旧年中は「株の達人」をご愛顧賜り、ありがとうございました。
本年もよろしくお願い申し上げます。
2023年がスタートしました。昨年末、日銀は0.25%利上げに金融緩和の縮小を発表しました。利上げ幅は想定内でしたが、金融緩和縮小は、事実上の終了宣言となりました。株式市場は悪材料と受け止めました。日銀発表から、今年の前半の株価は水準訂正に動くと見られ、乱高下が予想されますが、乱高下しながら底固めに向かうと見ています。
アベノミクス金融緩和の時は、日経平均が2万6000円を下回ると日銀の買い支えが入っていました。金融緩和縮小を発表後、年明けの2万6000円割れを買い支えるか。買い支えが入らなければ、年初から水準訂正が始まった事を意味しますが、月足では60ヶ月移動平均線(24500円)が下値支持線です。
また1/4に25日騰落レシオは、75ポイントまで下げてきました。25日平均の値下がり銘柄数が25%まで増加した事を意味します。数値的に過去であれば、売られ過ぎからリバウンドが近づいていると受け止めました。騰落レシオから見る売られ過ぎに日銀の買い支えが入れば、リバウンドします。金融緩和縮小から来週に買いは入るか。もう一段売られるか。この点を観察するところです。
月足の日経平均では、長期間ペナント型で推移していました。ペナント型は上下どちらかに放れる形の動きですが、この範囲で推移が続いてきましたが、1月は下放れて始まりました。ペナント範囲に戻せなければ、下放れの動きが進むことになりますが、60ヶ月移動平均線(下値支持線)を大きくは下回らないと見ています。下放れた場合の急落場面は買い場と見た方が良いでしょう。短期的には売られ過ぎ局面を待つ動きです。いまのところ売られる心配がある月は2月・5月・6月を注意したい。
相場は半導体から動きます。1月から2月に相場が切り返すとしたら、半導体関連株から切り返してきます。半導体関連が切り返さなければ、戻り売り相場という事になるからです。半導体関連株が強い切り返しに転じてきたら、相場はリバウンドの切り返す動きと見る事が出来ます。アドバンテスト、レーザーテック、東京エレクなどの動きが参考になります。
2021年から22年にかけて大相場を作った石油関連株、海運株など、2023年度の業績を見れば好業績は維持するものの、昨年夏以降から株価は崩れ始め、今年は売られて始まっています。コロナと露戦争で特需となったが売られています。相場格言で言う「株価は業績に先行する」格言の如く、下げ始めています。大きく売られたらワンチャンスはあるかも知れませんが、基本的に好業績に見えても株価は織り込んでおり、戻り売り相場と見なければなりません。
1月1週の東証プライム(1839銘柄)の6ヶ月移動平均線上回る銘柄数は下降転換後、さらに減少して始まった。2022年4月(4)931銘柄(225種125)→4月末703銘柄(225種107)→5月末774銘柄(225種108)→6月末810銘柄(225種105)→7月末1125銘柄(225種142)→8月末1182銘柄(225種146)→9月末715銘柄(225種66)→10月末989銘柄(225種103)→11月末1115銘柄(225種141)→12月(1)1020銘柄(225種136)→12月(8)802銘柄(225種97)→12月(15)968銘柄(225種119)→12月(22)711銘柄(225種73)→12月末752銘柄(225種71)→1月(5)547銘柄(225種52)と昨年末に下降転換で引け、年明け減少で始まった。今年は切り返せるか。1月の観察ポイントです。
1月1週の東証スタンダード(1450銘柄)は減少して始まる。75日移動平均線を上回る銘柄数は、2022年4月(4)705銘柄→4月末518銘柄→5月末657銘柄→6月末677銘柄→7月末859銘柄→8月末859→9月末435銘柄→10月末538銘柄→11月末777銘柄→12月(2)682銘柄→12月(9)680銘柄→12月(16)694銘柄→12月(23)530銘柄→12月末609銘柄→1月(6)597銘柄と減少して始まった。増加に戻せるか。1月の観察ポイントです。
1月1週のグロース市場(514銘柄)も減少して始まる。75日移動平均線を上回る銘柄数は、2022年4月(4)320銘柄→4月末192銘柄→5月末213銘柄→6月末149銘柄→7月末262銘柄→8月末279銘柄→9月末145銘柄→10月末194銘柄→11月末251銘柄→12月(2)245銘柄→12月(9)215銘柄→12月(16)199銘柄→12月(23)108銘柄→12月(末)144銘柄→1月(6)124銘柄と減少して始まった。増加に戻せるか。1月の観察ポイントです。
1月1週の東証プライム(1839銘柄)も減少して始まる。75日移動平均線を上回る銘柄数は、2022年4月(4)912銘柄(225種118)→4月末739銘柄(225種98)→5月末918銘柄(225種122)→6月末903銘柄(225種109)→7月末1186銘柄(225種128)→8月末1275銘柄(225種154)→9月末585銘柄(225種50)→10月末858銘柄(225種90)→11月末1095銘柄(225種136)→12月(2)835銘柄(225種104)→12月(9)897銘柄(225種107)→12月(16)908銘柄(225種100)→12月(23)673銘柄(225種59)→12月末774銘柄(225種67)→1月(6)588銘柄(225種50)と減少して始まる。増加に戻せるか。1月の観察ポイントです。
<801NYダウ 803NASADAQ指数 日足チャート>
昨年12月は、月間で-1440ドル安で引けました。それでも終値は33147ドルと10月安値から6000ドル以上戻し、株価は6ヶ月移動平均線を上回って引けています。日足チャートでは、75日から200日移動平均線を上回る水準を維持して引け、今年も上回って始まりました。75日から200日移動平均線を上回る水準を維持する動きは、上昇に戻す動きです。1月の観察ポイントです。
かろうじて「803」NASDAQ指数は、昨年安値圏前後ですが安値を上回って引けました。今年も昨年10月安値を上回って始まっている。まだまだ下降相場は続くか、底入れに向かうのか。10月安値を意識する展開です。75日移動平均線を上回ってくれば、下げ止まり確認の動きです。10月安値を下回ると安値更新相場に向かう心配があります。1月の観察ポイントです。
<125東証スタンダード単純総合指数 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率
スタンダード指数も売られて始まりました。昨年10月安値は上回っていますが、もう少しで下回る水準です。下回ると底値を探る展開に向かいます。下回らなければ、底固めの動きになります。200日移動平均線を上回れば、底入れから上昇に戻す動きと見る事が出来ます。1月の観察ポイントです。
<850ドル円 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率+75日ボリンジャーバンド
年末に200日移動平均線を下回ったドル円相場は、今年スタートも129円の円高で始まりました。昨年10月151円まで、急激な円安を付けました。政府介入でピークを付け、日銀の利上げ・金融緩和縮小発表から円高は進み、今年は129円の円高で始まりました。
日足チャートでは、200日移動平均線を下回って推移しています。25日移動平均線と200日移動平均線はDクロスしました。チャート的には、短期的には円高も止まる水準と言えます。75日ボリンジャーバンド(中心線)は下向きに転じ、下方拡大パターンで推移していますが、現在-2Σから-1Σの水準まで戻し、円高は弱まる動きです。1月は200日移動平均線を上回れるかどうか。-1Σから-2Σのボックスレンジは続くか。1月の観察ポイントです。
<日経平均 月足チャート>標準条件NO1(月足基本チャート)
1月は、昨年末の終値を下放れて始まりました。ペナント型を下放れる動きになりました。月足チャートでは、60ヶ月移動平均線が当面の下値支持線です。60ヶ月移動平均線を上回る水準の動きは、下げたところは買い場になります。
月足チャートでみる昨年の相場は、長期ペナント型ボックスの上値抵抗線を上回れない動きが続きました。1月はペナント型を下放れて始まりました。下放れの動きは、下げ止まりを探る動きです。下値支持線は60ヶ月移動平均線と見ています。1月から6月(業績発表後)まで下値を探る動きと見ています。1月の観察ポイントです。
<日経平均 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率
年末は売られて引けて、今年は売られて始まりました。昨年は2万6000円を下回ると日銀買いが入り、リバウンドしていました。現在2万6000円を下回る売られ過ぎの水準まで下げてきました。25日騰落レシオは75ポイントまで下げました。リバウンドが近づいていると見る水準です。日銀は買ってくるか。見送るか。
チャート的に、昨年200日移動平均線を下回る下降転換から、今は下げ止まり確認待ちの状況です。年明けから売られて始まり、売られ過ぎからリバウンド待ちの水準です。投げ売りが出たらリバウンド接近と見て下さい。下げ止まり確認ができるまでは様子見です。1月の観察ポイントです。
今年NYダウはどう動く。NASDAQ指数は下げ止まるか。露・ウクライナ戦争どうなる。コロナは収まるか。世界はどう動く。
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