年末に、日銀は金融緩和→縮小に政策転換しました。今年は日銀が保有する50兆円にのぼる225種ETF、REIT株の処分について、こちらも政策転換があるか。大きなインパクトがある事でしょう。内容によっては一時的に売られたり、買われたりするでしょう。株が動き出すとしたら、この発表を待っているかも知れません。強い切り返しが無い間は、上昇転換待ちです。
本日は長期金利が0.5%を超え0.53%になりました。日銀は4.6兆円国債買い入れました。一斉に銀行株は買われましたが、日経平均は売り要因となり-350円安まで売られました。市場は金利に敏感に動きます。買われる株、売られる株に2極化しました。来週に日銀会合を控えています。何が話し合われるでしょうか。
正月は、中国からのインバウンドを期待した始まりでしたが、コロナ大感染となり、入国禁止で期待外れとなり売られました。次は春節のインバウンドが期待されています。今年スタートから非鉄株、鉄鋼株、半導体関連の中小型好業績株や銀行株は買われています。逆に利上げの影響で、不動産関連株は売られています。
アベノミクスでは、日経平均の2万6000円割れで日銀の買い支えが入りました。今年スタートも2万6000円割れでスタートし、買われて2万6000円台は回復しましたが、パンチ力に欠ける戻りです。日銀が出動していないからでしょう。来週の日銀会合で何が話し合われ発表されるか。それまで動きにくい可能性もあります。
本日、日経平均が売られる中、銀行株に続いて、アドバンテスト、レーザーテック、東京エレクなど、半導体関連株が買われています。次の四半期予想利益が増収増益予想から先買いされました。半導体の様に買われる業種もあれば、不動産株などが売られ、2極化しています。米NASDAQ指数の回復は、日本のハイテク株、精密株など業績の回復を先取りし、買われています。この様な動きを見ても、年の前半で下げ止まり確認が出来れば、好業績株は買われ続けそうです。
引き続き、上昇基調の株、好業績株の注目が続きます。中期的目線では、底値立ち上がり銘柄なども注目されます。現在の非鉄株など、底値立ち上がりが出てきました。鉄鋼株、半導体、銀行株も、2020年の底値から上昇が続いてきました。底値圏から立ち上がる銘柄が注目される理由です。現在底値圏にある株は今後の上昇銘柄になります。
1月2週の東証プライム(1839銘柄)の6ヶ月移動平均線上回る銘柄数は、12月の下降転換から低迷が続いています。2022年4月(4)931銘柄(225種125)→4月末703銘柄(225種107)→5月末774銘柄(225種108)→6月末810銘柄(225種105)→7月末1125銘柄(225種142)→8月末1182銘柄(225種146)→9月末715銘柄(225種66)→10月末989銘柄(225種103)→11月末1115銘柄(225種141)→12月末752銘柄(225種71)→1月(5)547銘柄(225種52)→1月(12)690銘柄(225種73)と12月の下降転換から弱い数字が続いています。切り返せるか。1月の観察ポイントです。
1月2週の東証スタンダード(1450銘柄)も半数以下で低迷が続いています。75日移動平均線を上回る銘柄数は、2022年4月(4)705銘柄→4月末518銘柄→5月末657銘柄→6月末677銘柄→7月末859銘柄→8月末859→9月末435銘柄→10月末538銘柄→11月末777銘柄→12月末609銘柄→1月(6)625銘柄→1月(13)629銘柄と低迷しています。大きく戻せるか。1月の観察ポイントです。
1月2週のグロース市場(514銘柄)も半数以下で低迷が続いています。75日移動平均線を上回る銘柄数は、2022年4月(4)320銘柄→4月末192銘柄→5月末213銘柄→6月末149銘柄→7月末262銘柄→8月末279銘柄→9月末145銘柄→10月末194銘柄→11月末251銘柄→12月(末)144銘柄→1月(6)124銘柄→1月(13)152銘柄と低迷は続く。半数以上の増加に戻せるか。1月の観察ポイントです。
1月2週の東証プライム(1839銘柄)も低迷が続いています。75日移動平均線を上回る銘柄数は、2022年4月(4)912銘柄(225種118)→4月末739銘柄(225種98)→5月末918銘柄(225種122)→6月末903銘柄(225種109)→7月末1186銘柄(225種128)→8月末1275銘柄(225種154)→9月末585銘柄(225種50)→10月末858銘柄(225種90)→11月末1095銘柄(225種136)→12月末774銘柄(225種67)→1月(6)588銘柄(225種50)→1月(13)706銘柄(225種68)と半数以下の低迷が続いています。増加に戻せるか。1月の観察ポイントです。
<801NYダウ 803NASADAQ指数 日足チャート>
今年のNYダウは、25日移動平均線を上回って始まっています。昨夜の米CPIの数値を好感し、続伸しています。日足チャートでは、年末は75日から200日移動平均線を上回る水準を維持して引け、今年は25日移動平均線を上回って始まりました。25日移動平均線を上回る動きは、経済指標を好感している動きであり、維持できれば上昇基調に戻す動きです。1月の観察ポイントです。
「803」NASDAQ指数は、昨年安値を下回らず、切り返して始まりました。目先は続伸から、75日移動平均線を上回ってきました。10月安値を上回って始まり、75日移動平均線を上回る動きは、底値立ち上がりに向かう期待があります。引き続き、昨年10月安値を意識し、75日移動平均線を維持できれば、下げ止まり確認の動きです。1月の観察ポイントです。
<125東証スタンダード単純総合指数 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率
スタンダード指数も小幅な戻りです。200日移動平均線を下回ってから、10月安値近くまで下げ、戻していますが、まだ弱い戻りです。200日移動平均線を上回れなければ、底固めの確認はできません。上回れば上昇に戻す動きです。1月の観察ポイントです。
<850ドル円 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率+75日ボリンジャーバンド
12月に200日移動平均線を下回ってから、ドル円相場は円高に動いています。昨夜の米国CPIの発表で128円台まで円高に動きました。また本日、金利が0.5%を上回り、円高に下ぶれしました。25日移動平均線を下回る間は、円高圧力がはたらいています。
日足チャートでは、200日から25日移動平均線を下回っての推移が続いています。また25日移動平均線を上値抵抗線に、128円前後まで円高に押されています。チャート的には75日ボリンジャーバンド(中心線)は下向きで下方拡大し、現在-2Σに沿って小幅なレンジで推移し、25日移動平均線を下回る間は、円高が進む動きです。-1Σから-2Σのボックスレンジに戻せるか確認です。1月の観察ポイントです。
<日経平均 610評価損率・週足チャート>
12月末の評価損率は、-11%と前週より1%改善して終わったものの、需給の悪化が続いています。年明け2万6000円割れは買われましたが、売られると下値が拾われるくらいです。11月から数値的に高値ゾーンで推移が続いてたところ、日銀の金融緩和縮小の発表で一気に売られました。数値的に大きく悪化しなかったため、年明けのリバウンドが小さく、まだ上下にブレやすい状況です。
昨年7月以降の評価損率の数値は→-13.13(7/1)→-10.56%(8/5)→–10.79%(9/2)→-12.09%(10/7)→-10.62%(11/4)→-9.59%(11/25)→-10.06%(12/2)→-9.51%(12/9)→-10.40%(12/16)→-12.47%(12/23)→-11.12%(12/30)と悪化状態での推移が続いています。年明けリバウンドも小幅なため、数値的に大きな改善は期待しにくいですが、-13%以下に大きく悪化した時が買い場のチャンスになります。1月の観察ポイントです。
<日経平均 月足チャート>標準条件NO1(月足基本チャート)
1月は2万6000円割れから始まりましたが、+300円まで買われ、戻しましたが、週末は金利が0.5%を上回り売られ、引けは+25円高まで縮小しました。12月は約-1900円安した下げ幅から見ると戻りが弱いです。月足チャートでは60ヶ月移動平均線を上回っていますが、ペナント型を下放れそうな状況です。まだ下げ止まり確認ができない戻り幅です。
月足チャートでは、2021年から2年も長期ペナント型ボックスの上値抵抗線を上回れない動きが続いてます。1月はペナント型を下放れて始まり、まだ弱い戻りてあり、下放れの心配が残っています。短期的には10月安値が下値メドで、60ヶ月移動平均線が下値支持線と見ています。強い切り返しは下げ止まり確認になりますが、弱い戻りは売られる心配があります。1月の観察ポイントです。
<日経平均 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率
1月は2万6000円割れから始まり、25日騰落レシオは75ポイントまで下げ、短期的には売られ過ぎ水準でしたが、弱いリバウンドです。週間で+500円以上の値上がり幅がなければ、下げ止まり確認はできません。
チャート的に、200日移動平均線を下回ってから、10月安値は上回っているので、まず25日移動平均線を上回ってこなければ、反発局面になりません。目先は10日移動平均線を下回らなければ、下げ止まりの動きと見る事ができます。再度10日移動平均線を下回れば、下落転換の心配があります。しばらくは下げ止まり確認待ちの状況が続きます。1月の観察ポイントです。
来週の日銀政策は何を出すか。NYダウは上昇基調に戻すか。露・ウクライナ戦争どうなる。いつコロナは収まるか。世界はどう動く。
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