明けましておめでとうございます。今年も、引き続き、ご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます。
今年1週目に、昨年12月につけたバブル後の高値を更新し、2万8,000円台に乗せて始まりました。今年も強い相場を維持していることがわかります。成人式明けにGoTo再開どころか、コロナ感染拡大が続き、一都三県に緊急事態宣言が発表されました。株式市場はよい材料と受け取っています。来月7日まで、居酒屋など午後20時までの営業自粛要請は効果は出るのか。月末に効果が表れていなかったら売り要因の心配は残ります。
昨年11月の上放れから、3万円に向けた相場はスタートしました。1月相場はご祝儀相場から2万8000円に乗せて、高値更新してきました。3万円相場が近づいています。2万9000円前後まで、短期急伸してくると上げ幅が大きくなり、買いが付いてこれなくなり、いったん利食いの売り場になる可能性があります。引き続き、1月後半は、2万9000円が見えてきました。急伸は利食いの売り場になる可能性があります。売られて下がれば押し目の買い場になります。
相場は半導体から始まり、半導体からピークを付けます。その半導体関連株の急伸は続いています。先高感を示すものです。半導体は相場先導株であり、半導体の急伸が続くと、いったん売り場に近づいていると言う見方もできます。半導体が売られ始めると、順を追って他の業種に売りの流れは広がります。引き続き、半導体銘柄の動きは、相場の流れを先取りしており、今後の相場判断の上でも動きには注目です。
今年は昨年同様に、国家戦略銘柄の相場が続くと見ています。日本の国家戦略は、CO2から水素へ、エンジンから電池モーターへ、5Gから6Gへ、地上から宇宙へと大きなテーマに関連する銘柄が強いと見ています。これら全てに高性能の半導体が必要となります。電子部品には金が使われます。金鉱株の連動高も続くとみています。新たな技術革新をテーマに2021年度は大相場が期待出来る政策と見ています。
現在の相場の主導権を握っているのは外国人投資家です。バブル時は、個人投資家が売買代金の6割以上で主導権を持っていました。今は外国人投資家が6割以上と入れ替わり、個人投資家は1割位しかありません。外国人投資家の買い越しが続く間は、上昇相場は続くと見ています。下落に転じたら、外国人投資家の売りと見てください。外国人投資家の強気相場は続くか注目されます。
1月1週目の東証1部銘柄(2195銘柄)の6ヶ月移動平均線上回る銘柄数は少し減って始まる。2020年3月末230銘柄(225種19)→4月末415銘柄(225種17)→5月末1001銘柄(225種65)→6月末1104銘柄(225種90)→7月末796銘柄(225種65)→8月末1419銘柄(225種163)→9月末1643銘柄(225種115)→10月末1011銘柄(225種82)→11月末1382銘柄(225種161)→12月末1441銘柄(225種180)→2021年1月(7)1336銘柄(225種186)と少し減って始まる。強気相場は維持している。1月の観察ポイントです。
1月1週目の「107」マザーズ市場(346銘柄)で75日移動平均線上回る銘柄数は少し増加して始まる。2020年3月末16→4月末102銘柄→5月末268銘柄→6月末277銘柄→7月末115銘柄→8月末180銘柄→9月末218銘柄→10月末126銘柄→11月末111銘柄→12月末69銘柄→2021年1月(8)88銘柄と少し増加して始まる。増加は続くか。1月の観察ポイントです。
1月1週目の「105」JASDAQ市場(706銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数は少し増加して始まる。2020年3月末44銘柄→4月末129銘柄→5月末511銘柄→6月末586銘柄→7月末281銘柄→8月末363銘柄→9月末439銘柄→10月末277銘柄→11月末324銘柄→12月末328銘柄→2021年1月(8)354銘柄と少し増加して始まる。増加は続くか。1月の観察ポイントです。
1月1週目の東証2部銘柄(475銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数は横ばいで始まる。2020年3月末26銘柄→4月末83銘柄→5月末338銘柄→6月末409銘柄→7月末199銘柄→8月末251銘柄→9月末311銘柄→10月末228銘柄→11月末249銘柄→12月末241銘柄→2021年1月(8)254銘柄と横ばいで始まる。増加に戻せるか。1月の観察ポイントです。
1月1週目の東証1部銘柄(2195銘柄)の75日移動平均線上回る銘柄数は増加して始まる。2020年3月末253銘柄(225種17)→4月末645銘柄(225種28)→5月末1786銘柄(225種169)→6月末1671銘柄(225種166)→7月末622銘柄(225種54)→8月末1144銘柄(225種135)→9月末1581銘柄(225種97)→10月末809銘柄(225種56)→11月末1136銘柄(225種136)→12月末1172銘柄(225種176)→2021年1月(8)1296銘柄(225種191)と増加して始まる。増加は続くか。1月の観察ポイントです。
<801NYダウ 803NASADAQ指数 日足チャート>
2021年も高値更新相場で始まりました。「801」NYダウは、3万1000ドル台まで急伸して始まりました。チャート的に、下から200日移動平均線、75日移動平均線、25日移動平均線、10日移動平均線の順に揃った状態で高値更新は続いています。強い上昇基調で年明けしました。引き続き、高値更新相場は続くと見る動きです。1月の観察ポイントです。
「803」NASDAQ指数も最高値更新相場を維持しています。今年も高値更新は続く状況です。NYダウと同じく、チャート的には、下から200日移動平均線、75日移動平均線、25日移動平均線、10日移動平均線の順に揃っている強い上昇基調です。引き続き、10日から25日移動平均線を上回る高値更新相場は続くと見ています。1月の観察ポイントです。
<850ドル円 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率+75日ボリンジャーバンド
2021年の「850」ドル円(為替)相場は、円高基調で始まりました。75日ボリンジャーバンド中心線は下向き、25日移動平均線に沿った円高基調で今年を終えそうです。75日ボリンジャーバンド中心線は104円、-3シグマは102円まで円高を示しています。今年も中心線から-3シグマ間で推移している円高相場は続くでしょう。
日足チャート的に、75日ボリンジャーバンド中心線(104円)を上値抵抗線に円高基調です。75日移動平均線と25日移動平均線(上値抵抗線)の2線間は円高に拡大している。今年も75日ボリンジャーバンド中心線と25日移動平均線の2線間の幅が、さらに大きくなると、一時的な円安局面に戻す可能性もあります。1月の観察ポイントです。
<105JASDAQ指数&107東証マザーズ指数>日足標準条件NO11・75日カイリ率
<JASDAQ指数 日足チャート>
2021年の「105」JASDAQ指数は、上昇相場で始まりました。12月の高値を上回り、上昇基調に戻してきました。チャート的には、25日から75日移動平均線は上向き上昇基調です。引き続き、下から200日移動平均線、75日移動平均線、25日移動平均線、10日移動平均線の順に揃っている上昇基調です。引き続き、上昇相場は続くと見る動きです。1月の観察ポイントです。
<東証マザーズ指数 日足チャート>
2021年の「107」マザーズ指数は、75日移動平均線まで戻す反発で始まりました。まだ75日移動平均線が上値抵抗線ですが、75日移動平均線を上回る状態が続けば、上昇相場に戻したと見ます。75日移動平均線を下回ると戻り売り相場になります。1月の観察ポイントです。
<日経平均 610評価損率・週足チャート>
12月の「610」評価損率はー12%で終わりました。これだけ値上がりしても、儲かっていないと言えますが、改善は続いています。数値的に上げ余地を残していると見る事ができます。評価損率から見る買い場は、-20%前後のボトムゾーンです。-10%から高値ゾーン。-5%以上では高値警戒ゾーンと見ます。
1月から2月に向けて、-10%から高値ゾーン。-5%以上に改善したら高値警戒ゾーンと見て、高値警戒をしてください。買うと高値掴みします。上値は売り場になる可能性があります。1月の観察ポイントです。
<日経平均 月足チャート>標準条件NO1(月足基本チャート)
今週は週間で、+500円以上の上げ幅から強い上昇局面は続いている事を示す上げ幅です。月足チャートでは、昨年11月の大幅高からカイリ幅が大きくなっています。1月中に2万9000円に乗せてくると、利食い売りが出やすい水準に見えます。強気相場は維持していますが、短期的には高値感が強くなってきます。週間で-500円以上、下落したら売り転換とみてください。
チャート的には、60ヶ月移動平均線は上向き上昇トレンド、6ヶ月移動平均線と12ヶ月移動平均線も上向きで、株価は6ヶ月移動平均線と12ヶ月移動平均線を上回る上昇基調です。現在は6ヶ月移動平均線から、カイリ幅が大きくなっています。上昇相場ですが、高値感が出つつあります。下段の9ヶ月SRV-D(85)は、80ポイント以上をキープしている強い上昇局面です。下げたら買い場と見ています。1月の観察ポイントです。
<日経平均 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率
1月は2万8000円台に乗せて、高値更新して始まる強い上昇局面です。チャートでは。10日から25日移動平均線を上回る強い上昇局面です。10日から25日移動平均線を上回る状態は上昇相場は続きます。1月は10日から25日移動平均線を上回る上昇基調の高値更新相場のスタートです。
日足チャートは、下から200日移動平均線、75日移動平均線、25日移動平均線、10日移動平均線の順に揃って、株価は10日から25日移動平均線を上回る強い上昇基調で始まりました。来週も強気相場が期待できそうです。1月の観察ポイントです。
コロナ波は日本でも拡大している。米国は高値更新相場で始まる。外国人投資家はどう動くのか。世界はどう動く。
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