日経平均株価の動き(2023年06月30日)

昨年9月に225先物・祭日取引が新設された後、9月最初の祭日から売り崩されました。今年5月にミニオプションが新設され、5月から6月に向けて、6月限、7月限コールオプションが100倍・200倍に値上がりしました。外国人投資家のために始めた新設・先物オプション取引は、外国人投資家に利益をもたらしました。6月末の日経平均は、3万3000円を意識して引けました。

昨年9月先物(祭日)取引で、-2500円売り崩された事が記憶に残っていました。また新設オプションは、日経平均を7月から8月に売り崩すと思い込んでいました。そのため、6月33700円の大幅高の上値まで上がると見ていなかった。理由は個別株が日経平均に対し、余り上げていなかったからです。5月から日経平均を大幅高させた事で、個別株に対し、6月SQに約3000円カイリしました。

来週から7月相場入りします。7月2週(SQ)にコールオプションの期日を迎えるまで、33000円を維持する可能性は残っています。7月初旬から売ってくるか、7月2週(SQ)まで高値維持が続くか。7月SQ後に仕掛けてくるか。この点を観察したい。5月から6月に大幅高させた調整が、7月SQから8月に仕掛けられる可能性があると見ています。

早ければ来週から、通常なら7月SQ以降から仕掛けてくる可能性が残っています。そう言う意味から、7月から8月は乱高下の調整局面と見ています。調整には2種類あり、調整が深くなれば買い場になります。調整が浅ければ日柄整理になります。

日経平均が乱高下してくると個別株物色(スタンダード・グロース)相場に移ります。6月入りから乱高下しましたが、個別株物色相場になりました。日経平均は7月から8月に向け、どう動くか。個別株物色の場合、主力株より、スタンダード市場、グロース市場など個別株が買われやすいと見てください。出遅れ株も買われてくると見てください。このあたりが観察ポイントになります。

全体的には、6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数で、225種株は約9割の銘柄が上回ってきました。高値警戒ゾーンの水準と言えます。前週発表の評価損率は-7%高値ゾーンであり、今週発表の数値も-8%で高値ゾーンです。移動平均線を上回る銘柄数と評価損率の数値、どちらを見ても高値ゾーンで推移しています。

全体では、高値ゾーン銘柄が増える中で円安が進んでいます。円安メリット業種など、秋以降、中間決算で上方修正が期待されます。円安から上方修正が分かっている株は、業績発表前から買われます。自動車関連、自動車部品など、中期で低迷していた業種は買われると見ています。円安メリット業種など注目したい。

6月5週の東証プライム(1834銘柄)の6ヶ月移動平均線上回る銘柄数は、1000銘柄以上で強気で引けた。225種株の増加が強かった。2022年4月(4)931銘柄(225種125)→4月末703銘柄(225種107)→10月末989銘柄(225種103)→11月末1115銘柄(225種141)→12月末752銘柄(225種71)→1月(23年)末1105銘柄(225種118)→2月末1198銘柄(225種141)→3月末1073銘柄(225種116)→4月(13)1109銘柄(225種139)→4月(20)1216銘柄(225種161)→4月末1154銘柄(225種153)→5月末1230銘柄(225種175)→→6月(8)1130銘柄(225種175)→6月(15)1302銘柄(225種193)→6月(22)1356銘柄(225種196)→6月(29)1356銘柄(225種195)と225種株は約9割まで増加し高値警戒ソーンで引けた。7月は増加は続くか。減少に転ずるか。7月の観察ポイントです。

東証プライム銘柄

225銘柄

6月5週の東証スタンダード(1439銘柄)も増加して引けた。75日移動平均線を上回る銘柄数は、2022年4月(4)705銘柄→4月末518銘柄→10月末538銘柄→11月末777銘柄→12月末609銘柄→1月(23年)末905銘柄→2月末1022→3月(末)898銘柄→4月(末)883銘柄→5月末624銘柄→6月(9)742銘柄→6月(16)833銘柄→6月(23)881銘柄→6月(末)955銘柄と増加して6月を引けた。7月も増加は続くか。売られるか。7月の観察ポイントです。

東証スタンダード銘柄

6月5週のグロース市場(535銘柄)も増加を維持した。75日移動平均線を上回る銘柄数は、2022年4月(4)320銘柄→4月末192銘柄→10月末194銘柄→11月末251銘柄→12月(末)144銘柄→1月(23年)末254銘柄→2月末234銘柄→3月(末)255銘柄→4月(末)216銘柄→5月末193銘柄→6月(9)245銘柄→6月(16)289銘柄→6月(23)306銘柄→6月(末)294銘柄と高水準で引けた。7月も増加は続くか。7月の観察ポイントです。

東証グロース銘柄

6月5週の東証プライム(1834銘柄)も1000銘柄以上の強気で引けた。225種株の増加が目立った。75日移動平均線を上回る銘柄数は2022年4月(4)912銘柄(225種118)→4月末739銘柄(225種98)→10月末858銘柄(225種90)→11月末1095銘柄(225種136)→12月末774銘柄(225種67)→1月(23年)末1220銘柄(225種138)→2月末1229銘柄(225種140)→3月(末)1203銘柄(225種139)→4月(末)1312銘柄(225種177)→5月末920銘柄(225種154)→6月(9)1158銘柄(225種180)→6月(16)1325銘柄(225種197)→6月(23)1280銘柄(225種191)→6月(末)1309銘柄(225種194)と強気で引けた。7月増加は続くか。減少に転ずるか。7月の観察ポイントです。

東証プライム銘柄

225銘柄

<801NYダウ 803NASADAQ指数 日足チャート>

NYダウは、上値34000ドル前後のボックス相場が続いています。しばらく、このボックス水準から抜け出られそうにありません。引き続き、チャート的には25日から75日移動平均線を上回る上値ボックス相場で推移しています。下値は、200日から75日移動平均線(下値支持線)を意識しています。34000ドルを上回ると上放れる可能性は残っています。7月の観察ポイントです。

「803」NASDAQ指数は、75日から25日移動平均線(下値支持線)を上回る上昇相場の上値更新が続いています。13000ポイントを上回る上昇局面は強くなっています。引き続き、日足では25日から75日移動平均線を下値支持線に、上値更新相場が続く動きです。7月の観察ポイントです。

NYダウ NASADAQ指数 日足チャート

<125東証スタンダード単純総合指数 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率

スタンダード指数の6月の上昇局面は、75日から25日移動平均線を上回る上値更新相場が続いてきました。今週は売られて、25日移動平均線まで調整しました。7月に日経平均の上値が伸び悩むと、スタンダート指数も伸び悩むか。スタンダード銘柄は買われるか。指数の上値更新相場は維持しています。スタンダート指数が25日移動平均線で切り返せれば、個別株が買われている事を意味します。7月も買われるか。7月の観察ポイントです。

東証スタンダード単純総合指数 日足チャート

<850ドル円 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率+75日ボリンジャーバンド

ドル円相場は、200日移動平均線を上回ってから円安基調が強まり、さらに75日ボリンジャーバンドは拡大が続き、円安基調を示しています。200日移動平均線を上回る状態と75日ボリンジャーバンドの拡大続きが、円安基調が強まる事を表しています。

75日ボリンジャーバンドでは、+1Σ(140円)から+3Σ(148円)とバンド幅は円安レンジが拡大しています。これを見ても、+1Σ(140円)を上回る円安は続くと見る状態です。75日ボリンジャーバンドは、+1Σ(140円)から+2Σ(144円)の円安レンジに沿って推移は続くと見ています。75日ボリンジャーバンド(+1Σ140円)から中心線を下回った場合は、円高転換の心配がでます。7月の観察ポイントです。

ドル円 日足チャート

<日経平均 610評価損率・週足チャート>

前週の評価損率は-7%で、今週発表の評価損率は-8%と改善傾向が続いた事が分かります。5月は主力株の上昇で改善し、6月は個別株が幅広く買われて、評価損率の数値が改善した事がわかります。日経平均は、6月に3万3000円に乗せたものの、評価損率の数値は改善は弱かったが、6月は個別株の買いが広がり、数値は改善しました。ただ数値の改善は高値ゾーンを意味します。

評価損率の数値は-10.16%(2023・1/27)→-10.09%(2/24)→-9.21%(3/3)→-9.24%(3/10)→-10.91%(3/17)→-10.46%(3/24)→-10.03%(3/31)→-10.39%(4/7)→-8.59%(4/14)→-9.27%(4/21)→-9.29%(4/28)→-9.46%(5/12)→-8.89%(5/19)→-10.57%(5/26)→-9.47%(6/2)→-9.00%(6/9)→-7.34%(6/16)→-8.65%(6/25)と改善は続いています。7月は高値警戒ゾーンになりそうです。7月の観察ポイントです。

評価損率・週足チャート

<日経平均 月足チャート>標準条件NO1(月足基本チャート)

6月の月足チャートは、前週は大陽線に上ヒゲが伸びた状態まで売り込まれましたが、今週は切り返し、大陽線に戻し、上ヒゲを縮めて引けました。6ヶ月移動平均線からカイリが大きくなっており、7月の続伸は厳しそうに見えます。6ヶ月移動平均線(下値支持線)を意識しておく必要があります。

月足チャートは、5月と6月の2か月連続の大陽線から、6ヶ月と12ヶ月移動平均線から大幅にカイリした状態で7月を迎えます。カイリ幅の大きさを見て、7月の伸びは難しいだろうと見えます。目先は7月SQに向け(上回れるか)どう動くか。また7月SQ以降(売られるか)どう動くか。7月の観察ポイントです。

日経平均 月足チャート

<日経平均 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率

日足チャートは、6月SQに向け33700円台と大幅高しました。今週は25日移動平均線まで調整(下落)し、25日移動平均線で切り返し、6月末は33000円を意識しました。目先は高値形成の動きに入っている様に見えます。目先は10日移動平均線を上回り、再上昇に転じました。10日移動平均線を上回る動きは上昇相場です。

日足チャートは、75日と200日移動平均線からカイリ幅が大きく、25日移動平均線まで調整し、切り返した動きです。再度10日移動平均線を上回りましたが、33700円の高値を上回れないと戻り売られると見ています。再度10日移動平均線を下回ると上げ止まり。25日移動平均線を下回ると売り転換と判断します。10日から25日移動平均線を上回る状態を維持できるかどうかが、7月相場のポイントです。7月の観察ポイントです。

日経平均 日足チャート

7月はどう動く。7月も上値更新できるか。高値形成するか。外国人投資家は売ってくるか。円安は続くか。世界はどう動く。

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