早いもので、5月相場は終わり、6月相場入りです。アベノミクス相場で2021年に付けた30795円を上回りました。新たな上昇相場に進んだと見ています。日経平均が3万円を回復できた事は喜ばしい。長期的な上昇トレンドを維持する相場と見ていますが、5月初旬に6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は1400銘柄を上回る高値ゾーンが続いていました。個別株では値上がりする銘柄が減る中で、日経平均は上値を伸ばす相場でした。
6月(1日)に入り、6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は1000銘柄(965銘柄)を下回りました。5月から個別株は、6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数が減り続けて6月を迎えました。目先、短期的に個別株は売られ過ぎた状態と判断されます。来週以降、日経平均は伸び悩むかも知れないが、個別株では戻す(リバウンドOR切り返し)株が増えると見ていますが、戻すと上値は売られると見ています。ただ全体的には、目先は戻れば売り場、次の押し目(買い場)を待つ相場の動きと見ます。
月足では、5月は+2000円高を上回る大陽線で引けました。前週は約600円の長大上ヒゲ型となったが、今週は+500円以上を切り返す強い切り返しで引けました。3万1000円を挟んだ乱高下は、+500円以上の強い切り返しで引けました。チャート的に高値形成が近いと言えそうですが、プラスを維持している間は強い上昇局面は続きます。6月相場は個別株の切り返しで始まりそうですが、戻れば売り場となりそうであり、7月から8月に向け、調整局面と見ています。
5月は半導体関連株+値がさ株が日経平均を牽引し、3万1000円まで乗せました。6月相場は出遅れ株、押し目から切り返しなど、売られる株と切り返す株の2極化相場と見ています。さらに値上がりした場合、7月から8月に全体的に調整局面に向かうと見ています。5月から6月は、個別株は利益確定に押されやすい。7月から8月に向け、調整に転じたところが買い場と見ています。しばらく買い余力を蓄える売り先行相場になりそうです。
個別株全体では、6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は5月初旬にピークを付け、5月末に向けて減少しました。個別株は、5月初旬から売られる銘柄が交錯した事が分かります。5月末に6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は1000銘柄を下回るまで減少したので、個別株全体では売られ過ぎから切り返す銘柄が増えて、再度1000銘柄以上に増えると見る動きです。増えたら売り場と見てください。
日経平均の上昇局面は、6ヶ月移動平均線を下値支持線に上昇局面を作ってきました。今回の上昇局面も、6ヶ月移動平均線を下値支持線と見る動きです。もしアクシデントで崩れたら買い場と見ましょう。来週以降、6ヶ月移動平均線を下値支持線とする6ヶ月移動平均線を上回る上昇局面は続くが、値上がりした上値は売り場になりやすい局面と見ています。
春の相場は2024年の業績予想発表から上放れ、3万円に乗せました。次の相場は、2024年中間決算を先取りして始まると見ています。7月から8月に早めに切り返した業種から立ち上がるのでチェックしましょう。「相場は相場に聞け」の格言の如く、その時、その時によって相場材料は変わります。今後の相場の変化を捉えましょう。
個別株では、電力株など出遅れ感のある業種、また割安感のある業種、上昇基調の押し目を付けた銘柄、上昇余力のある株など買われると見ています。買い材料のある業種は、短期上昇銘柄になります。また短期で下げた場合は、切り返しの押し目になります。下げを待って狙い目となります。
6月1週の東証プライム(1836銘柄)の6ヶ月移動平均線上回る銘柄数は、1000銘柄以上維持でも5月初旬をピーク(1411)に減少は続いている。2022年4月(4)931銘柄(225種125)→4月末703銘柄(225種107)→10月末989銘柄(225種103)→11月末1115銘柄(225種141)→12月末752銘柄(225種71)→1月(23年)末1105銘柄(225種118)→2月末1198銘柄(225種141)→3月末1073銘柄(225種116)→4月(13)1109銘柄(225種139)→4月(20)1216銘柄(225種161)→4月末1154銘柄(225種153)→5月(11)1294銘柄(225種171)→5月(18)1309銘柄(225種177)→5月(25)1230銘柄(225種175)→5月末1230銘柄(225種175)→6月(1)965銘柄(225種157)と減少に転じて引けた。減少しすぎから6月は増加に切り返せるか。減少は続くか。6月の観察ポイントです。
6月1週の東証スタンダード(1444銘柄)も5月初旬(998)から減少している。75日移動平均線を上回る銘柄数は、2022年4月(4)705銘柄→4月末518銘柄→10月末538銘柄→11月末777銘柄→12月末609銘柄→1月(23年)末905銘柄→2月末1022→3月(末)898銘柄→4月(14)891銘柄→4月(21)891銘柄→4月(末)883銘柄→5月(12)864銘柄→5月(19)785銘柄→5月(26)708柄→5月末624銘柄→6月(2)648銘柄と減少している。6月は増加に戻せるか。6月の観察ポイントです。
グロース市場(527銘柄)も5月初旬(259)をピークに減少している。75日移動平均線を上回る銘柄数は、2022年4月(4)320銘柄→4月末192銘柄→10月末194銘柄→11月末251銘柄→12月(末)144銘柄→1月(23年)末254銘柄→2月末234銘柄→3月(末)255銘柄→4月(14)263銘柄→4月(21)232銘柄→4月(末)216銘柄→5月(12)214銘柄→5月(19)187銘柄→5月(26)176銘柄→5月末193銘柄→6月(2)210銘柄と減少は続いている。6月は増加に戻せるか。6月の観察ポイントです。
6月1週の東証プライム(1836銘柄)も1000銘柄以上は維持するが、5月初旬(1434)をピークに減少続いている。75日移動平均線を上回る銘柄数は2022年4月(4)912銘柄(225種118)→4月末739銘柄(225種98)→10月末858銘柄(225種90)→11月末1095銘柄(225種136)→12月末774銘柄(225種67)→1月(23年)末1220銘柄(225種138)→2月末1229銘柄(225種140)→3月(末)1203銘柄(225種139)→4月(14)1231銘柄(225種156)→4月(21)1252銘柄(225種169)→4月(末)1312銘柄(225種177)→5月(12)1288銘柄(225種169)→5月(19)1281銘柄(225種174)→5月(26)1108銘柄(225種165)→5月末920銘柄(225種154)→6月(2)1065銘柄(225種164)と減少は続く。6月は増加に戻せるか。6月の観察ポイントです。
<801NYダウ 803NASADAQ指数 日足チャート>
6月もNYダウは、上値が伸び悩んで始まりました。債務上限問題は解決しましたが、米国FRBは利上げ余地を残す発言をしています。チャート的に、25日から75日移動平均線に上値を押さえられて、下値は200日移動平均線(下値支持線)で下げ止まった上下幅の中で、小幅な動きをしています。上値を25日から75日移動平均線に押さえられた動きは、上下どちらに放れるか。キッカケ待ちの動きです。6月の観察ポイントです。
「803」NASDAQ指数は、今年は底入れ後、下値を切り上げ、12000ポイントに乗せてから、13000ポイントまで上値更新相場を強めています。月足では、5月に6ヶ月移動平均線と12ヶ月移動平均線はGクロスし、上昇転換しました。日足では、25日から75日移動平均線を下値支持線に、上昇相場から上値更新が続くと見る動きです。6月の観察ポイントです。
<125東証スタンダード単純総合指数 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率
スタンダード指数は、3月高値を意識した上値ボックスを上回れない状態にあります。日経平均は上値を試す中でも、スタンダード指数は伸び悩む調整局面となっています。75日移動平均線は上向き、上昇基調は維持しています。75日移動平均線を下回ってくると押し目形成の動きです。6月の観察ポイントです。
<850ドル円 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率+75日ボリンジャーバンド
ドル円相場は、200日移動平均線を上回る新たな円安相場に切り替わりました。200日移動平均線を上回る動きから、しばらく円安相場は続くと見る状態です。75日ボリンジャーバンドでは、+2Σ(139円)から+3Σ(142円)の円安レンジまで達してから、+1Σ(137円)から+3Σ(142円)の円安レンジの推移に戻してきました。
5月は、75日ボリンジャーバンド+1Σ(137円)から+3Σ(142円)の新たな円安レンジに乗せました。5月から円安が強まっている事を示すレンジです。75日ボリンジャーバンド+1Σ(137円)から+3Σ(142円)幅での推移は、しばらく円安基調が続くと見る動きです。6月の観察ポイントです。
<日経平均 610評価損率・週足チャート>
日経平均はアベノミクスから3万1000円に乗せましたが、評価損率は悪化しました。個別株は売られた事が分かります。-8.89%(5/19)→-10.57%(5/26)と-1.8%も悪化しました。個別株では、値上がりした株を中心に売られた事が分かります。日経平均の3万1000円台は、個別株では高値形成の水準と考えられます。上昇した高値で評価損率の悪化は、高値警戒の動きと見なければなりません。
評価損率の数値は、-10.16%(2023・1/27)→-10.09%(2/24)→-9.21%(3/3)→-9.24%(3/10)→-10.91%(3/17)→-10.46%(3/24)→-10.03%(3/31)→-10.39%(4/7)→-8.59%(4/14)→-9.27%(4/21)→-9.29%(4/28)→-9.46%(5/12)→-8.89%(5/19)→-10.57%(5/26)と最後にきて悪化しました。高値ゾーンから売られ、切り返せるか。来週は切り返せるか。6月の観察ポイントです。
<日経平均 月足チャート>標準条件NO1(月足基本チャート)
5月の上げ幅は約+2000円で引けました。今年1月安値から、半年で約+6000円値上がりしました。2020年に並ぶ短期間の大幅な上げ幅となりました。過去の上昇局面では、大幅に値上がりした後も続伸する大型相場と、大幅高した後は調整に転ずる上昇相場の局面がありました。6月は、このあたりを観察したい。
月足チャートは、5月の大陽線の引け値を上回って始まりました。6ヶ月から12ヶ月移動平均線を大きく上回る上昇基調の立ち上がりの上昇パターンと言えます。短期的に大幅高した後は、調整局面に向かいやすい。5月引け値を上回っている間は強い上昇局面です。陰線に転ずると高値形成です。6月の観察ポイントです。
<日経平均 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率
日足チャートは、5月16日に25日騰落レシオは148ポイントのピークを付けました。6/2は112ポイントまで下げました。個別株は売られている事が分かります。25日騰落レシオ148ポイントまで買われた後は、調整に転じやすいでしょう。25日騰落レシオの動きは、昔ほど信頼度は無くなりましたが、数値のピークは株価に10日から20日先行する性質があります。今回も当てはまったか確認です。
日足チャートは、10日から25日移動平均線を下値支持線に強い上昇局面のまま、3万1000円を維持しました。短期的に株価が10日移動平均線を下回ると上げ止まり、25日移動平均線を下回ると売り転換と判断されます。10日から25日移動平均線を上回る間は、上昇局面は続くと判断します。目先10日移動平均線まで下げ、切り返しています。まずは上げ止まりから確認ポイントです。6月の観察ポイントです。
外国人投資家の日本買いは続くか。バフェット氏の日本株買いは長期か。露・ウ戦争いつまで続く。世界はどう動く。