9月コールオプション(29750)が1円→555円まで跳ね上がりました。アベノミクス以来の550倍の上げ幅となりました。次期首相の経済対策への期待の大きさが伝わってきます。立憲民主党は、菅総理の方が衆院選は戦いやすいと思っていたから動かなかった。急に不出馬を発表され、慌てて立憲民主党独自のコロナ対策、景気対策を発表しました。また現金給付などの政策では、この程度かで終わってしまう。自民総裁の景気対策に期待が集まれば、次期衆院選は逆風となるでしょう。その裏返しに、自民党の次の総裁のコロナ対策、景気政策が期待され、株価は大きく先買いされています。
思っていた以上のスビードで3万円に乗せました。もう2月高値3万700円は、早くも射程圏内と言えます。株価が上がる事は、現在が不景気でも、先々景気対策がされるか、景気が良くなる事を先取りしている動きです。目先が割高に感じても、株価は景気に対して先行して上げる性質から、悪い時期から上がります。相場は半導体から動くが、現在は半導体不足が言われている事は、先々に多くの需要があるからであり、不足状態が続く間は相場は強いと言えるでしょう。
誰が首相になるのか?どんな経済対策を打ち上げるのか?あまり経済対策が得意ではない方が首相になれば、失望売りが出ないとも言えないでしょう。次の衆議院選挙を勝てる首相を選ぶのだから、経済対策もセットになると考えられます。勝てる首相が選出されれば、鉄は熱い内に打ての格言から、コロナ感染が弱まれば、早い段階に始まる可能性はあるでしょう。
衆議院選挙になれば、野党、与党どちらが優勢かによって株価は反応します。野党も経済政策を出さなければ、選挙戦に勝てません。どちらが現実的な政策を打ち出せるかによって争われるが、もともと野党は議員数は減らしたくない。でも政権は担いたくない。と言う行動しか取っていない。次の首相の政策により、株価は大きく動くと見るところでしょう。
9月スタートから、6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数(東証1部)は、半数(1280・225種118)を上回って始まりました。9月は上昇転換で始まったと言えます。今週も大幅な増加は続き、強い上昇が続いている事が銘柄数からも伝わってきます。相場スタートに欠かせない、半導体関連株の上昇も大きく牽引しています。半導体関連株の上昇が続いている間は、相場全体は強い上昇が続くと見てください。
個別株では、半導体関連株の様に強い上昇を維持している銘柄、好業績で上昇基調の銘柄か、底値で立ち上がり始めた株か、下げ相場から下げ止まった株など、上昇局面では銘柄選びの選択肢が豊富になります。この様な上昇局面は、株の経験、知識が無くても、とりあえず買えば上がる局面になります。ビギナーズラックの成功も多いところです。
今年2月3万700円を付けてから、株を買っていた方の中に、負け続けた方も少ないない。現在の様な上がる局面では、何を買っても勝つと思います。株は銘柄選びとタイミングと言えます。米国テクニカル分析家のグランビル氏は、株はタイミングが全てだ!!で市場分析を締めくくった。いまの上昇局面の様に、買う時期を間違えなければ、株はカンタンに勝つ。と言いたかったことでしょう。
9月2週の東証1部銘柄(2204銘柄)の6ヶ月移動平均線上回る銘柄数は半数を上回り、強い上昇転換は続いている。2021年1月末1407銘柄(225種195)→2月末1470銘柄(225種206)→3月末1760銘柄(225種207)→4月末1352銘柄(225種171)→5月末1094銘柄(225種156)→6月末1224銘柄(225種159)→7月末941銘柄(225種69)→8月末1072銘柄(225種92)→9月(2)1252銘柄(225種118)→9月(9)1287銘柄(225種171)と強い上昇転換は続いている。上昇は強まる動き。9月の観察ポイントです。
9月2週の「107」マザーズ市場(382銘柄)で75日移動平均線上回る銘柄数は、大幅に増加に転換する。2021年1月末120銘柄→2月末153銘柄→3月末185銘柄→4月末108銘柄→5月末114銘柄→6月末109銘柄→7月末81銘柄→8月末125銘柄→9月(3)114銘柄→9月(10)158銘柄と大幅に増加した。底入れから強い上昇転換の動き。9月の観察ポイントです。
9月2週の「105」JASDAQ市場(695銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数も増加は続き、上昇を強めている。2021年1月末424銘柄→2月末452銘柄→3月末467銘柄→4月末307銘柄→5月末305銘柄→6月末311銘柄→7月末254銘柄→8月末272銘柄→9月(3)284銘柄→9月(10)317銘柄と増加は続き上昇を強めている。さらに上昇を強めるか。9月の観察ポイントです。
9月2週の東証2部銘柄(470銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数も増加は続き上昇を強めている。2021年1月末298銘柄→2月末334銘柄→3月末342銘柄→4月末249銘柄→5月末202銘柄→6月末227銘柄→7月末201銘柄→8月末190銘柄→9月(3)194銘柄→9月(10)224銘柄と増加は続き上昇を強めている。さらに上昇を強める動き。9月の観察ポイントです。
9月2週の東証1部銘柄(2204銘柄)の75日移動平均線上回る銘柄数も大幅増加続く。2021年1月末1302銘柄(225種177)→2月末1342銘柄(225種194)→3月末1562銘柄(225種184)→4月末799銘柄(225種105)→5月末717銘柄(225種110)→6月末923銘柄(225種127)→7月末829銘柄(225種52)→8月末1143銘柄(225種91)→9月(3)1382銘柄(225種137)→9月(10)1696銘柄(225種162)と大幅増加続く。さらに上昇を強める動き。9月の観察ポイントです。
<801NYダウ 803NASADAQ指数 日足チャート>
「801」NYダウは3万5000ドルを下回ったが、高値圏を維持しています。引き続き、年末のダウの強気予想は続いています。引き続き、チャート的に、下から200日移動平均線、75日移動平均線、25日移動平均線の順に強い上昇基調を維持しています。トレンド&基調を維持している状態は、上昇基調・高値更新相場は続きます。9月の観察ポイントです。
「803」NASDAQ指数は1万5000ポイントに乗せてからも、高値更新相場を維持しています。ダウと同じく、年末の株価は幾らか強気予想は続いています。チャート的に、下から200日移動平均線、75日移動平均線、25日移動平均線の順に強い上昇基調・高値更新相場を維持しています。トレンド&基調を維持する状態は、上昇基調・高値更新相場は続きます。9月の観察ポイントです。
<850ドル円 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率+75日ボリンジャーバンド
ドル円相場の動きは110円を挟んで止まっています。今週も75日ボリンジャーバンド(中心線)を挟み、推移しています。ほぼ動きがない状態です。円安は維持するものの、中心線を基準に小幅ボックスで推移は続いています。75日ボリンジャーバンド(中心線)を挟んだ動きは続きそうです。
日足チャートでは、75日ボリンジャーバンド(中心線)を中心に+-1Σの範囲で推移は続きそうです。秋は為替のシーズンと言われています。選挙を控え、急に動き出すことも考えられます。75日ボリンジャーバンド(中心線)から、+-1Σ間での小幅ボックスで推移しているが、上下どちらかに放れ出す事もあります。9月の観察ポイントです。
<105JASDAQ指数&107東証マザーズ指数>日足標準条件NO11・75日カイリ率
<JASDAQ指数 日足チャート>
相場が強まる中で、「105」JASDAQ指数は、高値更新相場を強めています。9月は一気に75日移動平均線を上回る強い動きから、今週も高値更新相場と強い動きが続いています。引き続き、25日から75日移動平均線を上回る動きは、高値更新相場は続くと言えます。9月の観察ポイントです。
<東証マザーズ指数 日足チャート>
「107」マザーズ指数は、5月と8月の2点の底型形成から立ち上がりが続き、75日移動平均線を上回るまで戻してきました。底入れから上昇に向かう動きと言えます。引き続き75日移動平均線を上回る状態を維持できれば、もう少しで200日移動平均線を上回る上昇立ち上がりに向けた動きに向かいます。9月の観察ポイントです。
<日経平均 610評価損率・週足チャート>
3週続けて、日経平均は週間で+500円以上の値上がりが続いています。また2週続けて約+1200円以上の上げ幅となり、非常に強い上昇局面へと転じています。これも「610」評価損率(前々週8/20・-12.88%)→(前週8/27・-10.78%)→(今週発表9/3・-9.23%)と見れば、数値の悪化は需給改善に動くので、株価の動きを軽くしています。今後の上げ幅を見れば、来週発表の評価損率の数値は改善しています。今後は(0%から-5%)の範囲は高値警戒ゾーン、(-5%から-10%)の範囲は高値ゾーンと見てください。
週足チャートでは、今週も週間で+1200円値上がりし、続伸しています。前週は大陽線で13週移動平均線(上値抵抗線)を上回り、今週も大陽線となり、続伸して2月高値に迫っています。上回るのも日柄待ちとなりました。引き続き、13週から26週移動平均線(下値支持線)を上回る状態は、上昇相場は続くと見る動きです。9月の観察ポイントです。
<日経平均 月足チャート>標準条件NO1(月足基本チャート)
9月相場は暴騰で始まり、続伸しています。月足チャートでは、3月から5ヶ月連続陰線を9月の陽線だけで上回っています。強い上昇局面となりました。6ヶ月移動平均線(下値支持線)を上回った事で、上昇基調に戻しました。来週にも2月高値を上回る可能性も出てきました。10月も6ヶ月移動平均線を上回る状態なら、強い上昇基調は続くと見る事ができます。年末から2月に向けて、3万2000円から3万4000円に向けた上昇局面が続くと見ています。
チャート的には、6ヶ月移動平均線を上回る状態は、高値更新する事を意味します。6ヶ月移動平均線を下回ると高値形成と見ます。今は再上昇に転じ、上昇は始まったばかりであり、ようやく買い場から上昇基調は続くと見る局面です。さらに9月の上げ幅が大きくなると10月は買いと利食いが交錯する可能性から、伸び悩むかもしれません。9月の観察ポイントです。
<日経平均 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率
今週の上げ幅は、+1200円幅と大きく値上がりしました。日足チャートでは、目先の株価は10日から25日移動平均線とのカイリ幅が大きくなっています。続伸の可能性もゼロではありませんが、伸び悩む可能性もあります。また2月高値を上回る可能性も残っています。来週はこの大幅高した後の水準を維持できれば、強い上昇局面と言えます。
チャート的には、75日から200日移動平均線を一気に上回りました。一気に3万円に乗せた事から、近日中に2月高値30714円を上回る可能性も強まっている。10日から25日移動平均線を大きく上回るカイリ状態を維持できるかどうか。下げなければ強い上昇相場は続くと判断できます。9月の観察ポイントです。
自民総裁選の勝者への期待は高く、株価は上がっている。NYダウも高値更新相場を維持している。コロナの感染拡大も続いている。どうなるか。世界はどう動く。
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