大リーグ大谷選手がMVPに選ばれました。おめでとう!!立憲民主党の党首選の顔ぶれが出揃いました。人材不足に感じられました。相場は11月に入ってから、9月コブ型高値の戻り売りの重い状態が続いています。29500円から3万円に近づくと戻り売りに押されてきます。中間決算発表と重なった事も売り物が多く出た感じはしますが、9月コブ型のシコリがキツイから、買い物より売り物が多く押されやすい状況となっています。
鉄鋼株、非鉄株、海運株など好業績を発表しても売られているが、半導体関連株は好業績予想の発表から高値更新を続けている銘柄は多いです。好業績予想を発表した電子部品株、値がさ優良株も強い上昇を維持しています。これらの銘柄群だけで、日経平均を支えている様に見えます。
値がさ優良株が相場を支えている様に見える時は、相場は終盤に近づいている事を意味します。値がさ優良株がピークを付けて下げに転ずるときは、基調転換する事が多い。また半導体関連株は相場先導株です。半導体関連株がピークを付けて下がり始めても、同じ考え方ができるでしょう。
引き続き、半導体関連株、電子部品株などの好業績株が買われている間は、日経平均を支えている状態です。引き続き、注目銘柄は半導体関連株、好業績株と言えます。個別株では中間決算が発表されたあと、増収増益を発表しても75日移動平均線を下回る株は、業績は織り込み済みと見た方が良いでしょう。
東証1部銘柄の6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数で、相場の強弱感を見る指標として参考にしてきました。以前は銘柄数は少なかったが、現在は2200銘柄以上に増えているが、東証1部銘柄で6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数が1000銘柄以上を維持していれば、上昇基調を維持していると判断できます。1000銘柄を下回ってくると、弱気に転換したと判断できます。現在は900銘柄以下まで減ってきているので弱い状態と言えます。相場の回復は1000銘柄以上に増加してからと判断されます。
中間決算が出揃った中で、この様な状況下で値上がりしている株は、半導体関連株、値がさ優良株、好業績株などに限られています。この様な上昇基調の銘柄がピークを付けてくると相場は売り転換しやすくなるでしょう。今の動きから、年明け1月ころが危ないと見ています。個別株では上昇相場から10日から25日移動平均線を下回ってきたら、ピークを付けたと見ておいた方が安全でしよう。
個別株は、相場先導株の半導体関連株の牽引は続いています。今週も半導体関連株を中心としたところが動いています。また好業績を発表したところも買われました。半導体関連株(ソニー、アドバンテスト、レーザーテック、東京エレクなど)は高値維持しています。引き続き、まだこの様なところが買われると見ています。残す11月で、上方修正した株は買われる可能性は残っています。
11月3週の東証1部銘柄(2193銘柄)の6ヶ月移動平均線上回る銘柄数は、減少が続いている。2021年1月末1407銘柄(225種195)→2月末1470銘柄(225種206)→3月末1760銘柄(225種207)→4月末1352銘柄(225種171)→5月末1094銘柄(225種156)→6月末1224銘柄(225種159)→7月末941銘柄(225種69)→8月末1072銘柄(225種92)→9月末1412銘柄(225種148)→10月末1068銘柄(225種126)→11月(4)1270銘柄(225種158)→11月(11)840銘柄(225種105)→11月(18)835銘柄(225種105)と減少は続いている。増加に戻せないと弱気相場に向かう心配あり。11月の観察ポイントです。
11月3週の「107」マザーズ市場(394銘柄)で75日移動平均線上回る銘柄数は横ばいです。2021年1月末120銘柄→2月末153銘柄→3月末185銘柄→4月末108銘柄→5月末114銘柄→6月末109銘柄→7月末81銘柄→8月末125銘柄→9月末136銘柄→10月末109銘柄→11月(5)171銘柄→11月(12)154銘柄→11月(19)151銘柄と横ばいです。増加に戻せるか。11月の観察ポイントです。
11月3週の「105」JASDAQ市場(694銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数は減少傾向を示す。2021年1月末424銘柄→2月末452銘柄→3月末467銘柄→4月末307銘柄→5月末305銘柄→6月末311銘柄→7月末254銘柄→8月末272銘柄→9月末301銘柄→10月末260銘柄→11月(5)257銘柄→11月(12)269銘柄→11月(19)246銘柄と減少する。増加に戻せるか。11月の観察ポイントです。
11月3週の東証2部銘柄(469銘柄)の75日移動平均線を上回る銘柄数も減少傾向です。2021年1月末298銘柄→2月末334銘柄→3月末342銘柄→4月末249銘柄→5月末202銘柄→6月末227銘柄→7月末201銘柄→8月末190銘柄→9月末233銘柄→10月末201銘柄→11月(5)196銘柄→11月(12)184銘柄→11月(19)164銘柄と減少傾向続く。増加に戻せるか。11月の観察ポイントです。
11月3週の東証1部銘柄(2193銘柄)の75日移動平均線上回る銘柄数は1000銘柄を下回り減少続く。2021年1月末1302銘柄(225種177)→2月末1342銘柄(225種194)→3月末1562銘柄(225種184)→4月末799銘柄(225種105)→5月末717銘柄(225種110)→6月末923銘柄(225種127)→7月末829銘柄(225種52)→8月末1143銘柄(225種91)→9月末1340銘柄(225種140)→10月末961銘柄(225種115)→11月(5)1075銘柄(225種126)→11月(12)929銘柄(225種113)→11月(19)756銘柄(225種88)と減少傾向続く。増加に戻せるか。11月の観察ポイントです。
<801NYダウ 803NASADAQ指数 日足チャート>
「801」NYダウは最高値更新相場を維持し、強い相場は続いています。引き続き、10日移動平均線が25日移動平均線を上回る強い上昇基調で始まり、高値更新相場を維持します。ぼちぼちクリスマスに向けた目標値も出始めています。チャート的に、下から200日移動平均線は上向き、75日移動平均線、25日移動平均線の順に上昇パターンを維持しています。10日から25日移動平均線を上回る上昇基調です。11月の観察ポイントです。
「803」NASDAQ指数も最高値更新相場を維持し、強い相場は続いています。チャート的に、下から200日移動平均線は上向き、25日移動平均線が75日移動平均線を上回る高値更新相場を維持しています。株価が10日から25日移動平均線を上回る強い上昇基調は続いています。11月の観察ポイントです。
<850ドル円 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率+75日ボリンジャーバンド
ドル円相場は115円に迫り、円安基調は強まってきました。75日ボリンジャーバンド+1Σを上回る円安相場を維持している事から、115円台に向かっています。円安相場は+1Σを上回る状態が続くなら、円安は115円→116円台へと向かう事を意味します。+1Σを下回ると円高にブレます。+1Σを維持するなら、円安は続くと見なければなりません。
日足チャートでは、75日ボリンジャーバンド(中心線)は上向き、10日から25日移動平均線も上向きとなり、10日から25日移動平均線も上回る円安基調を維持しています。75日ボリンジャーバンドの先端拡大と円安が維持する状態となっています。次は115円→116円に向けた円安基調に向かうか。11月の観察ポイントです。
<105JASDAQ指数&107東証マザーズ指数>日足標準条件NO11・75日カイリ率
<JASDAQ指数 日足チャート>
日経平均は軟調な中で、「105」JASDAQ指数は75日移動平均線をキープしています。今週も75日移動平均線を上回る状態を維持し、上昇基調を維持しました。引き続き、200日移動平均線、75日移動平均線、25日移動平均線の順に維持しており、流れはJASDAQを支えています。11月の観察ポイントです。
<東証マザーズ指数 日足チャート>
日経平均が弱い中で、「107」マザーズ指数は200日移動平均線を上回る上昇へと強まりました。75日移動平均線を上回る状態から、日柄調整が終わってきた動きと言えます。また200日移動平均線は下回ったが、10日移動平均線を上回る状態を維持しているので、再度200日移動平均線を上回るなら、新興市場へと流れは強まる事を意味します。11月の観察ポイントです。
<日経平均 610評価損率・週足チャート>
11月の評価損率は、-9.44%(10/1)→-9.80%(10/8)→-7.76%(10/15)→-7.30%(10/22)→-7.68%(10/29)→-7.87%(11/5)→-7.89%(11/12)と信用倍率は悪化したけれど、高値ゾーンで推移しています。数値を見れば-5%から-10%の範囲は、-5%に近づくと売られ、-10%に近づくと買われるボックスが続く状態です。11月相場の動きは、10月と同じように高値ゾーンのボックスが続いています。大きく売られれば買われ、買われて上がれば売られます。
週足チャートでは、11月は13週移動平均線(下値支持線)を上回る状態を維持しています。13週移動平均線(下値支持線)を上回る状態を維持していれば、上昇基調を維持します。13週移動平均線を下回れば下降転換しますが、評価損率では数値が悪化すればボトムゾーン接近と見る事ができます。目先は高値ゾーンが続いています。11月の観察ポイントです。
<日経平均 月足チャート>標準条件NO1(月足基本チャート)
月足では、11月は+860円高で陽線をキープし、6ヶ月から12ヶ月移動平均線を上回る上昇基調は維持しています。9月高値は意識し、上回れないものの、6ヶ月移動平均線を上回る状態は上昇基調をキープしています。9月高値は重いシコリであり、上回れない状態が続く事は、いずれ売られる心配を残しています。
チ
ャート的には、6ヶ月から12ヶ月移動平均線(28700~28500・下値支持線)を上回る状態は、上昇基調をキープしています。6ヶ月から12ヶ月移動平均線(28700~28500・下値支持線)を上回る状態は、上昇相場を維持しています。陰線で6ヶ月移動平均線を下回ると下降転換の心配があります。11月の観察ポイントです。
<日経平均 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率
11月に入り、中間決算は出揃ってきました。決算発表が出揃っても、9月高値を上回れないことは、現在の株価水準は織り込み済みと見る状態です。下がらないけれど上がらないのは、上値を買い進む動きがないからです。日柄整理が終わったあと切り返せなければ、売りに転ずる心配があります。
チャート的には、もう少しで75日移動平均線が200日移動平均線を上回り、Gクロスしそうです。上回ってくれば再上昇に戻しますが、9月のコブ型高値はシコリが強く、上回れない状態です。株価はこの上下幅の中で推移しています。またチャートでは、75日移動平均線から200日移動平均線を上回っています。株価が75日移動平均線を下回らない事は、目先はボックスですが、上昇に戻す事を意味します。ボックスは何れ上下どちらかに放れる事を意味します。上がる事も下がる事も考えておく必要があります。11月の観察ポイントです。
日本のコロナだけ終息に向かっている。円安は悪い円安か、良い円安か。米国のクリスマス高値は幾らか。世界はどう動く。
臨時コメントについて
相場が急変したり基調が変わるようなときには、その都度臨時コメントが掲載されます。
臨時コメントは株の達人ユーザーのみのサービスです。
↓ブログでは日経平均や先物、ミニ先物などの分析を掲載しております。ほぼ毎日更新!ぜひご覧ください。
本日の市況と個別株徹底解説
https://www.sevendata.co.jp/user_blog/