新年あけましておめでとうございます。
今年も「株の達人」をご愛顧頂きますようお願い申し上げます。
2019年大発会は米国アップルシッョクを引きずるスタートとなりました。
お正月休み中、為替は104円まで円高に振れました。これもアップルショックの流れからの円高です。アップルの落ち着きが先か、為替の落ち着きが先か。為替が落ち着けば、株式市場も落ち着いてくると見ています。今年も波乱相場のスタートを切りました。
今年のスタートも米国市場の影響で始まった。アップル関連株と言われる値がさ優良株、部備品納入株などは大幅安のスタートとなった。大幅安は短期間に今後の業績下方修正を織り込んでしまう下げ幅を言います。先に売られた分だけ底入れは早くなると見ることができます。
日経平均の動きを見ますと、12月26日に1万9000円を下回りました。今後の悪材料によって1万9000円割れ水準を試すかどうか、切り返せるかどうか。この点は、今後の米中市場によって決まると言えそうです。二昔前は米国が風邪をひいたら、日本は寝込んでしまう。とまで言われました。米中両国が風邪を引けば、少なからず風邪はひくでしょう。
今後は1万9000円を維持できるか。また2万円台に戻せるかどうか。先ず底値水準と方向性が決まらないこと、株式投資は、新興市場、小型株など個別株物色となります。外国人技能者で派遣会社は買われるか。中国製通信機器排除で国内通信機器会社は買われるか。オリンピックに向けた建設ラッシュで、建設、資材、エネルギーなど買われるか。AI社会に向けソフト会社は買われるか。
<日経平均 日足チャート>
日経平均をボリンジャーバンドで見ますと、ボリンジャーバンドは拡大しています。下方拡大している間は底値確認はできていない事を意味します。短期の下げ止まり確認が出来るには、ボリンジャーバンド幅は縮小に転じます。縮小に転ずるまで不安定な動きは続くと見ておく必要があります。
下段の75日カイリ率は-10%以下で-幅は拡大しています。12月26日の-14%は当面のボトムに見えますが、まず下げ止まりの確認が出来ない間は、下げ止まりを待つしかありません。大幅-カイリ状態の後、10日移動平均線を上回れば下げ止まり確認です。ボリンジャーバンドは縮小待ちです。
アップルショック何時までつづく。米中貿易協議どうなる。ドル円相場は円高にシフトしたか。新年度の世界市場どう動く。
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