2019年業績予想は、思っていた以上に良かった様に感じられました。その事を裏付ける様に、5月の日経平均は値上がりしています。好業績予想から上げ余地は伸びたと感じられますが、今週で2019年業績予想は一巡しました。一巡後、どう動くかですが、引き続き、まず2万3000円を目指し、次は1月高値を目指す展開を期待したい。
今週の東証一部銘柄で6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は、1051銘柄(225種121)まで増加しました。週間では上昇転換から上昇基調に転じたと見る数値です。業績発表後、日を追って相場が強くなったことが、銘柄数の増加からわかります。引き続き、1000銘柄以上で増加する事は、上昇基調が強まっている事を示しています。
個別株の選び方は、2019年3月業績予想、2ケタ増収増益銘柄、売上げ大幅増収増益銘柄、売上高経常利益率大きい銘柄など、中期上昇が期待できる銘柄です。好業績予想を発表後、75日移動平均線を下回った株は、業績内容は織り込み済みと見られるので見送りましょう。5月の銘柄探しは重要です。
業績発表が進むにつれて、日経平均は10日移動平均線(22600円)を下値支持線に2万3000円に接近しています。10日から25日移動平均線を上回って推移するなら、1月高値に向けて上昇相場は続くと見ています。5月中か6月に接近してくると見ています。6月に向けた観察ポイントです。
東証1部銘柄の6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は、増加傾向続く。6月に向けて1000銘柄以上を維持できるか。1月末1399銘柄(225種163)→2月末920銘柄(225種88)→3月末605銘柄(225種34)→4月末918銘柄(225種110)→5月(1)839銘柄(225種108)→5月(10)947銘柄(225種104)→5月(17)1051銘柄(225種121)と上昇基調が強まる増加数です。さらに上昇は強まるか。1000銘柄(225種113)以上は強気相場は続くと見る事が出来ます。
「107」マザーズ市場(251銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数の回復は遅れています。1月末165銘柄ピークに→2月末117銘柄→3月末105銘柄→4月末84銘柄→5月(2)84銘柄→5月(11)97銘柄→5月(18)97銘柄と出遅れています。まだ5月は出遅れるか。観察ポイントです。
「105」JASDAQ市場(741銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数の回復は遅れています。1月末571銘柄→2月末416銘柄→3月末248銘柄→4月末265銘柄→5月(2)250銘柄→5月(11)304銘柄→5月(18)296銘柄と減少し弱い。株価の回復は遅れている事が分かります。6月に向けた観察ポイントです。
東証2部銘柄(513銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数から、回復は弱いと見ます。1月末398銘柄→2月末269銘柄→3月末136銘柄→4月末140銘柄→5月(2)157銘柄→5月(11)182銘柄→5月(18)198銘柄と回復は弱い。5月は回復できるか。観察ポイントです。
東証1部銘柄(2089銘柄)の75日移動平均線上回る銘柄数の増加傾向続く。1月末1239銘柄(225種130)→2月末804銘柄(225種56)→3月末564銘柄(225種35)→4月末1077銘柄(225種134)→5月(2)1070銘柄(225種130)→5月(11)1251銘柄(225種149)→5月(18)1344銘柄(225種159)と増加は続いています。6月も1000銘柄以上を維持できるか。観察ポイントです。
<評価損率 週足チャート>
5月連休明けの「610」評価損率は、-8.93%→-8.54%と改善しています。-6%まで改善してくると高値警戒感が出始めます。1月高値-3.63%(1/12)ピーク→2月-10.10%(2/9)→3月-11.66%(3/23)→3月末-8.78%→4月末-8.93%→-8.54%と3月をボトムに改善している事が分かります。相場改善から高値警戒の時期を探りましょう。
週足チャートでは、26週移動平均線(2万2300円)を上回り上昇相場に転換しました。引き続き、13週から26週移動平均線を上回る状態は上昇相場は続きます。26週移動平均線上回った事で、次は1月高値を目指す展開相場となっています。6月に向けた観察ポイントです。
<NYダウ 日足チャート>
NYダウは、200日移動平均線から75日移動平均線の2線間でのボックス相場から、75日移動平均線(上値抵抗線)を上放れる上昇相場へと展開は変わりました。75日移動平均線を上回る事は、再上昇転換の動きと見ることができます。引き続き、上昇基調が強まることを期待したい。
チャート的には75日移動平均線を上回ってきた事は上昇基調ですが、今後は10日から25日移動平均線(下値支持線)を上回る状態維持で上昇相場は強まると見ています。75日移動平均線を下回らなければ、相場は逆戻りしないでしょう。6月に向けた観察ポイントです。
<ドル円 日足チャート>
ドル円相場は、200日移動平均線を上回る時期を伺っている様に見えていましたが、一気に200日移動平均線(上値抵抗線)を上抜く円安に動き始めました。10日から25日移動平均線(下値支持線)を上回る動きから、一気に200日移動平均線(110円)を突破した事は、強い円安基調に動いた事を意味します。
チャート的には、一度で200日移動平均線(上値抵抗線)を上回った事は、強い円安基調に動いた事を意味します。200日移動平均線を上回ったので、200日移動平均線を下回らなければ、円高に逆戻りはしません。200日移動平均線(110円)上回った状態を維持できるか。引き続き、ドル円相場は米国の手中にあり。5月の観察ポイントです。
<JASDAQ指数&東証小型株指数>
<JASDAQ指数 日足チャート>
未だ「105」JASDAQ指数は75日移動平均線を上回れず。新興市場の出遅れが分かります。75日移動平均線(上値抵抗線)を下回った状態で、25日移動平均線に沿って推移が続く。75日移動平均線の突破待ちに見えるが。75日移動平均線を下回る状態は調整相場続く。突破待ち。5月の観察ポイントです。
<東証小型株指数 日足チャート>
「124」東証小型株指数は1月高値に迫っています。業績発表後の小型好業績株の回復が分かります。75日移動平均線を突破し、上昇相場は強まっている。引き続き、上昇相場は強まる動きです。6月に向けて上昇相場維持できるか。観察ポイントです。
<日経平均 月足チャート>
月足チャートでは、5月は6ヶ月移動平均線を上回ってスタートしました。伸び悩んでいたが、業績発表後、上げ幅は大きく伸ばしています。ハッキリ6ヶ月移動平均線を上回ってきた様に感じられます。6ヶ月移動平均線(上値抵抗線)を上回ったので上昇相場は強まってきたと判断できます。5月の観察ポイントです。
12ヶ月移動平均線(下値支持線)を上回る状態で、6ヶ月移動平均線(2万2400円)を上回り、上昇相場は強まっています。6ヶ月移動平均線(22300円)は下値支持線になり、5月は6ヶ月移動平均線を上回る状態で引けるなら、6月に向け上昇相場は強まると見ることが出来ます。6月相場に繋がるか。5月の観察ポイントです。
<日経平均 日足チャート>
日足チャートでは、75日移動平均線を上回ってから2万3000円に迫っています。上昇基調から上値を伸ばしています。1月高値に迫るのも日柄待ちとなりました。2019年業績予想と為替円安を好感し、上昇は強まっています。業績発表は一巡したが、上げ幅を伸ばすことを期待したい。75日移動平均線を上回る状態を維持し6月相場に繋がるか。5月の観察ポイントです。
1月高値に迫るのはいつ頃か。10日から25日移動平均線(下値支持線)に沿って75日移動平均線を上回る状態は1月高値に迫る動きです。6月も上昇相場を維持する事を期待したい。業績発表後どう動くか。5月の観察ポイントです。
<NO24・75日線形回帰・短期移動平均線>
標準条件24番・75日線形回帰・短期移動平均線で見ています。75日線形回帰トレンドは下向き→横ばい→上向きに転じました。上昇トレンドに転じた事で、さらに上向き度は上がれば上昇基調は強まると見てください。上向き度が強まれば+2μ(2万3300円)→+2μ(2万4000円)に上がります。75日線形回帰トレンド+2μ(2万4000円)に、6月は迫るか。
75日線形回帰トレンドが上向き度が上がる事は、上昇相場が強まることを意味します。引き続き、+1μを下値支持線に上昇は続く動きです。6月に向けた観察ポイントです。
どこまで為替円安は進む。2019年業績発表一巡後どう動く。NY市場も高値に迫れるか。為替どう動く。どう動く世界市場。
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