は上昇基調が続くでしょう。日経平均は強いと言うことに先行しています。来週の観察ポイントです。
<日経平均 月足チャート>
2018年相場はスタートし、月足チャートでは2万3000円に乗せて大幅高でスタートしました。たった2日で950円以上の上げ幅となりました。引き続き、高値更新相場は続くと見ています。株価と6ヶ月移動平均線からカイリ幅は大きい状態は強気の高値更新相場であり、高値警戒の両面相場と言えます。カイリ幅が大きい状態を維持するのは強い状態と言えます。引き続き、強気と高値警戒の両面の相場は続くでしょう。年明けからの観察ポイントです。
下段の9ヶ月SRV-D(黒)は1月スタートと89ポイントまで高くなってきましたが、強い状態を維持していると言えます。引き続き、80ポイント以上を維持するのは強い上昇局面は続くと見ます。下段の9ヶ月SRV-D(黒)が80ポイント以上を上回る状態は、強い状態を維持します。1月の観察ポイントです。
<日経平均 日足チャート>
日足チャートでは、大発会は大陽線で始まりました。強い上昇局面でスタートしたと言えます。こう言う大幅高で始まった時は下げにくいのが特徴です。引き続き、10日から25日移動平均線を上回る状態は、強い上昇局面は続くでしょう。25日移動平均線を上回る状態は上昇基調ですが、価格的に2万3000円に乗せたので、2万3000円を維持できれば強い上昇相場は続いているとも判断できます。
下段の14日RSIは75ポイントまで戻してきました。まだ14日RSIは低く、上げ余地を残している言えます。80ポイント以上まで上昇余地ありと見ています。10日から25日移動平均線を上回る状態は、引き続き、強い上昇局面です。1月の観察ポイントです。
2018年相場は大幅高でスタートしました。今年もNYダウは2万5000ドル乗せの強い相場でスタート。日経平均も連動し、強い上昇で始まり高値更新続くか。逆にEUは荒れるか。どう動く世界市場。
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