売られたものの、早くも2万4000円に乗せてきました。1月4日大発会の東証1部値上がり銘柄数1778銘柄をピークに、値上がり銘柄数は減少しています。値上がり銘柄数は減っても日経平均は高値更新してきました。上昇中でも利食い売りに押された銘柄が増えた事を意味します。
NYダウは2万6000ドルに乗せました。NYダウが日経平均の牽引役になっている事は間違いない。これからもNYダウの上昇力に頼る事も間違いなさそうです。かなり急ピッチで上げてきた事を見ると、いつ調整が起きても不思議ではないでしょう。これを見ても強気と高値警戒の相場観察は続きそうです。
日経平均は2万4000円を付けましたが、6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は前週より減りました。利食い売りに押された事が銘柄数の減少から分かります。日経平均は上がっても持株は下がるパターンと言えます。年末から個別株は利食われていますが、日経平均は強気を維持しています。しばらく大幅高した株の利食い売りは続くと思います。小型株相場から大型株、出遅れ株にシフトしてくると見ています。
今週は、東証1部銘柄で6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は減少しました。2017年8月末1406銘柄→9月末1575銘柄→10月末1747銘柄まで増加→11月末1488銘柄(225種183)→12月末1557銘柄(225種175)→1月(4)1646銘柄(225種197)→1月(11)1697銘柄(225種198)をピークに→1月(18)1511銘柄(225種183)と10%減少しました。やはり1700銘柄まで増加した高値は売り場となりました。来週以降の観察ポイントです。
「107」マザーズ市場(245銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数も減少に転じました。7月末139銘柄→8月末92銘柄→9月末78銘柄(ボトム)→10月末121銘柄→11月末140銘柄→12月末133銘柄→1月(5)144銘柄→1月(12)168銘柄→1月(19)156銘柄と減少した。来週は増加に転ずるか。減少は続くのか。観察ポイントです。
「105」JASDAQ市場(750銘柄)は75日移動平均線を上回る銘柄数も減りました。7月末588銘柄(ピーク)→8月末487銘柄→9月末483銘柄→10月末558銘柄→11月末510銘柄→12月末505銘柄→1月(5)526銘柄→1月(12)586銘柄→1月(19)564銘柄と少し減りました。来週も減少か増加に戻すか。観察ポイントです。
東証2部銘柄(519銘柄)でも75日移動平均線を上回る銘柄数は横ばい。7月末429銘柄(ピーク)→8月末367銘柄→9月末363銘柄→10月末379銘柄→11月末350銘柄→12月末330銘柄→1月(5)364銘柄→1月(12)403銘柄→1月(19)404銘柄と横ばいと言えます。来週は増加に戻せるか。観察ポイントです。
東証1部銘柄(2081銘柄)も75日移動平均線上回る銘柄数は減少に転じました。8月末1244銘柄(225種99)→9月末1575銘柄(158)→10月末1737(225種208)→11月末1450銘柄(225種171)→12月末1508銘柄(225種167)→1月(5)1679銘柄(225種196)→1月(12)1623銘柄(225種185)→1月(19)1487銘柄(225種172)と利食い売りに押され減少に転じました。来週も減少続くか、増加に戻せるか。観察ポイントです。
<評価損率 週足チャート>
「610」評価損率-6.11%(12/22)→-5.77%(12/29)→-3.63%(1/12)まで高くなりました。やはり前週は-5%以上に高くなっていました。今週は2万4000円を付けたので、来週発表の数値はさらに高くなっていると思われるので、引き続き、高値警戒ゾーンと見ておきましょう。
過去の-5%前後の水準と株価水準を対比してみれば、高値と言うことが分かります。今週の株価を見ても、来週発表の評価損率は、さらに高値警戒ゾーンを示すと思われます。利食い売りから売られる株も増えそうです。数値が下がらなければ高値を維持する場合はあります。売られる場合もあり短期調整の心配もしておく必要があります。下げなければ強い状態は維持されるでしょう。来週以降の観察ポイントです。
<NYダウ 日足チャート>
今週もNYダウは高値更新しています。2万6000ドルに乗せてきました。立ち会い日数10日で1000ドル値上がりしました。ものすごいハイスピードで上昇しています。しばらく下がる理由はなさそうな状況です。トランプ相場は強い。どこまで伸ばすか期待は続くでしょう。米国の様な減税策を日本は出来ないものなのか?
チャート的には、200日移動平均線、75日移動平均線、25日移動平均線は上向きの強い状態が続いています。株価と25日移動平均線とのカイリ幅は拡大した状態を維持しながら、高値更新相場は続いています。引き続き、高値更新相場の期待は強いでしょう。10日から25日移動平均線を上回る状態は高値更新相場は続きます。減税策の経済成長の数値は試算される。観察ポイントです。
<ドル円 日足チャート>
米国減税策の影響か。ドル円相場は110円まで円高に振れました。円高でも景気回復局面と言うことで株価は高いです。為替動向は気にならなくなりました。200日移動平均線を下回り、円高で推移しているが、200日移動平均線を上回れるか。下回ったままなら、もう少し円高に振れる可能性は残ります。1月の観察ポイントです。
チャート的に、200日移動平均線(111円)を挟んだ小幅なボックス範囲での推移が続いています。200日移動平均線を上回れるか。上回れないか。しばらく小幅ボックスか。どちらに動くにもキッカケ待ちか。1月の観察ポイントです。
<JASDAQ指数&東証小型株指数>
<JASDAQ指数 日足チャート>
「105」JASDAQ指数は4100ポイントを維持する強い上昇相場を続けています。小型株指数の先行指標として強い相場を維持しています。10日から25日移動平均線を上回る上昇基調は、高値更新相場は続くでしょう。4200ポイントも早いか。観察ポイントです。
<東証小型株指数 日足チャート>
「124」東証小型株指数は、3600ポイントに乗せて強い上昇相場を維持しています。引き続き、10日から25日移動平均線を上回る状態は高値更新相場は続くでしょう。200日移動平均線上向き、75日移動平均線上向き、25日移動平均線を上回る上昇基調は続くでしょう。1月の観察ポイントです。
<日経平均 月足チャート>
月足チャートでは、2万4000円まで伸ばしてきました。引き続き、高値更新相場は続くと見ていますが、株価と6ヶ月移動平均線からカイリ幅は大きくなり、強気と高値警戒の両面相場となっています。カイリ幅が大きい状態を維持できれば、強い状態でも上昇は続くでしょう。しばらく強気と高値警戒の両面の相場と見ます。1月の観察ポイントです。
下段の9ヶ月SRV-D(黒)は、88ポイントと高い状態を維持しています。引き続き、80ポイント以上を維持するのは強い上昇局面は続くと見ます。下段の9ヶ月SRV-D(黒)が80ポイント以上を上回る状態は強い基調を維持します。1月の観察ポイントです。
<日経平均 日足チャート>
日足チャートでは、1月の大幅高より25日移動平均線からカイリ幅が大きい状態は続いています。下がらないので強い上昇局面は維持しています。引き続き、高値警戒から利食い売りで売られる株は出やすい状態ですが、下げなければ強い相場は維持していると言えます。引き続き、10日から25日移動平均線を上回る状態は強い上昇局面は続くでしょう。
200日移動平均線上向き、75日移動平均線上向き、25日移動平均線を上回る上昇基調です。75日移動平均線と25日移動平均線の2線幅は拡大している時は下げにくい状態と判断できます。浅い下げでも下げたら押し目になりやすい。引き続き、1月の観察ポイントです。
NYダウの高値更新いつまで続く。日経平均の高値更新いつまで続く。為替は円高に動くのか。どう動く世界市場。
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