今週は7月SQ週でした。7月SQは、6ヶ月連続で上回ってきた前月SQ値を上回るか試す動きでした。7月SQ値(32484円)は6月SQ値(32018円)を上回り、7ヶ月連続更新の強い上昇相場が続いている事を示しました。週末SQ値を下回って引けたが、来週7月SQ値(32484円)を上回れば上昇に戻します。下回ると乱高下に向かいます。上回って推移するなら、強い上昇局面は維持します。来週以降、7月SQ値を戻せるか。下回れば8月は調整局面に向かう心配が出てきます。
調整に転じた場合、確認する指標として、プライム市場で6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数の増減で、強弱を確認しています。6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は、7月3日1386(225種203)銘柄ありました。銘柄数的には、高値警戒ゾーン入りと判断する銘柄数であった。今後、銘柄数の減少が続くなら、調整している事を意味します。
7月13日に、6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は、1204(225種182)銘柄まで減少しています。銘柄数の減少は高値警戒ゾーンで売りに転じ、銘柄数が増加した事が表れています。1000銘柄を下回ると調整局面に入ったと判断します。今後も銘柄数が変動しながら減少が強まると調整が進むと判断できます。今後の増減に注目したい。
「山高ければ谷深し」有名な相場格言があります。強い相場が続いたとき、短期狙いしたが、高値掴みしてしまった投資家が増えたとき、高値から1~2割下がり始めると信用ナンピン買いが増える傾向がありました。短期的に下げ止まった様に見えるものの、崩れると損失拡大から追い証が発生し、ロスカットされます。「投げ売り増加から谷が深くなる」状況を格言として残したものです。
格言に残したものですから、やってはいけない投資行動です。買い目線の崩れを待てる投資家から見れば、追い証の発生は買いの大チャンスと見ています。同じ株を買っても、底値を買える投資家と高値を買ってしまう投資家に分かれるものです。ボトムを待てるか、下げを怖がらずチャンスと見る事ができるか。この様な動きをチャンスにできるかどうかに分かれます。
個別株では、日経平均の乱高下の中では、材料株など、一定数の個別株は値上がりします。多少のズレはあるものの、全体的に約8割の株が日経平均に連動します。2割前後の連動しない株が値上がりしたりします。この様なワンチャンスをものにするか。日経平均が下げ止まるまで待つか。投資行動が分かれるポイントです。しばらく個別株物色になりそうです。好業績株の注目は続きます。
7月2週の東証プライム(1834銘柄)の6ヶ月移動平均線上回る銘柄数は、6月をピークに減少に転じてきた。225種株も減少に転じている。1月(23年)末1105銘柄(225種118)→2月末1198銘柄(225種141)→3月末1073銘柄(225種116)→4月末1154銘柄(225種153)→5月末1230銘柄(225種175)→6月(22)1356銘柄(225種196)→6月末1326銘柄(225種197)→7月(6)1261銘柄(225種190)→7月(13)1204銘柄(225種182)と225種株は徐々に減少している。7月は1000銘柄を維持できるか。7月の観察ポイントです。
7月2週の東証スタンダード(1439銘柄)は高水準を維持している。75日移動平均線を上回る銘柄数は、2022年4月(4)705銘柄→4月末518銘柄→10月末538銘柄→11月末777銘柄→12月末609銘柄→1月(23年)末905銘柄→2月末1022→3月(末)898銘柄→4月(末)883銘柄→5月末624銘柄→6月(16)833銘柄→6月(23)881銘柄→6月末976銘柄→7月(7)982銘柄→7月(14)879銘柄と高水準を維持している。7月は高水準を維持できるか。減少に転ずるか。7月の観察ポイントです。
7月2週のグロース市場(535銘柄)は減少に転ずる。75日移動平均線を上回る銘柄数は、2022年4月(4)320銘柄→4月末192銘柄→10月末194銘柄→11月末251銘柄→12月(末)144銘柄→1月(23年)末254銘柄→2月末234銘柄→3月(末)255銘柄→4月(末)216銘柄→5月末193銘柄→6月(16)289銘柄→6月(23)306銘柄→6月末297銘柄→7月(7)269銘柄→7月(14)266銘柄と減少している。増加に戻せるか。7月の観察ポイントです。
7月2週の東証プライム(1834銘柄)も減少している。225種株の増加が目立った。75日移動平均線を上回る銘柄数は1月(23年)末1220銘柄(225種138)→2月末1229銘柄(225種140)→3月(末)1203銘柄(225種139)→4月(末)1312銘柄(225種177)→5月末920銘柄(225種154)→6月(16)1325銘柄(225種197)→6月(23)1280銘柄(225種191)→6月末1309銘柄(225種194)→7月(7)1171銘柄(225種178)→7月(14)1105銘柄(225種170)と減少している。増加に戻せるか。7月の観察ポイントです。
<801NYダウ 803NASADAQ指数 日足チャート>
NYダウの34000ドルを挟んだボックス相場は続いています。5月以降、下値を切り上げ、上値を試す動きが続く様になりました。このボックスを上放れる動きに向かいそうです。引き続き、チャート的には25日から75日移動平均線を上回る上値ボックス相場で推移しています。下値は200日から75日移動平均線(下値支持線)を意識している。75日から25日移動平均線が上向きに転じたので、34000ドルを上放れるか。7月の観察ポイントです。
「803」NASDAQ指数は、75日から25日移動平均線(下値支持線)を上回る上昇相場の上値更新が続いています。13000ポイントを維持し、上昇局面が続いています。相場が回復から上昇を強めている事がわかります。引き続き、25日から10日移動平均線を下値支持線に、上値更新相場が続く局面と見ています。7月の観察ポイントです。
<125東証スタンダード単純総合指数 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率
今週のスタンダード指数は、25日移動平均線を下回る調整となったが、浅い下げで止まりました。75日移動平均線を上回る上昇基調は維持し、25日移動平均線を上回れば上昇基調に戻します。日経平均が売られる中で、スタンダート指数は25日移動平均線を下回った程度で止まっています。個別株の売りが進むと下げ幅は大きくなるが、切り返すか。7月の観察ポイントです。
<850ドル円 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率+75日ボリンジャーバンド
今週のドル円相場は25日移動平均線を下回り、75日移動平均線(75日ボリンジャーバンド中心線・137円)の2線間のレンジの円高に転じ、一気に中心線(137円)まで円高は進んだ。4月以降、続いてきた円安の動きから一転して円高にシフトした。75日ボリンジャーバンド(中心線・137円)を下値支持線とするレンジで推移すると見ています。
75日ボリンジャーバンドでは、バンド幅は拡大→縮小に転じ、円高に動いた事を表しています。しばらく中心線(137円)から+1Σ(141円)のレンジで動きそうです。今後の基調は、75日ボリンジャーバンド中心線(137円)から+1Σの(141円)レンジを上下どちらに動くか。+1Σ(141円)を上回れば、+2Σ(145円)の円安レンジに戻したと見る事が出来ます。短期的には円高の動き。7月の観察ポイントです。
<日経平均 610評価損率・週足チャート>
評価損率は、6月-7.34%(6/16)を高値警戒ゾーンとして、-8.24%(6月末)→-9.71%(7/7)と2週続いて高値警戒ゾーンから売られた動きとなりました。個別株が幅広く買われ、評価損率の数値が改善した事が分かりますが、改善すると高値ゾーンの売り場になります。日経平均は6月3万3700円の高値を付け、7月3日も3万3700円を付けて始まった。株価が高くなり、評価損率も改善した。評価損率の数値が改善し、高値形成から下落になっている。評価損率の数値が改善したら売り場あり、買ってはいけない時期と見なければなりません。引き続き、8月に向け評価損率の数値が悪化したら買い場です。
評価損率の数値は-10.16%(2023・1/27)→-10.09%(2/24)→-9.21%(3/3)→-9.24%(3/10)→-10.91%(3/17)→-10.46%(3/24)→-10.03%(3/31)→-10.39%(4/7)→-8.59%(4/14)→-9.27%(4/21)→-9.29%(4/28)→-9.46%(5/12)→-8.89%(5/19)→-10.57%(5/26)→-9.47%(6/2)→-9.00%(6/9)→-7.34%(6/16)→-8.65%(6/25)→-8.24%(6/30)→-9.71%(7/7)と6月ピークに悪化に転じた事が分かります。7月の観察ポイントです。
<日経平均 月足チャート>標準条件NO1(月足基本チャート)
今週の月足チャートは、6月大陽線をかぶせる陰線幅を拡大させました。上昇ストップ線と言われる陰線になるか、切り返すか試す動きです。今週は7月SQも重なり、下げ幅を拡大したところで切り返しました。引き続き、8月に向け調整局面向かうか。切り返せるか。
6月は約2300円幅の大陽線で、7月は約-800円の陰線となっている。どこまで陰線幅を拡大するのか。切り返すか。切り返した場合、6月高値で買った人は戻り売り待ちから処分売りが出て上値は伸びなくなります。しばらく6ヶ月移動平均線を上回る状況で、陰線幅の中で上げ下げが続く様に見えます。月足では、6ヶ月から12ヶ月移動平均線を下値支持線と見て下さい。7月の観察ポイントです。
<日経平均 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率
日足チャートは、前週は25日移動平均線を下回って引けました。今週は25日移動平均線を下回って始まった。売り転換で始まった事を意味しますが、短期売られ過ぎから戻しています。短期的に25日移動平均線を下回る下落の場合、25日移動平均線を上回れない戻りは、戻り売りパターンになりやすい。
日足チャートは、75日と200日移動平均線の2カイリ幅が大きい状態なので、短期的にリバウンドすると見ています。リバウンドの後、25日移動平均線を上回ってくれば再上昇に戻しますが、25日移動平均線まで戻した程度では、再度戻り売りに転じやすいと見てください。25日移動平均線を上回れなければ、75日移動平均線前後まで調整に転ずる可能性が出てきます。7月の観察ポイントです。
7月は下落に転じてきた。高値形成から調整局面入りか。外国人投資家どう動く。世界はどう動く。