日経平均株価の動き(2021年08月13日)

オリンピックの感動もアッと言う間に去ってしまった感じです。今週はSQ週(SQ値28093円)で2万8000円をキープしました。夏が終われば、いよいよ相場は、秋本番を迎える準備期間に入ると見ています。9月以降から年末に向けた上昇相場の買い場を待つスタンスです。株は業績の良い株から先に値上がりします。相場が弱い中でも上がっている株は、業績の良い株が多いです。秋の中間決算が出そろう頃には、上げ幅を伸ばしている事と見ています。

昨年3月にコロナ禍で1万6000円台まで暴落し、その後、上昇に転じ、今年2月には3万700円まで値上がりしました。安値から約2倍に値上がりしました。3万円に乗せたので、いったん高値形成したので売り場と述べてきました。その後2万7000円まで調整し、高値から半年が経ち、需給整理の好転を待ちつつあります。2万7000円を下回らなかった事は、強い上昇基調を維持していると感じました。

今年2月以降、3万円に乗せた後の下げは押し目だと思って買い始めた方も多かった様です。買った株は下げ、また買った株も下げた!!と、高値で買っている事を理解されていない方も少なくない様でした。こういう高値で買ってくれる人が居なければ、勝つ人が減ってしまうのも相場です。

秋以降、需給整理が進み、需給は好転し、上昇基調に戻して来ると見ています。上昇相場に戻せば、2月高値3万700円は年末から年明けに向け、上回ってくると見ています。そういう意味から、中間決算が出揃う秋以降は、待ちに待った買い場から上昇相場に戻すと見ています。

前週に日経平均は週間で+500円以上値上がりし、上昇転換しました。今週のオリンピック終了後から、6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は、1000銘柄を回復してきました。半数以上の個別株が再上昇に戻す動きと見る事ができます。需給が好転してきている事を意味します。また、日経平均の上昇転換の動きが続いている事も表しています。来週以降も6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数の増加が続くなら、相場の回復は続いていると見る事ができます。

目先は6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数が増加し、相場の回復が見られても、9月末は中間決算を控えているので、決算対策売りなどから、日経平均は9月いっぱいは上値は伸び悩むと見ています。その間は個別株物色相場が続くと見ています。業績の良い株から上昇は続くと見ています。引き続き、好業績で上昇基調、底値圏立ち上がり始めた動き、上方修正した底堅い銘柄狙いと言えます。

8月2週の東証1部銘柄(2204銘柄)の6ヶ月移動平均線上回る銘柄数は、7月末1000銘柄以上に増加し上昇転換に戻してきました。2021年1月末1407銘柄(225種195)→2月末1470銘柄(225種206)→3月末1760銘柄(225種207)→4月末1352銘柄(225種171)→5月末1094銘柄(225種156)→6月末1224銘柄(225種159)→7月末941銘柄(225種69)→8月(5)864銘柄(225種86)→8月(12)1037銘柄(225種118)と回復している。来週も回復は続くか。8月の観察ポイントです。

東証1部銘柄

225銘柄

8月2週の「107」マザーズ市場(377銘柄)で75日移動平均線上回る銘柄数は回復している。2021年1月末120銘柄→2月末153銘柄→3月末185銘柄→4月末108銘柄→5月末114銘柄→6月末109銘柄→7月末81銘柄→8月(6)57銘柄→8月(13)80銘柄と少し回復した。回復は続くか。8月の観察ポイントです。

マザーズ銘柄

8月2週の「105」JASDAQ市場(696銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数も回復している。2021年1月末424銘柄→2月末452銘柄→3月末467銘柄→4月末307銘柄→5月末305銘柄→6月末311銘柄→7月末254銘柄→8月(6)201銘柄→8月(13)252銘柄と回復した。回復は続くか。8月の観察ポイントです。

JASDAQ銘柄

8月2週の東証2部銘柄(471銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数は少し回復する。2021年1月末298銘柄→2月末334銘柄→3月末342銘柄→4月末249銘柄→5月末202銘柄→6月末227銘柄→7月末201銘柄→8月(6)182銘柄→8月(13)194銘柄と少し回復する。回復は続くか。8月の観察ポイントです。

東証2部銘柄

8月2週の東証1部銘柄(2204銘柄)の75日移動平均線上回る銘柄数の回復は続く。2021年1月末1302銘柄(225種177)→2月末1342銘柄(225種194)→3月末1562銘柄(225種184)→4月末799銘柄(225種105)→5月末717銘柄(225種110)→6月末923銘柄(225種127)→7月末829銘柄(225種52)→8月(6)881銘柄(225種84)→8月(13)1055銘柄(225種111)と増加に転じ回復している。回復は続くか。8月の観察ポイントです。

東証1部銘柄

225銘柄

<801NYダウ 803NASADAQ指数 日足チャート>

「801」NYダウは上昇基調・高値更新相場はシッカリし、3万550ドルに乗せてきました。高値警戒感を言う人もなく、下げる雰囲気はしない強い上昇相場・高値更新相場と言えます。引き続き、チャート的に、下から200日移動平均線、75日移動平均線、25日移動平均線の順に、強い上昇基調を維持しています。トレンド&基調を維持している状態は、上昇基調は続きます。8月の観察ポイントです。

「803」NASDAQ指数も上昇基調・高値更新相場を維持し、1万5000ポイントに迫ってきています。GAFAの決算を見れば高値と見る人は少なく、強い上昇基調と言えます。チャート的に、下から200日移動平均線、75日移動平均線、25日移動平均線の順に強い上昇基調を維持しています。トレンド&基調を維持する状態は、上昇基調は崩れません。8月の観察ポイントです。

NYダウ NASADAQ指数 日足チャート

<850ドル円 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率+75日ボリンジャーバンド

円安トレンドに戻してきました。前週は円高に動いたが、今週また円安に戻してきました。75日ボリンジャーバンド(中心線)を上回り、+1Σまで戻してきました。75日ボリンジャーバンド(中心線)を上回る状態は、円安基調を維持していると見る事ができます。

日足チャートでは、75日ボリンジャーバンド(中心線)と+Σの間まで戻し、円安トレンドの小幅ボックスの動きです。また75日移動平均線(中心線)を下回れば、円高レンジに戻したと見ます。現在は75日ボリンジャーバンド(中心線・下値支持線)から+1Σ間に戻したので、しばらく小幅ボックス(円安)で推移は続くと見ています。8月の観察ポイントです。

ドル円 日足チャート

<105JASDAQ指数&107東証マザーズ指数>日足標準条件NO11・75日カイリ率

<JASDAQ指数 日足チャート>

オリンピック中が押し目形成となったようです。今週の「105」JASDAQ指数は、再度75日移動平均線を上回る上昇基調に戻してきました。25日移動平均線を上回ってくれば、高値更新相場に戻す動きです。引き続き、75日移動平均線を上回る状態は上昇基調に戻す動きです。8月の観察ポイントです。

<東証マザーズ指数 日足チャート>

「107」マザーズ指数の弱含みは続いていますが、オリンピックが終わり下げ渋ってきました。目先は5月安値は下回らず、下げ止まる動きをしています。2点底になれば反発に向かいそうです。まず10日移動平均線を上回ってくれば、下げ止まる動きと見てください。25日移動平均線を上回れば反発です。8月の観察ポイントです。

JASDAQ指数&東証マザーズ指数 日足チャート

<日経平均 610評価損率・週足チャート>

「610」評価損率(8/6・-11.10%)と、-10%より悪化が続いています。評価損率の数値の悪化は、需給改善に向かう動きと好意的な見方は続きます。今週の日経平均は2週続いて続伸しました。来週発表の評価損率の数値は、少し改善する可能性はあります。

週足チャートでは、13週移動平均線(上値抵抗線)に上値を押さえられた状態は続いています。当面は13週移動平均線(上値抵抗線)は上回りにくい様に見えます。13週移動平均線を上回ってくると上昇相場は強まってきます。早ければ、9月中旬以降から13週移動平均線を上回ってくる可能性はあります。8月の観察ポイントです。

日経平均 610評価損率・週足チャート

<日経平均 月足チャート>標準条件NO1(月足基本チャート)

月足チャートでは、8月に入り694円高まで伸ばしています。陽線で12ヶ月移動平均線(2万7000円)で切り返す動きは、強い動きと見る事ができます。秋相場に向けて、12ヶ月移動平均線を下回らなければ、6ヶ月移動平均線を上回る上昇基調に戻す動きと見ています。12ヶ月移動平均線を下回ってきたら弱い動きになります。

7月2週に週間で-500円以上(-843円)下落し、それから弱含み相場が続きましたが、前週に週間で+500円以上値上がりし、上昇転換しました。今週は上昇転換後の週と言う事もあり、続伸しています。しばらくは6ヶ月移動平均線(上値抵抗線)を意識した動きは続きそうです。8月の観察ポイントです。

日経平均 月足チャート

<日経平均 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率

オリンピックが終わり、8月相場は反発に転じました。日足チャートでは、株価は10日移動平均線を上回ると下げ止まり、25日移動平均線を上回れば反発に転じます。今週は10日移動平均線を上回り、下げ止まる動きを確認したところです。まず10日から25日移動平均線を下回らなければ、上昇は続くと見てください。

チャート的に、当面は75日移動平均線(上値抵抗線・28500円)を意識する値動きが続くと見ています。75日移動平均線を上回ってくれば、上昇相場に戻したと見る事ができます。25日移動平均線を上回る状態を維持できれば、75日移動平均線を上回ってくると見ています。8月の観察ポイントです。

日経平均 日足チャート

コロナ爆発感染拡大続く。増えても危機感無し慣れっこ状態。中国の政策転換の影響は経済にどう出るか。NYダウは強い上昇局面続くか。世界はどう動く。

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