5月連休は終わり、2019年業績予想の発表はピークを迎えます。来期予想発表時期は一年で一番値上がりする株が探せる時期です。2ケタ増収増益で割安な株は買われます。この時期に上がる株を絞り込みましょう。個別株の業績を織り込み、日経平均は6ヶ月移動平均線(22380円)を上回って推移しています。
今週は為替に上値を押さえられた感じはしましたが、5月SQ(SQ値22621円)でもあり、週末のSQ明けから上放れた感じもありました。やはりSQで上値を押さえられていたか。上放れた事で、5月末まで6ヶ月移動平均線を上回る状態を維持できれば、再上昇相場に転じたと見ることはできます。
4月末の東証一部銘柄で6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は、918銘柄(225種110)まで増加して引けました。今週は980銘柄(225種110)まで増加してきました。800銘柄以上を維持することは、上昇基調を維持していると言えます。引き続き、800銘柄以上から1000銘柄以上に増加すると上昇基調に勢いが出てきます。今後の銘柄数の増加は強気相場を意味します。先ずは2万2500円を上回ると2万3000円を目指す動きです。
2019年3月業績予想は、2ケタ増収増益銘柄、小型好業績銘柄、売上げ大幅増収増益銘柄、売上高経常利益率が大きい銘柄など、中期上昇が期待できる銘柄です。好業績予想を発表しても、75日移動平均線を下回った株は業績内容は織り込み済みと見る動きです。見送りましょう。この時期の銘柄探しは重要です。
業績発表が終わって、日経平均が75日移動平均線(22300円)を上回って推移するなら、2019年業績予想は評価され、上昇相場は維持すると見ることが出来ます。75日移動平均線(22300円)を下回ってしまうと業績評価は低いと見なされます。75日移動平均線を上回るなら上昇相場に向かうと見ることはできます。引き続き、このあたり観察ポイントです。
東証1部銘柄の6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は、増加傾向続く。5月末には1000銘柄以上に増加できるか。1月末1399銘柄(225種163)→2月末920銘柄(225種88)→3月末605銘柄(225種34)→4月末918銘柄(225種110)→5月(1)839銘柄(225種108)→5月(10)947銘柄(225種104)と個別株は増加し、シッカリしています。5月相場は上昇は強まる動き。1000銘柄(225種113)以上は強気相場と見る事が出来ます。
「107」マザーズ市場(251銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数は、回復遅れる。1月末165銘柄ピークに→2月末117銘柄→3月末105銘柄→4月末84銘柄→5月(2)84銘柄→5月(11)97銘柄と少し増加しています。5月の増加は続くか。観察ポイントです。
「105」JASDAQ市場(741銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数は回復の兆し。1月末571銘柄→2月末416銘柄→3月末248銘柄→4月末265銘柄→5月(2)250銘柄→5月(11)304銘柄と増加しています。5月の増加は続くか。増加は業績の回復を意味します。観察ポイントです。
東証2部銘柄(513銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数も回復の兆し続く。1月末398銘柄→2月末269銘柄→3月末136銘柄→4月末140銘柄→5月(2)157銘柄→5月(11)182銘柄と増加しています。5月の増加は続くか。観察ポイントです。
東証1部銘柄(2089銘柄)の75日移動平均線上回る銘柄数の増加傾向続く。1月末1239銘柄(225種130)→2月末804銘柄(225種56)→3月末564銘柄(225種35)→4月末1077銘柄(225種134)→5月(2)1070銘柄(225種130)→5月(11)1251銘柄(225種149)と個別株の増加は伸びています。5月は1000銘柄以上の増加維持ができるか。観察ポイントです。
<評価損率 週足チャート>
4月末の「610」評価損率は-8.93%まで改善して引けました。1月高値-3.63%(1/12)をピークに下落→2月-10.10%(2/9)→3月-11.66%(3/23)→3月末-8.78%→4月末-8.93%と改善しました。5月は株価は上昇して始まっており、評価損率の改善は続くと思われます。-5%に近づくと高値警戒ゾーンです。
週足チャートでは、13週移動平均線を上回り、26週移動平均線(2万2300円)を上回って推移しています。5月相場は26週移動平均線を上回った状態なら上昇相場は続きます。26週移動平均線上回る事は、上昇相場は続くと判断できます。引き続き、26週移動平均線(2万2300円)を維持できるか。観察ポイントです。
<NYダウ 日足チャート>
NYダウは、200日移動平均線から75日移動平均線の2線幅でボックス相場が続いています。75日移動平均線(上値抵抗線)を下回る間はボックス相場は続きます。ボックス相場の間は日柄整理期間とも言えます。200日移動平均線を上回る状態は上昇相場は維持しているが、ボックス相場の状態です。
チャート的には200日移動平均線を上回っていても、75日移動平均線を下回る状態はボックス相場は続くでしょう。75日移動平均線を突破してくると上昇転換します。75日移動平均線を上回れない間は、下げたところが押し目となります。75日移動平均線を突破する時期はいつ頃か。5月の観察ポイントです。
<ドル円 日足チャート>
ドル円相場は、一気に75日移動平均線を上回ったが、200日移動平均線(上値抵抗線)を意識して上抜けない動きと言えます。200日移動平均線(110円)を意識した動きが続く間は小幅な動きが続くと見ておいた方が良さそうです。円安に動くとしたら、75日移動平均線と200日移動平均線の2線間が狭まってからに見えます。6月に入ってからか。それでも200日移動平均線に向けた円安チャレンジは続くでしょう。
チャート的には、75日移動平均線が上向きに転じ、200日移動平均線の2線間が狭まるのを待つ状態です。ドル円相場は75日移動平均線を上回る状態なら、何れ200日移動平均線(110円)は突破するでしょう。引き続きドル円相場は米国の手中にあり。5月の観察ポイントです。
<JASDAQ指数&東証小型株指数>
<JASDAQ指数 日足チャート>
新興市場は小幅値動き。「105」JASDAQ指数は25日移動平均線は上回っても、75日移動平均線(上値抵抗線)は下回っています。25日移動平均線を下値支持線に、75日移動平均線を上回る上昇転換待ちです。75日移動平均線を下回る状態は調整相場が続くでしょう。上放れ待ち。5月の観察ポイントです。
<東証小型株指数 日足チャート>
「124」東証小型株指数は75日移動平均線を突破し、上昇相場に戻しました。今週は25日移動平均線と75日移動平均線はGクロスしました。上昇相場に転換した動きです。5月は上昇相場維持できるか。観察ポイントです。
<日経平均 月足チャート>
月足チャートでは、5月は6ヶ月移動平均線を上回ってスタートしたが伸び悩んでいます。ハッキリ6ヶ月移動平均線を上回ってくれば、上昇基調に転換したと判断できます。6ヶ月移動平均線(上値抵抗線)を上回る相場は、上昇相場に戻したと判断できます。5月の観察ポイントです。
12ヶ月移動平均線(下値支持線)を上回る状態で、6ヶ月移動平均線(2万2400円)も上回ると上昇相場に転換です。次は6ヶ月移動平均線(22300円)が下値支持線となります。5月を6ヶ月移動平均線を上回る状態で引けたなら、上昇相場は強まります。5月は6ヶ月移動平均線を上回り上昇基調となり、6月相場に繋がるか。試される相場です。
<日経平均 日足チャート>
日足チャートでは、5月も75日移動平均線上回った状態で始まり推移している。上昇基調を維持した状態は、2019年業績予想を好感していると言える。業績が出揃った後、75日移動平均線を下回ると、業績は織り込み済みと判断される。75日移動平均線を上回る状態を維持することは上昇相場です。維持できるか。この点がポイントです。
今週は、25日移動平均線と75日移動平均線はGクロスしました。25日移動平均線が75日移動平均線を上回る事も強い上昇基調になった事を意味します。下回ると売り転換に逆戻りする。5月は上昇相場を維持すると期待したい。業績発表後どう動くか。観察ポイントです。
<NO24・75日線形回帰・短期移動平均線>
標準条件24番・75日線形回帰・短期移動平均線で見ています。今週も75日線形回帰トレンド+1μ(2万2300円)を上回って推移しています。+2μ(2万3000円)に向けた動きは続いています。3日移動平均線は下回ってきたが、5日移動平均線は上回る状態であり、+2μ(23000円)に向けた動きは続いています。
75日線形回帰トレンド+1μを維持することも、下値支持線を維持する事です。下回ると25日移動平均線(2万2000)まで売られる心配ありです。下回らなければ+2μ(2万3000円)に向けた動きは続いています。業績発表後の変化を見たいところです。5月の観察ポイントです。
日中韓会談後どう動く。イラン問題はどう動く。NY市場は荒れるか。NYダウの動き次第か。為替どう動く。どう動く世界市場。
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