コロナは終息したかの様に激減しています。今まで心配していたコロナ感染は、一先ず安心なところまで減ってきました。これから本格的に社会活動が活発化する事を期待したい。なぜ激減したのか、詳しい事は誰もわかりませんが、そのことは相場にも安心感を与えています。これから年末に向けて、中国の電力問題などが再燃しなければ相場は維持されるでしょうが、中国の景気減速の相場への影響が心配されます。
今週は10月末週と選挙を控え、一進一退で伸びなかった。業績発表で、上がる株、下がる株とで明暗が分かれました。また9月に高値で入れ替えた225種値ガサ株(キーエンス・村田製作所・任天堂)はピークで戻り売りの動きから、日経平均を押し下げていました。またソフトバンクG、ファーストリテイリングなども売られ、全体を押し下げる形が続いています。
来週11月は、選挙結果でどう始まるか、業績発表から、上がる株、売られる株の明暗が分かれる動きは続くでしょう。高値で入れ替えた225種値がさ株の戻り売りが続く間は、上値が伸びにくく、しばらく戻ると売り物に押される状態が続くと見られます。この様な局面は、個別物色相場が続くと見る状況です。日経平均の切り返しは、高値で入れ替えた225種値がさ株の調整が終わって、切り返す動きになってからと考えます。225種銘柄の入れ替えから日経平均の上値を重くしています。年明けのご祝儀相場待ちと言えます。
個別株では、業績発表が上方修正した株は買われています。減収や想定内の株は売られています。2ケタ増収増益、大きく変化した株は買われています。この様な好業績株は、引き続き、買われると見ています。半導体関連株は好業績を維持し、チャート的に75日移動平均線をキープし、上昇基調も維持しています。相場は半導体で始まり半導体からピークを付ける事を考えると、半導体が上昇基調を維持している状態は、相場全体も上昇基調を維持していると言えます。
10月末週の東証1部銘柄(2194銘柄)の6ヶ月移動平均線上回る銘柄数は、1000銘柄を維持して引けそうです。2021年1月末1407銘柄(225種195)→2月末1470銘柄(225種206)→3月末1760銘柄(225種207)→4月末1352銘柄(225種171)→5月末1094銘柄(225種156)→6月末1224銘柄(225種159)→7月末941銘柄(225種69)→8月末1072銘柄(225種92)→9月末1412銘柄(225種148)→10月(7)883銘柄(225種109)→10月(14)964銘柄(225種128)→10月(21)1164銘柄(225種130)→10月(28)1049銘柄(225種126)と1000銘柄を維持して引けそうです。引き続き、225種銘柄の牽引は続く。11月に向けた観察ポイントです。
10月末の「107」マザーズ市場(393銘柄)で75日移動平均線上回る銘柄数は少し戻した。2021年1月末120銘柄→2月末153銘柄→3月末185銘柄→4月末108銘柄→5月末114銘柄→6月末109銘柄→7月末81銘柄→8月末125銘柄→9月末136銘柄→10月(1)130銘柄→10月(8)117銘柄→10月(15)131銘柄→10月(22)125銘柄→10月(末)145銘柄と増加に戻す。増加は続くか。11月に向けた観察ポイントです。
10月末の「105」JASDAQ市場(694銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数は横ばいです。2021年1月末424銘柄→2月末452銘柄→3月末467銘柄→4月末307銘柄→5月末305銘柄→6月末311銘柄→7月末254銘柄→8月末272銘柄→9月末301銘柄→10月(1)268銘柄→10月(8)241銘柄→10月(15)267銘柄→10月(22)260銘柄→10月(末)245銘柄と横ばいです。増加は続くか。11月に向けた観察ポイントです。
0月末の東証2部銘柄(469銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数は少減少する。2021年1月末298銘柄→2月末334銘柄→3月末342銘柄→4月末249銘柄→5月末202銘柄→6月末227銘柄→7月末201銘柄→8月末190銘柄→9月末233銘柄→10月(1)215銘柄→10月(8)183銘柄→10月(15)195銘柄→10月(22)201銘柄→10月(末)175銘柄と少し減少する。増加に戻せるか。11月に向けた観察ポイントです。
10月末の東証1部銘柄(2194銘柄)の75日移動平均線上回る銘柄数は225種の牽引続く。2021年1月末1302銘柄(225種177)→2月末1342銘柄(225種194)→3月末1562銘柄(225種184)→4月末799銘柄(225種105)→5月末717銘柄(225種110)→6月末923銘柄(225種127)→7月末829銘柄(225種52)→8月末1143銘柄(225種91)→9月末1340銘柄(225種140)→10月(1)1043銘柄(225種110)→10月(8)914(225種109)銘柄→10月(15)1079(225種151)銘柄→10月(22)944(225種133)銘柄→10月(末)961(225種115)銘柄と225種の牽引続く。増加は続くか。11月に向けた観察ポイントです。
<801NYダウ 803NASADAQ指数 日足チャート>
10月末の「801」NYダウは最高値更新相場に戻して、11月相場を迎える状態となりました。25日移動平均線は75日移動平均線を上回り、株価は高値更新し、強い相場で10月を終えました。年末は幾らか。チャート的に、下から200日移動平均線は上向き、75日移動平均線、25日移動平均線の順に上昇パターンから11月相場を迎えます。引き続き、25日から75日移動平均線を上回る状態は、上昇基調が続きます。11月に向けた観察ポイントです。
10月末の「803」NASDAQ指数も高値を上回り高値更新し、11月を迎えます。年末は幾らか。強気は続いています。チャート的に、下から200日移動平均線は上向き、まだ25日移動平均線は75日移動平均線を下回っていますが、株価は75日移動平均線を上回り上昇基調に戻し、高値更新に迫っています。引き続き、25日から75日移動平均線を上回る状態は上昇基調は続きます。11月に向けた観察ポイントです。
<850ドル円 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率+75日ボリンジャーバンド
今週は、75日ボリンジャーバンド+2Σを下回ってきました。+2Σを下回ってきたので、114円までの強い円安局面は一服すると見る動きです。また+1Σ以上を上回っている状態は円安は続くと見ますが、強い円安から緩やかな円安になります。+1Σを下回ってくると円安局面は調整に向かうと見ます。
日足チャートでは、75日ボリンジャーバンド(中心線)は上向き、10日から25日移動平均線も上向き、ドル円は+2Σを下回り、強い円安局面の動きから弱い円安の動きに変わりました。75日ボリンジャーバンドの先端拡大は続いています。引き続き、円安基調は維持すると見る状態です。11月に向けた観察ポイントです。
<105JASDAQ指数&107東証マザーズ指数>日足標準条件NO11・75日カイリ率
<JASDAQ指数 日足チャート>
今週の乱高下でも、「105」JASDAQ指数は75日移動平均線をキープして引けました。引き続き、75日移動平均線をキープする状態は、11月に向けて上昇基調は続くと見る状態です。75日移動平均線を上回る状態を維持するなら、上値指向は続いています。引き続き、200日移動平均線、75日移動平均線、25日移動平均線の順に上回る上昇基調は続きます。11月に向けた観察ポイントです。
<東証マザーズ指数 日足チャート>
10月の「107」マザーズ指数は200日移動平均線を上回れず、75日移動平均線前後で下げ渋って終わりました。下げ渋りから底固さがありました。75日移動平均線前後で下げ渋りから、200日移動平均線を上回る動きに戻せるかどうか。11月に向け期待を残すところです。目先は、75日から200日移動平均線に向かう動きに向かうかどうか。11月に向けた観察ポイントです。
<日経平均 610評価損率・週足チャート>
10月の評価損率は、-9.44%(10/1)→-9.80%(10/8)→-7.76%(10/15)→-7.30%(10/22)と高値ゾーンで推移しました。数値を見れば-5%から-10%の範囲は、-5%に近づくと売られ、-10%に近づくと買われています。この範囲で推移が続くなら、評価損率から見る11月相場の動きも、10月と同じように高値ゾーンでの推移が続くと考えられます。売られればボトムから買われ、高くなれば売られます。
週足チャートでは、10月末に13週移動平均線(下値支持線)を上回る状態で終わる事が出来ました。11月も13週移動平均線(下値支持線)を上回る状態は、上昇基調は維持されますが、13週移動平均線を上回る状態を維持しても、評価損率の数値から高値ボックスで推移しやすいと考えます。11月に向けた観察ポイントです。
<日経平均 月足チャート>標準条件NO1(月足基本チャート)
月足では、10月は安値(27293円)から約1500円戻る事ができました。一時は12ヶ月移動平均線を下回るまで売られましたが、10月末は、6ヶ月から12ヶ月移動平均線(下値支持線)を上回るまで回復して引けました。陽線まで戻せなかったが、6ヶ月移動平均線を上回る状態は上昇基調に戻して引けたと言えます。
チャート的には、11月は6ヶ月から12ヶ月移動平均線(28500~28300・下値支持線)を上回って始まりそうです。選挙結果を控えている事もあり、11月の動きはどうなるのか予想もできません。ただ11月も6ヶ月から12ヶ月移動平均線(28500~28300・下値支持線)を上回る状態をキープできるなら、上昇相場は続くと見る事はできます。11月に向けた観察ポイントです。
<日経平均 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率
10月末は、75日から200日移動平均線を上回って引けました。下支えがシッカリしていたと言えます。11月も75日移動平均線を維持できれば、上昇基調は続きます。チャート的には、75日移動平均線は200日移動平均線を下回っている状態ですから、下回る間は上昇基調でもボックス相場が続くと言えます。
チャート的には75日から200日移動平均線を上回る状態をキープ出来なければ、上昇基調と言うより下降ボックス相場になってしまいます。9月のコブ型高値形成は、悪い形の高値形成です。この高値を上回るには、かなりの日柄を必要とします。しばらく9月高値を意識する動きは続くと見てください。225種値がさ株の回復待ちとも言えます。11月に向けた観察ポイントです。
衆院選挙どうなる。与党は支持されるか。コロナは終息に向かうのか。11月中国の電力不足は再燃するか。米国はどう動く。世界はどう動く。
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