トランプ大統領からバイデン新大統領へと時代は代わる事になりました。バイデン候補の増税案から当選すると株は売られると言う風説とは真逆に、NYダウは大幅高となり高値更新しました。日経平均も連動し、2018年高値を上回り、高値更新相場へと新たな相場展開に移りました。今後の高値更新相場を期待したいが、週末は大幅高の利食い売りに押されました。
トランプ大統領の言う、裁判で争うなど、どんでん返しが無い限り、高値更新相場は崩れにくいと考えます。法廷闘争は年明けまでずれ込むと言われています。決着は年明けまで燻り続けるでしょう。11月終値が2018年高値(約24500円)を700円以上高く高値更新で引けると、12月も高値更新相場が続く可能性は高くなります。500円以内では翌月高値になる事もあるでしょうが、700円以上高く引けると、上昇基調の流れは強まる事が多く、高値更新相場への期待が高まります。
今年3月に16000円でボトムを付けた後、7月から8月に向けて上昇から高値形成し、9月から10月に調整し、11月から上昇に戻すと述べてきましたが、9月から10月は大きな調整はなかった。先行指標の半導体は、この様な調整から立ち上がってきましたが、日経平均は大きな調整はなく、日柄調整から再上昇に転じてきました。
引き続き、高値更新相場に期待したいと考えますが、まず11月末を幾らで引けるかにかかっています。2万5000円を下回って引けたら弱いと考えます。2万5200円以上で引けると上昇相場は続く見ています。途中に乱高下はあるものの、トレンドと基調を維持するなら、年末に向け上昇相場へ期待したい。
今週は11月SQ週で、11月SQ値2万5480円でした。本日の日経平均の高値より高い値となりました。本日の引け値がSQ値を下回って終わった事から、来週は調整局面か売られる可能性があります。SQ値で上値を押さえられているため、SQ値を上回らないと上昇相場に戻せないからです。11月SQ値(2万5480円)を上回ると上昇相場に戻したと見ることができます。
今年はコロナ禍で、世界的に株価は乱高下しました。乱高下で威力を発揮するのが「宝くじ投資法」です。年に2度から4度100倍以上になります。今年は3月18000プット450倍・6月23500コール200倍・11月SQ週に向け26000円コールは255倍になりました。今年は3度の100倍以上をつけました。来年も少額を大金にする「宝くじ投資法」で100倍を狙いたい。
株価の値上がりした理由に、コロナウイルスワクチンが出来た事が挙げられますが、国内では第三波と言える感染拡大が続いています。GoToトラベルから経済回復に舵を切った事から、感染は拡大したと見ているでしょう。今後の景気腰折れ、また自粛要請に逆戻りする事があれば、株価の売り要因になる心配は残ります。
コロナウイルスワクチンが出来たニュースからNYダウが大幅高になり、夜間取引で、日経先物は一時+1000円高しました。コロナウイルス終息から景気回復が早まると言う連想が投資家に拡がったが、また世界的に感染拡大が終わってない事が心配されます。
個別株は、コロナウイルスワクチンのニュースから、テレワークビジネスから、今までのビジネスに戻ると言う連想によって、今まで買われて大幅高したIT関連株は売られました。国内では、マザーズ指数、JASDAQ指数は買われず、日経平均(主力株)、大型株、中型株が買われる相場に戻りました。しばらく売られ過ぎていたため、買い戻しは続くと見ています。
引き続き、相場先導株は半導体から始まり、半導体からピークを付けます。11月に入ってからアドバンテスト、レーザーテック、東京エレクは上げ幅を伸ばしています。半導体関連株が、75日移動平均線を上回っている間は、相場全体は上昇局面は続くと見ます。今後の半導体関連株の動きは観察です。
11月2週の東証1部銘柄(2184銘柄)の6ヶ月移動平均線上回る銘柄数は株価上昇に伴い大幅に増加した。2020年1月末1187銘柄(225種115)→2月末267銘柄(225種26)→3月末230銘柄(225種19)→4月末415銘柄(225種17)→5月末1001銘柄(225種65)→6月末1104銘柄(225種90)→7月末796銘柄(225種65)→8月末1419銘柄(225種163)→9月末1643銘柄(225種115)→10月末1011銘柄(225種82)→11月(5)1404銘柄(225種121)→11月(12)1647銘柄(225種179)と大幅に切り返した。増加は続くか。強気相場に向かう。11月の観察ポイントです。
11月2週の「107」マザーズ市場(331銘柄)で75日移動平均線上回る銘柄数は少し減少している。2020年1月末108銘柄→2月末36銘柄→3月末16→4月末102銘柄→5月末268銘柄→6月末277銘柄→7月末115銘柄→8月末180銘柄→9月末218銘柄→10月末126銘柄→11月(6)161銘柄→11月(13)151銘柄と少し減少している。増加に戻せるか。11月の観察ポイントです。
11月2週の「105」JASDAQ市場(701銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数も少し減少した。2020年1月末396銘柄→2月末97銘柄→3月末44銘柄→4月末129銘柄→5月末511銘柄→6月末586銘柄→7月末281銘柄→8月末363銘柄→9月末439銘柄→10月末277銘柄→11月(6)342銘柄→11月(13)297銘柄と少し減少した。増加に戻せるか。11月の観察ポイントです。
11月2週の東証2部銘柄(479銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数も少し減少した。1月末274銘柄→2月末64銘柄→3月末26銘柄→4月末83銘柄→5月末338銘柄→6月末409銘柄→7月末199銘柄→8月末251銘柄→9月末311銘柄→10月末228銘柄→11月(6)253銘柄→11月(13)238銘柄も少し減少した。増加に戻せるか。11月の観察ポイントです。
11月2週の東証1部銘柄(2184銘柄)の75日移動平均線上回る銘柄数は増加している。1月末780銘柄(225種73)→2月末67銘柄(225種7)→3月末253銘柄(225種17)→4月末645銘柄(225種28)→5月末1786銘柄(225種169)→6月末1671銘柄(225種166)→7月末622銘柄(225種54)→8月末1144銘柄(225種135)→9月末1581銘柄(225種97)→10月末809銘柄(225種56)→11月(6)1294銘柄(225種105)→11月(13)1288銘柄(225種144)は増加している。増加は続くか。11月の観察ポイントです。
<NYダウ NASADAQ指数 日足チャート>
コロナウイルスワクチンが出来たニュースから「801」NYダウは最高値を更新しました。バイデン新大統領のコロナウイルス対策チームを作ると言う発表も、景気回復を後押ししていると考えられます。下から200日移動平均線、75日移動平均線、25日移動平均線の順に揃っている状態は上昇基調です。引き続き、25日移動平均線を上回る上昇基調から高値更新相場は続きそうです。11月の観察ポイントです。
逆にコロナウイルスワクチンが出来たニュースから「803」NASDAQ指数は売られました。割高水準まで買われたハイテク株から既存の割安業種に資金が流れたようです。それでもチャート的には、下から200日移動平均線、75日移動平均線、25日移動平均線の順に揃っている上昇基調です。引き続き、25日移動平均線を上回る上昇基調から高値更新相場に戻すことを期待したい。9月高値を意識するか。11月の観察ポイントです。
<ドル円 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率+75日ボリンジャーバンド
前週に為替は103円台まで円高に進み、75日ボリンジャーバンド-3シグマに達した事から、今週は75日ボリンジャーバンド中心線まで円安に戻しました。75日ボリンジャーバンド中心線を25日移動平均線は下回っています。円安に戻しても、チャート的に円高基調に変わりはありません。
日足チャート的に、今年6月以降、75日ボリンジャーバンド中心線(105円)を上値抵抗線に円高基調は続いています。25日から75日移動平均線(上値抵抗線)を下回る円高基調から、また75日ボリンジャーバンド-2シグマくらいまで円高に戻すと見ています。バンド幅-2から-3シグマまで円高になったら、また中心線に向けた動きを繰り返すと見ています。どう動くか。11月の観察ポイントです。
<JASDAQ指数&東証マザーズ指数>日足標準条件NO11・75日カイリ率
<JASDAQ指数 日足チャート>
今週の「105」JASDAQ指数は25日移動平均線を上回れずにいます。新興市場から東証一部市場に資金が移っている様です。チャート的には75日移動平均線を上回っているので上昇相場は維持しています。来週は25日移動平均線を上回る上昇基調に戻せるか。または25日移動平均線を下回った状態のままか。来週は25日移動平均線を上回れるか。11月の観察ポイントです。
<東証マザーズ指数 日足チャート>
今週の「107」マザーズ指数も25日移動平均線を下回ったままです。75日移動平均線は上回っているので上昇基調は維持しています。引き続き、75日移動平均線を上回っていれば上昇相場は維持し、25日移動平均線を上回れば上昇基調に戻ります。25日移動平均線を上回るまで戻せるか。11月の観察ポイントです。
<東証小型指数&東証中型株指数>日足標準条件NO11・75日カイリ率
<東証小型指数 日足チャート>
11月の「124」東証小型指数は、月足では60ヶ月移動平均線を上回り、日足では25日移動平均線を上回り上昇基調に戻しています。9月の高値を上回ってくれば高値更新相場に戻ります。引き続き、75日移動平均線、25日移動平均線を上回る上昇基調から高値更新相場に戻せるか。25日移動平均線を下回ると売り転換にまた戻ります。来週も25日移動平均線を上回る上昇が維持できるか。11月の観察ポイントです。
<東証中型指数 日足チャート>
11月の「123」東証中型指数も月足では60ヶ月移動平均線を上回り、日足では25日移動平均線を上回り、9月高値を上回り、高値更新相場に戻しました。引き続き、10日から25日移動平均線を上回る状態は高値更新相場は続くと見ます。再度25日移動平均線を下回らなければ売り転換しません。25日移動平均線を上回る上昇基調を維持できるか。11月の観察ポイントです。
<26000円コールオプション 宝くじ投資法>オプションチャート
米国でコロナウイルスワクチンが出来たニュースから、日経平均先物は夜間取引中に一時+1000円以上、値上がりしました。その値上がりから26000円コールオプションは、1円が255円まで値上がりしました。255倍になった訳です。少額を大金に変える「宝くじ投資法」です。
1年間に2度から4度、100倍以上になります。今年は3月18000円プット、6月22000円コールに続き、11月26000円コールが100倍以上になりました。毎月こつこつ1円を週間指し値で買い、週間指し値売りする方法です。
<日経平均 月足チャート>標準条件NO1(月足基本チャート)
米国大統領選挙が終わって、月足チャートでは、11月は2018年の高値(24448円)を上回り高値更新相場と上放れしました。米国大統領選挙結果から、外国人投資家が買ってきているからと考えます。米国NYダウが高値更新相場になった事も、日経平均の上昇要因と考えます。
チャート的には、60ヶ月移動平均線は上向き上昇トレンド、6ヶ月移動平均線と12ヶ月移動平均線を上回る上昇基調です。6ヶ月移動平均線か12ヶ月移動平均線を上回った状態は上昇基調です。11月は大陽線となり高値更新相場が期待できそうです。12月以降、下段の9ヶ月SRV-D(78)が80ポイント以上に高くなると株価は2割高くなります。11月の観察ポイントです。
<日経平均 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率
11月相場入りから、日経平均は上放れし、高値更新相場となりました。下から200日移動平均線、75日移動平均線、25日移動平均線の順に揃った状態から高値更新相場となりました。引き続き、25日移動平均線を上回る上昇基調から高値更新相場のまま引けました。
日足チャートでは、上昇基調から株価は25日移動平均線から上放れ、高値更新相場を続けています。25日移動平均線を上回っている状態は、高値更新相場は続きます。米国市場の上昇が続いていることから、日経平均も上昇しているので、引き続き、米国株式市場動向がカギと言えます。11月の観察ポイントです。
米国大統領選挙はバイデン候補が勝利した。年明けどんでん返しはあるのか。コロナ第三波の終息はいつ頃か。NYダウ、NASDAQ指数は大幅高は続くか。外国人投資家はどう動くか。世界はどう動く。
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