8月SQ週の翌週です。8月SQに向け6月高値を上回りました。高値を取った反動もあり今週から売られました。来週以降も9月SQに向け下落パターンは続くと見ていますが、25日移動平均線を下回ってから、下げは進むと見ています。8月SQに向け、四半期決算は出揃いました。株価を押し上げたプラス要因は出尽くした感じがあります。今週から売られる理由にもなっています。
今週も半導体関連株、電子部品株など、今まで相場を牽引した株は売られています。半導体関連株は、7月ピークから調整局面が続いています。引き続き、アドバンテスト、レーザーテックなどの相場先導株が10日から25日移動平均線を上回るまで、調整は続くと見ます。10日から25日移動平均線を下回っている状態は相場調整局面は続くと見ています。来週も下げは続くか観察銘柄です。
9月相場に向けて下げるなら、次に狙う業種は何が良いか。日経平均の先行業種である、スーパー、IT関連、半導体関連株、電子部品株など、次の立ち上がりも同じ業種が動く可能性があります。相場は半導体で始まり半導体からピークとなります。半導体関連株が立ち上がらなければ、次の相場先導株は何から立ち上がるか観察です。
8月相場はマザーズ指数が強い上昇局面に戻しました。テレワーク、自宅ワークのサービス業など多いことも挙げられます。引き続き、マザーズ市場は日経平均の影響を受けないから買われる銘柄が多いことも挙げられます。小さいマーケットでも成長産業が多い。新興市場銘柄の動きも観察です。
7月末に週間で-500円以上下落し、下降転換したと思ったら、8月1週で+500円以上の値上がりから上昇転換に戻しました。8月2週目も+500円以上の値上がりから6月高値を上回る強い上昇局面となりました。今週は週間で-300円以上下落したが、下降転換はしていません。来週以降、週間で-500円下落したら下降転換する。それまでは前週の上昇転換の流れが続いていると見ます。
来週も週間で-500円以上下落したらオプションの「宝くじ投資法」のプット局面に傾いたと判断できます。3月、6月に続いて100倍以上の値上がり局面となれば、今年3度目の100倍以上となります。今までにない非常に強いオプションの強い年だったと言えます。引き続き、来週以降、プット買い局面を待ちたい。
8月3週の東証1部銘柄(2181銘柄)の6ヶ月移動平均線上回る銘柄数は減少に転じた。2020年1月末1187銘柄(225種115)→2月末267銘柄(225種26)→3月末230銘柄(225種19)→4月末415銘柄(225種17)→5月末1001銘柄(225種65)→6月末1104銘柄(225種90)→7月末796銘柄(225種65)→8月(6)1091銘柄(225種136)→8月(13)1519銘柄(225種177)→8月(20)1299銘柄(225種157)は減少に転じた。225種銘柄も減少に転じた。9月に向けて増加に戻すか、減少は続くか。9月に向けた観察ポイントです。
8月3週の「107」マザーズ市場(327銘柄)で75日移動平均線上回る銘柄数の増加は続く。2020年1月末108銘柄→2月末36銘柄→3月末16→4月末102銘柄→5月末268銘柄→6月末277銘柄→7月末115銘柄→8月(7)150銘柄→8月(14)156銘柄→8月(21)174銘柄と増加は続く。マザーズ指数の高値更新から買われている事が分かる。増加は続くか。減少に転ずるか。9月に向けた観察ポイントです。
8月3週の「105」JASDAQ市場(701銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数は横ばいです。2020年1月末396銘柄→2月末97銘柄→3月末44銘柄→4月末129銘柄→5月末511銘柄→6月末586銘柄→7月末281銘柄→8月(7)304銘柄→8月(14)373銘柄→8月(21)344銘柄と横ばい圏です。来週は増加に戻すか。減少に転ずるか。9月に向けた観察ポイントです。
8月3週の東証2部銘柄(480銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数も横ばいです。1月末274銘柄→2月末64銘柄→3月末26銘柄→4月末83銘柄→5月末338銘柄→6月末409銘柄→7月末199銘柄→8月(7)199銘柄→8月(14)245銘柄→8月(21)227銘柄と横ばい圏です。8月は増加は続くか。減少に転ずるか。9月に向けた観察ポイントです。
8月3週の東証1部銘柄(2181銘柄)の75日移動平均線上回る銘柄数は減少に転じた。1月末780銘柄(225種73)→2月末67銘柄(225種7)→3月末253銘柄(225種17)→4月末645銘柄(225種28)→5月末1786銘柄(225種169)→6月末1671銘柄(225種166)→7月末622銘柄(225種54)→8月(7)868銘柄(225種96)→8月(14)1265銘柄(225種151)→8月(21)1081銘柄(225種124)と減少に転じ売られた事が分かる。8月は増加に戻せるか。減少は続くか。9月に向けた観察ポイントです。
<NYダウ NASADAQ指数 日足チャート>
今週の「801」NYダウは伸び悩みました。10日移動平均線、25日移動平均線は上向きで、株価は10日移動平均線は下回ったが、25日移動平均線を上回る上昇基調は維持しています。25日移動平均線を下回ると下降転換します。上回る状態を維持できれば、上昇基調は維持します。短期的には10日移動平均線と25日移動平均線を上回る状態を維持できれば、上昇は続きます。下回れば売り転換します。
今週も「803」NASDAQ指数は、強い上昇局面を維持しています。下値は10日から25日移動平均線に沿って、高値更新相場を維持しています。引き続き、株価が10日から25日移動平均線を上回る状態を維持できれば上昇局面は続きます。チャート的には、10日から25日移動平均線を下回れば下降転換します。
<ドル円 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率+75日ボリンジャーバンド
7月以降、ドル円相場は円高にシフトして推移しています。7月末に104円台まで円高に動き、8月SQに向けて107円まで円安に切り返しましたが、米国大統領選に向けジリジリ円高は続くか。為替チャートは75日移動平均線は下向きで下回る円高で推移しています。75日ボリンジャーバンド中心線(107円)から-3シグマ幅で推移する円高の動きです。
前週に、チャート的に75日ボリンジャーバンド中心線(107円)まで戻しました。中心線を上回れなかった事から円高へ戻しています。円高へ傾きは強まっている状態です。まだ75日ボリンジャーバンド幅は縮小したままから拡がり始めています。バンド幅が狭い状態では円高に動きにくいですが、拡がり始めると円高に動きやすくなるでしょう。9月に向けた観察ポイントです。
<JASDAQ指数&東証小型株指数>日足標準条件NO11・75日カイリ率
<JASDAQ指数 日足チャート>
7月から8月の「105」JASDAQ指数は、200日移動平均線に上値を押さえられた状態が続いています。今週も200日移動平均線前後で推移しています。JASDAQ指数は、もう少しで75日移動平均線と200日移動平均線がGクロスします。来週以降も75日移動平均線を上回る状態を維持できれば、上昇状態は維持します。下回れば売り転換です。9月に向けた観察ポイントです。
<東証マザーズ指数 日足チャート>
マザーズ指数は、6月高値を上回り再上昇に転じ、高値更新が続いています。10日から25日移動平均線を上回り、6月の高値を上回り再上昇に転じ、上昇を維持しています。引き続き、10日から25日移動平均線を上回る状態は上昇相場を維持します。9月に向けた観察ポイントです。
<東証中小型株指数 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率
<東証小型株指数 日足チャート>
「124」東証小型株指数は、200日移動平均線が上値抵抗線で上回れない状態です。前週は200日移動平均線を上回り、再上昇転換したのかと期待されましたが、再度200日移動平均線を下回る動きに戻してしまいました。引き続き、75日移動平均線を下値支持線に200日移動平均線を上回る動きは続くか。下回れば売り転換です。9月に向けた観察ポイントです。
<東証中型株指数 日足チャート>
「123」東証中型株指数は、75日移動平均線と200日移動平均線はGクロス寸前です。小型株指数より、中型株の方が動きが良かった事が分かります。200日移動平均線を下回らなければ上昇状態は維持します。200日移動平均線を下回ると売り転換の心配が出てきます。25日移動平均線から200日移動平均線を上回る状態は、上昇状態を維持します。9月に向けた観察ポイントです。
<日経平均 月足チャート>標準条件NO1(月足基本チャート)
NYダウの大幅上昇に連動し、8月の日経平均は連動して+1500円以上に高い場面がありました。今週は利食い売りから上げ幅を縮小しましたが、チャート的には12ヶ月移動平均線を上回る状態は維持しています。チャート的には12ヶ月移動平均線を上回る状態を維持していれば、上昇状態は維持されるでしょう。
9月に向けた相場でも、12ヶ月移動平均線を下回れば売り転換ですが、12ヶ月移動平均線を上回っていれば上昇状態は維持されるでしょう。引き続き、9月SQに向けて、12ヶ月移動平均線(2万2000円)を維持できるかどうか。9月に向けた観察ポイントです。
<日経平均 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率
チャート的に、75日移動平均線と200日移動平均線はGクロスしました。チャート的には上昇パターンですが、9月から10月に向けて調整局面と述べてきました。来週以降、25日移動平均線から200日移動平均線を維持できれば、上昇状態は維持されるでしょう。
チャート的には、25日移動平均線を上回る状態を維持しています。来週以降も維持できれば上昇を維持しますが、下回れば売り転換します。どちらに動くか。9月SQに向けた観察ポイントです。
米国の中国への厳しい経済対策はマーケットに表れるか。NASDAQ指数の高値更新は続くか。外国人投資家はどう動くか。コロナ&熱中症は影響続くか。世界はどう動く。
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