日経平均株価の動き(2023年01月27日)

12月に、日銀は金融緩和縮小を発表。株価は12月高値から-2500円下落し、2万6000円割れまで大幅下落しました。1月に、日銀は金融緩和継続を発表しました。12月発表を短期間で修正しました。事実上、金融緩和縮小の撤回です。この発表から、1月初め2万6000円割れしていた株価は2万7500円まで回復しました。今の株式市場には、金融緩和継続が欠かせない事を表しました。株価的には、12月の金融緩和継続していた時と同じ水準(28000円)前後まで戻すと見ています。

1月は中国からのインバウンドを期待しましたが、コロナ感染拡大で期待ハズレとなりました。国内ではインバウンドは回復しつつも、今もコロナ感染拡大の影響は少なくないでしょう。今後の業績にも影響は残るでしょう。株価的には金融緩和継続の時と同じ水準まで戻しても、3月に決算を控えた処分売りが控えています。3月まで上値が伸び悩む可能性も残っています。上値突破には、外国人投資家の買い増加、業績上方修正銘柄の増加、また好材料が発表されれば一段高が期待できるが、無ければ月足ペナントボックス範囲で推移が続きそうです。

個別株を見ると、1月安値から半導体関連株(アドバンテスト・レイザーテック・東京エレクなど)が切り返しました。やはり日経平均の反発局面では、半導体関連株が切り返します。今後の半導体関連株の動きが強まれば、日経平均の一段高が期待できるでしょう。半導体関連の動きが伸び悩めば、日経平均も伸び悩みます。これからの半導体関連株の動きを観察する事で、日経平均の動きが掴めます。

1月初め、東Pで6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は600銘柄以下(ボトムゾーン)まで減少しました。今週は1000銘柄を上回るまで急回復しました。個別株の回復が6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数で分かります。今後も1000銘柄以上を維持できれば、上昇基調は強まると言えます。減少に転ずると戻り売り場になる心配は残るので、この点も観察ポイントです。

個別株では非鉄株が立ち上がり、鉄鋼株が強い上昇局面を作っています。超大型の5401日本製鉄まで、上値更新相場から上値を伸ばしています。また好業績株、半導体関連株も強い上昇局面を作りました。引き続き、好業績株、上昇基調株など、買われる物色銘柄と見ています。

1月4週の東証プライム(1839銘柄)の6ヶ月移動平均線上回る銘柄数は、1月初めボトムから急回復した。2022年4月(4)931銘柄(225種125)→4月末703銘柄(225種107)→5月末774銘柄(225種108)→6月末810銘柄(225種105)→7月末1125銘柄(225種142)→8月末1182銘柄(225種146)→9月末715銘柄(225種66)→10月末989銘柄(225種103)→11月末1115銘柄(225種141)→12月末752銘柄(225種71)→1月(5)547銘柄(225種52)→1月(12)690銘柄(225種73)→1月(19)750銘柄(225種73)→1月(26)1055銘柄(225種112)と1月ボトムから急回復した。増加は続くか。2月に向けた観察ポイントです。

東証プライム銘柄

225銘柄

1月4週の東証スタンダード(1450銘柄)は半数以上に急回復する。75日移動平均線を上回る銘柄数は、2022年4月(4)705銘柄→4月末518銘柄→5月末657銘柄→6月末677銘柄→7月末859銘柄→8月末859→9月末435銘柄→10月末538銘柄→11月末777銘柄→12月末609銘柄→1月(6)625銘柄→1月(13)657銘柄→1月(20)758銘柄→1月(27)861銘柄と急回復した。増加は続くか。2月に向けた観察ポイントです。

東証スタンダード銘柄

1月4週のグロース市場(514銘柄)も半数まで急回復する。75日移動平均線を上回る銘柄数は、2022年4月(4)320銘柄→4月末192銘柄→5月末213銘柄→6月末149銘柄→7月末262銘柄→8月末279銘柄→9月末145銘柄→10月末194銘柄→11月末251銘柄→12月(末)144銘柄→1月(6)124銘柄→1月(13)154銘柄→1月(20)181銘柄→1月(27)226銘柄と急回復する。増加は続くか。2月に向けた観察ポイントです。

東証グロース銘柄

1月4週の東証プライム(1839銘柄)も急回復した。75日移動平均線を上回る銘柄数は、2022年4月(4)912銘柄(225種118)→4月末739銘柄(225種98)→5月末918銘柄(225種122)→6月末903銘柄(225種109)→7月末1186銘柄(225種128)→8月末1275銘柄(225種154)→9月末585銘柄(225種50)→10月末858銘柄(225種90)→11月末1095銘柄(225種136)→12月末774銘柄(225種67)→1月(6)588銘柄(225種50)→1月(13)666銘柄(225種65)→1月(20)867銘柄(225種81)→1月(27)1161銘柄(225種131)と急回復した。さらに増加は続くか。2月に向けた観察ポイントです。

東証プライム銘柄

225銘柄

<801NYダウ 803NASADAQ指数 日足チャート>

今週のNYダウは、前週の下落から切り返して始まりました。前週に25日移動平均線を下回ったが、今週は切り返しから上回るまで戻しました。価格的には3万4000ドルを意識し、伸び悩んでいます。3万4000ドルを上回れば、もう一段高を目指す展開に。25日移動平均線を上回る状態を維持できれば12月高値を目指すと考えます。2月に向けた観察ポイントです。

今年に入ってから、「803」NASDAQ指数は戻りを強めています。75日移動平均線を上回る状態を維持し、徐々に底固めが進んでいる様な動きをしています。今週は200日移動平均線まで戻しています。200日移動平均線を上回れば、下値買いが増えてきた事を意味します。底固めから上昇に向けた動きに向かっていると言えます。2月に向けた観察ポイントです。

NYダウ NASADAQ指数 日足チャート

<125東証スタンダード単純総合指数 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率

今週は日経平均の大幅高に連動し、スタンダード指数は75日から200日移動平均線を上回る底固めから上昇転換の動きに入ってきた。引き続き、75日から200日移動平均線を上回る状態を維持できれば底固めから上昇基調に向かう動きになります。2月に向けた観察ポイントです。

東証スタンダード単純総合指数 日足チャート

<850ドル円 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率+75日ボリンジャーバンド

前週に、日銀は金融緩和縮小を撤回しました。一時的に日経平均は大幅高し、為替は131円まで円安に戻しました。今週は129円台で推移しています。10日移動平均線を上回ってきたので、短期的には円高が止まる動きです。まだ25日移動平均線を上値抵抗線とする円高への動きは変わっていないが、10日移動平均線を下回らなければ、25日移動平均線を上回る円安に戻す可能性があります。

200日移動平均線を下回ってから、10日から25日移動平均線を上値抵抗線にジリジリ円高で推移してきましたが、今週に10日移動平均線を上回ってきたので、目先の円高は止まる動きです。チャート的には25日移動平均線を下回る間は円高の心配はありますが、10日移動平均線を下回らなければ、円安に戻す動きと見る事が出来ます。2月に向けた観察ポイントです。

ドル円 日足チャート

<日経平均 610評価損率・週足チャート>

1月3週の評価損率は、-10.02%(1/20)と前週と同じ-10%前後で推移しています。-10%は戻り高値ゾーンであるが、今週は週間で+500円以上値上がりした事から、来週発表の評価損率は改善しています。日経平均の戻りに勢いがあれば、改善は続く可能性もあります。ただ1月安値から4週続けて戻し、約1500円戻した事から、短期的には過熱ゾーンとの両面性があります。週間で+500円以上値上がりし、13週移動平均線を上回る上昇転換の上げ幅から、続伸も期待できます。

昨年10月以降の評価損率の数値は、-12.09%(10/7)→-10.62%(11/4)→-9.59%(11/25)→-10.06%(12/2)→-9.51%(12/9)→-10.40%(12/16)→-12.47%(12/23)→-11.12%(12/30)→-10.49%(1/13)→-10.02%(1/20)と改善は続いています。今週は+500円以上の値上がりから上昇転換した事で、続伸の可能性もあります。2月は強いと高値警戒の両面からの観察が必要です。2月に向けた観察ポイントです。

評価損率・週足チャート

<日経平均 月足チャート>標準条件NO1(月足基本チャート)

前週、日銀は金融緩和縮小を撤回し、金融緩和に戻しました。1月初め2万6000円割れまで売られましたが、撤回発表から2万7500円台まで戻しました。12月は前月比-1900円安まで売り込まれましたが、1月は約+1300円まで戻してきました。引き続き、12月の下げ幅を取り戻す動きは続くと見ています。日銀発表からペナント型の上限に向け、陽線が大きくなる戻り相場は続いています。月足チャートではペナント型を維持しています。

月足チャートでは、今年は2万6000円割れの長期ペナント型ボックスの下限まで下げた状態から始まりました。底割れの心配があったが切り返し、12月の下げ幅を取り戻す上げ幅となりました。上値は6ヶ月から12ヶ月移動平均線まで戻してきました。6ヶ月から12ヶ月移動平均線を上回ってくれば、上昇基調に戻します。2月も切り返す上昇は続くか。2月に向けた観察ポイントです。

日経平均 月足チャート

<日経平均 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率

2万6000円割れまで下落から、今週は200日移動平均線を上回るまで短期間に回復しました。前週の日銀の金融緩和縮小の撤回が、大きな反発材料となりました。1月初め、25日騰落レシオは75ポイントの売られ過ぎボトム水準でした。今週は120ポイントまで上がっています。値下がり銘柄より、20%も値上がり銘柄数が上回っている事を意味します。引き続き、回復を期待したい。

チャート的には、短期間に75日から200日移動平均線(上値抵抗線)を上回ってきたので、強い回復と言えます。上回った事で、75日から200日移動平均線は下値支持線に変わりました。戻り局面が続けば、次は12月高値が上値目標になります。引き続き、75日から200日移動平均線を上回る動きは、上昇は続きます。下回ると戻り売りの心配はあります。2月に向けた観察ポイントです。

日経平均 日足チャート

2月の市場は動くか。NYダウ上昇を強めている。ウクライナへ武器供与でどう変わるか。コロナ拡大は収まるか。世界はどう動く。

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