今週は6月SQ(23825円)でした。やはりSQ週は動きました。前週の値下がり分を取り戻し、25日移動平均線(2万2500円)を上回り、週間で+500円以上値上がりし、再上昇転換した動きでした。25日移動平均線を上回った事で上昇基調に戻しました。週間で+500円以上値上がりしたので、再上昇に転換しました。来週は米朝会談を控えていますが、株価は続伸する可能性は高いと感じられます。好転材料になるか?
5月は2019年業績予想が出揃った後、米朝会談、イタリアなどを問題視し、為替の乱高下から5月末は値下がりして引けてしまいました。材料出尽くし感と言うより、2万3000円を付けたので利食い売りに押された様に感じられました。来週は再度2万3000円を目指す展開か。2万3000円以上に値上がりしなければ、1月の2万4000円が高値となってしまうでしょう。
東証1部銘柄の6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は、1000銘柄以上に回復してきました。1000銘柄以上に増加してくると勢いが付く可能性もあります。1000銘柄以上で増加するなら強い局面に向かう可能性あり。25日移動平均線を上回ったが、上値は2万3000円はフシメであり、1月高値2万4000円もフシメとなっています。フシメの抜き方が強ければ相場は強い。フシメの抜き方でも相場の強弱がわかります。米朝会談以降、強い相場展開に向かう事を期待したい。
東証1部銘柄で、6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は1000銘柄以上を維持するなら、上昇基調は維持します。目立った銘柄数の増加がないと弱い上昇状態と判断されるでしょう。来週以降、増加するなら2万3000円を上回ってくると見ることができます。銘柄数の増加と基調は一致します。
5月末は、6ヶ月移動平均線を下回って引けたが、6月に入り、再度6ヶ月移動平均線を上回ってきました。6月は6ヶ月移動平均線を上回る状態なら上昇基調に戻すと見ることができます。5月と同じく、6ヶ月移動平均線を下回って引けてしまうと、2ヶ月連続陰線となり弱い動きに転じてしまうでしょう。6月は陽線で引けるかどうか。相場の強弱判断のポイントです。
6月相場は、好業績の出遅れ株、為替の影響ないITの内需関連株、ハイテク株、好業績株の押し目など、引き続き物色されると思われます。こう言う株が買われる事で、日経平均はどこまで戻せるか。ハイテク株の多い、米国NASDAQ指数は最高値を更新しました。日本株も連動して買われるか。
6月の東証1部銘柄の6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は増加に転じました。6月末は1000銘柄以上を維持できるか。1月末1399銘柄(225種163)→2月末920銘柄(225種88)→3月末605銘柄(225種34)→4月末918銘柄(225種110)→5月末740銘柄(225種74)→6月(7)1074銘柄(225種120)と増加に転じました。225種も半数以上に増加しました。6月は回復に向かうか。1000銘柄(225種113)以上を維持できれば、強い上昇相場に戻すと見る事ができます。
「107」マザーズ市場(251銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数は、弱含み続く。1月末165銘柄ピークに→2月末117銘柄→3月末105銘柄→4月末84銘柄→5月(末)101銘柄→6月(1)101銘柄→6月(8)103銘柄と弱含みの状況に見えます。6月は増加するか観察ポイントです。
「105」JASDAQ市場(741銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数は、弱含み続く。1月末571銘柄→2月末416銘柄→3月末248銘柄→4月末265銘柄→5月(末)266銘柄→6月(1)281銘柄→6月(8)292銘柄と弱含み続く。6月は増加に戻せるか観察ポイントです。
東証2部銘柄(513銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数は、少し増加は続く。1月末398銘柄→2月末269銘柄→3月末136銘柄→4月末140銘柄→5月(末)181銘柄→6月(1)184銘柄→6月(8)204銘柄と回復が見られます。6月は増加に戻せるか観察ポイントです。
東証1部銘柄(2089銘柄)の75日移動平均線上回る銘柄数は増加に転ずる。1月末1239銘柄(225種130)→2月末804銘柄(225種56)→3月末564銘柄(225種35)→4月末1077銘柄(225種134)→5月(末)935銘柄(225種103)→6月(1)969銘柄(225種108)→6月(8)1171銘柄(225種132)と増加に転ずる。6月は増加は続くか観察ポイントです。
<評価損率 週足チャート>
「610」評価損率は-8.93%(4/27)→-8.54%(5/11)と改善した後、-9.58%(5/25)→-9.99%(6/1)と2週悪化しました。2週悪化の後、今週は反発に転じました。約-10%まで悪化(売られた)したことで、少し上げ余地を残しています。-10%から-5%の範囲は高値ゾーンと見る範囲です。数値が改善する事は高値を意味します。相場の強弱により数値は変わります。しばらく戻すか。
週足チャートでは、13週移動平均線まで売られたが、再度26週移動平均線を上回ってきました。再上昇転換の動きです。また週間で+500円以上値上がりしました。これも再上昇転換の上げ幅です。13週から26週移動平均線を上回った事で上昇基調に戻り、上昇は続くと見る動きです。6月は上昇続くか観察ポイントです。
<NYダウ 日足チャート>
NYダウは、25日移動平均線と75日移動平均線はGクロスし、上昇基調に戻しました。「803」NASDAQ指数は高値更新しており、NYダウの高値更新も期待されます。引き続き、25日移動平均線を上回る上昇基調に戻したので、25日移動平均線を上回る状態は上昇基調です。
チャート的には、25日移動平均線は75日移動平均線を上回るGクロス後、株価は25日移動平均線を上回り、下値を切り上げる上昇基調に転じています。引き続き、25日移動平均線(下値支持線)を上回る状態なら、上昇相場は強まる観察です。6月の観察ポイントです。
<ドル円 日足チャート>
ドル円相場は、再度200日移動平均線まで戻してきました。来週の米朝会談後はどう動くか。イタリア問題でも動きました。200日移動平均線を上回る円安に戻せるか。しばらくは75日移動平均線から200日移動平均線のボックスで推移は続くか。200日移動平均線(110円)を突破し、円安相場に向かうか。再度上放れるか観察です。
チャート的には、200日移動平均線(上値抵抗線)を上回ると円安に動き出した可能性ありです。200日移動平均線を下回る状態は様子見状態ともいえます。今週は200日移動平均線に戻す円安でした。25日移動平均線を上回ってきたので、再度200日移動平均線を上回れるか。引き続き、ドル円相場は米国の手中にあり。6月の観察ポイントです。
<JASDAQ指数&東証小型株指数>
<JASDAQ指数 日足チャート>
「105」JASDAQ指数は75日移動平均線を下回ったまま、25日移動平均線を上回れず。75日移動平均線(上値抵抗線)を下回った状態で、25日移動平均線を下回るのは弱い動きと言えます。75日移動平均線(上値抵抗線)は、重い状態続いています。75日移動平均線を下回る状態は調整相場が続くでしょう。6月の観察ポイントです。
<東証小型株指数 日足チャート>
「124」東証小型株指数は75日移動平均線まで売られた後、今週は25日移動平均線を上回るまで戻しました。25日移動平均線を上回れば上昇基調に戻します。引き続き、75日移動平均線、25日移動平均線を上回る状態は、上昇相場は維持します。6月の観察ポイントです。
<日経平均 月足チャート>
月足チャートでは、5月はマイナスで引け、残念な結果でした。6月はプラスに転じ、陽線から2万2800円まで戻してきました。6月はプラスに戻し、6ヶ月移動平均線(下値支持線)を上回ってきました。引き続き、ローソク足が陽線で6ヶ月移動平均線を上回っているなら、上昇基調は続きます。6月の観察ポイントです。
12ヶ月移動平均線(下値支持線)は上向き、6ヶ月移動平均線(2万2300円)も上向きで、株価が6ヶ月移動平均線を上回るなら、上昇基調は続きます。6ヶ月移動平均線(22300円)を維持できなければ逆戻りの戻り売りとなります。6月相場の観察ポイントです。
<日経平均 日足チャート>
日足チャートでは、前週は75日移動平均線まで売られ、今週は25日移動平均線を上回る切り返しの上昇です。チャート的には、25日移動平均線を上回ったので上昇基調に戻したと言えます。上昇基調を維持できるなら高値更新の動きに向かいます。目先の高値2万3000円は意識されるでしょう。
18日RCI、22日RCIは-50ポイントで切り返す押し目からの反発に見えます。18日RCIは上げ余地を残しています。チャート的に、25日移動平均線を上回る状態なら上昇が続くので、RCIは高くなります。RCIが高くなれば25日移動平均線を下回ると戻り売りになりやすい。6月の観察ポイントです。
<NO24・75日線形回帰・短期移動平均線>
標準条件24番・75日線形回帰・短期移動平均線で見ています。75日線形回帰トレンドは上向きの上昇トレンドです。75日線形回帰トレンド-1μから中心線を上回るまで戻しました。中心線を上回ったので+1μ(2万3200円)に向けた動きです。来週はどこまで戻せるか、+1μまで戻せるか。来週は上昇続くか。
-1μ(2万2000円)から反発→中心線(22700円)上回った→+1μ(2万3200円)に向けた動きに入ったと見ます。75日線形回帰トレンド中心線(2万2700円)を上回ると、短期の5日~10日移動平均線を上回る状態は+1μ(2万3200円)に戻す動きです。短期5日~10日移動平均線を維持できるか。引き続き、中心線を意識した動きが続くでしょう。6月の観察ポイントです。
来週米朝会談後どう動く。NYダウは高値更新できるか。日経平均も高値更新期待強まる。為替どう動く。どう動く世界市場。
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