今週はSQ週(SQ値21853円)でした。トランプ大統領は、前週まで中国との貿易戦争!今週はロシアとシリアを巡る対立と、これも秋の中間選挙に向けた支持率を上げようとする行動なのか?シリア情勢を巡るロシアとの対立は市場への影響が大きくなるか。しばらく注視する必要がありますが、相場格言は「遠くの戦争は買い」どちらに動くか。
日経平均は3週続伸となり2万2000円を意識した戻り局面です。個別株は2019年業績予想が出るまで様子見感は残りそうです。個別株が買われなければ、日経平均の上値は重くなります。4月下旬から5月連休明けに集中する2019年3月期業績予想の発表が出揃うまで2万2000円を意識した動きは続くか。
トランプ大統領のアメリカファースト!大国との対立軸の戦略は、しばらく続けるのか。相場の乱高下は長引く心配が残ります。内需関連の小型株、新興市場の成長株などは物色されても、大型株は2019年業績予想が出揃ってから動くか。しばらく新興市場の成長産業は注目と言えそうです。
それでも今週は2万2000円に接近まで、3週続伸した事は業績期待に繋がるか。残す4月の日数でプラスで引けられるか。月足で4月は陽線で引けられれば5月に繋がるが、陰線に転じてしまうと、5月は売り基調に転ずる心配が出てきます。4月はプラスで引けられるか。このあたりは来週以降の注目ポイントです。
2019年2月業績予想が出た銘柄では、2ケタ増収増益の小型株は買われています。2019年3月期業績予想も同じと言えます。2ケタ増収増益予想の好業績株は、2019年3月期業績予想発表後から買われるでしょう。引き続き、好業績株、割安株、売られ過ぎ株、成長産業は注目銘柄としてピックアップしておくと良いと思います。
東証1部銘柄の6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数の減少は止まらず、増加に出来るか。1月末1399銘柄(225種163)→2月末920銘柄(225種88)→3月末605銘柄(225種34)→4月(5)674銘柄(225種41)→4月(12)605銘柄(225種46)と弱い状態です。225種は盛り上がらず。2019年業績予想発表待ち状態です。
「107」マザーズ市場(246銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数は、4月も増加待ち状態が続く。1月末165銘柄ピークに→2月末117銘柄→3月末105銘柄→4月(6)94銘柄→4月(13)90銘柄と減少続く。4月中に増加に戻せるか。観察ポイントです。
「105」JASDAQ市場(743銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数は弱い状態続く。1月末571銘柄→2月末416銘柄→3月末248銘柄→4月(6)230銘柄→4月(13)233銘柄と弱く状態での推移続く。4月中に増加に戻せるか。観察ポイントです。
東証2部銘柄(515銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数も弱い状態続く。1月末398銘柄→2月末269銘柄→3月末136銘柄→4月(6)131銘柄→4月(13)123銘柄と弱い状態です。4月中に増加に戻せるか。観察ポイントです。
東証1部銘柄(2087銘柄)の75日移動平均線上回る銘柄数は弱い状態続く。1月末1239銘柄(225種130)→2月末804銘柄(225種56)→3月末564銘柄(225種35)→4月(6)643銘柄(225種42)→4月(13)673銘柄(225種52)と弱い状態です。4月は800以上に増加できるか。4月の観察ポイントです。
<評価損率 週足チャート>
「610」評価損率は、1月高値-3.63%(1/12)をピークに下落→2月-10.10%(2/9)→3月-11.66%(3/23)まで売られました。今週発表の-9.73%(4/6)は少し悪化しました。日経平均は値上がりしても評価損率は悪化。個別株は売られた銘柄が多かった事を示しています。
3月末に週間で+500円以上値上がりし、上昇転換してから3週続伸しています。また週間で-500円以上下落しなければ、下降転換したと判断しません。今週は13週移動平均線(上値抵抗線)まで戻したが上回れなかった。来週は13週移動平均線(21900円)を上回れるか。戻り売られるか。観察ポイントです。
<NYダウ 日足チャート>
NYダウは、200日移動平均線(下値支持線)を上回って推移していますが、25日移動平均線(上値抵抗線)前後で上値は押さえられています。25日移動平均線を上回れなければ、200日移動平均線まで戻り売られ、ボックスは続く可能性は残ります。200日移動平均線をキープしている状態は、上昇相場は維持されるでしょう。
チャート的に見ると、75日移動平均線を下回っているので、しばらくボックス相場か様子見相場は続く様に見えます。トランプ大統領は、6月に米朝会談の可能性について述べました。北朝鮮の事ですから「駆け引き」される可能性も残るでしょう。中国の後はロシアへ圧力は続くのかなど。しばらく国際情勢から目は離せないでしょう。4月の観察ポイントです。
<ドル円 日足チャート>
ドル円相場は25日移動平均線を上回って推移しています。円安基調に戻しやすくなっているが、107円が重石となっています。もう少しで75日移動平均線が107円まで下がってくるでしょう。円安が進み75日移動平均線まで円安に動くか。しばらく様子見です。25日移動平均線を上回る状態は円安は続くでしょう。25日移動平均線を下回るときは円高に逆戻りするでしょう。
チャート的には、75日移動平均線からカイリ幅は縮小しつつありますが、ドル円相場は25日移動平均線を上回るも、107円で押さえられています。引き続き、ドル円相場は国際情勢に左右されるでしょう。25日移動平均線を上回る円安は維持できるか。4月の観察ポイントです。
<JASDAQ指数&東証小型株指数>
<JASDAQ指数 日足チャート>
「105」JASDAQ指数、25日から75日移動平均線を下回る水準で小幅な動きです。25日から75日移動平均線を上回れない状態は、調整局面は続きます。25日移動平均線が75日移動平均線を下回る状態は、戻り売り相場は続くでしょう。上昇に戻せるか。4月の観察ポイントです。
<東証小型株指数 日足チャート>
「124」東証小型株指数は25日移動平均線に沿って小動きです。今週の小型株指数は小動きであった事がわかります。来週以降も25日移動平均線をキープするか。25日移動平均線を上回る状態は戻り相場は続くでしょう。4月の観察ポイントです。
<日経平均 月足チャート>
今週の月足チャートは陽線幅を伸ばし、キープしています。4月引けまでキープできるか。4月が陰線に転じてしまうと、5月、6月に向けて売り相場に転ずる心配があります。ローソク足は「陽線」を維持できるか。4月の観察ポイントです。6ヶ月移動平均線(上値抵抗線)は、上向きから横ばいに転じつつあります。当面の戻り目途と見ておく必要があります。
下値は12ヶ月移動平均線(下値支持線)を上回る状態を維持しているのは、上昇基調は維持しています。引き続き、12ヶ月移動平均線(2万1000円)を維持できれば、上昇相場は維持されるでしょう。陰線に転ずると再下落転換の心配があります。4月の観察ポイントです。
<日経平均 日足チャート>
今週はSQ週で+200円以上で2万2000円に迫りました。日足チャートでは、25日移動平均線を上回るが、2万2000円に押さえられて終わりました。様子見相場と感じられました。25日移動平均線を上回る状態をキープしているので、戻り基調は続いています。25日移動平均線を下回ると戻り売りに転じます。業績発表前は動きにくいか。
200日移動平均線(下値支持線)をキープする状態であっても下放れの心配は残るでしょう。25日移動平均線を上回るなら、75日移動平均線に向けた戻り相場と見る動きです。チャート的には200日移動平均線から75日移動平均線までのボックス相場の状態は続くでしょう。4月の観察ポイントです。
<NO24・75日線形回帰・短期移動平均線>
標準条件24番・75日線形回帰・短期移動平均線で見ています。今週は75日線形回帰トレンド中心線を上回り、+1μまで戻しました。+1μ(22000円)を上回れば、次は+2μ(23000円)が上値目途になります。下段の11日SRV%Dは80ポイント以上に高くなり、短期的には+1μを上回るパワーは残しているか?
75日線形回帰トレンド中心線は下向きの状態続く。下向きの状態では株価は戻りと見る動きであり、短期的に下段のSRV%Dは80ポイント以上に高くなりました。短期的には戻りの高値圏に見えます。中心線上回る状態を維持できるか。+1μを上回れるか。来週の観察ポイントです。
日本の政治はモリ・カケの平和政治。中国の次はロシアか。NYダウの上昇は続くか。円安は続くか。どう動く世界市場。
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