日経平均株価の動き(2023年08月25日)

前週は-1000円以上の下げ幅で引け、今週木曜日までは前週の大幅安を取り戻す上げ幅(+830円)を見せましたが、週末1日で上げ幅を帳消しする下げ幅(-660円)となりました。調整局面の戻りは、25日から75日移動平均線(上値抵抗線)を一発で戻す事は滅多にありません。来週は月末に向け、25日から75日移動平均線(上値抵抗線)を上回るまで戻せるか、再下落に転ずるか、試される8月末になります。まだ調整局面の戻りの範囲と見ています。25日から75日移動平均線を上回れない間は、調整局面と見て下さい。8月SQ値(32013円)を上回る水準を維持できなければ、戻したと言えません。

8月初め、プライム市場で6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は、約1350銘柄(225種198)と高値ゾーンを示す銘柄数でした。今週は1100銘柄(225種150)とピークから約2割減少しました。銘柄数の減少は、高値から売られた別株が増加した事を意味します。今後も減少が続き、増加に転じない間は調整局面と言えます。上値抵抗線を突破し、銘柄数が増加に転じたら、切り返しの動きと判断できます。

7月から始まった調整局面でしたが、思った以上に7月相場が強かったので、まだ調整は続く可能性があると見ています。個別株では2極化して、上昇基調を維持している株と下降基調の株に分かれています。日経平均は調整局面でも、個別株は2極化から上昇基調を維持している株が思っていたより多かった。プライム市場に分類されてから、乱高下の中でもスタンダード市場の個別株が買われるのが目立ちました。日経平均の下落の影響が少ないスタンダード市場の個別物色相場は、一定数残りそうです。

短期的には、6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数の減少が止まれば、下げ止まりから切り返す可能性があると見ます。乱高下の中でも、切り返す銘柄、上昇基調の銘柄など、グループ別の「有望銘柄」にグループ化しております。今後も参考に見て頂ければと思います。

個別株では、この乱高下の中でも、新高値銘柄が思った以上に多い状況を維持しました。いったん調整中であっても、第一四半期決算発表から、上放れ切り返すスタンダード銘柄が多かった。食品、科学、素材、金融、証券、飲食、サービスなど幅広く、下げずに高値更新した銘柄がありました。今後も、業績発表をキッカケに切り返す銘柄と下降基調の2極化する流れは残りそうです。

8月4週の東証プライム(1835銘柄)の6ヶ月移動平均線上回る銘柄数は、7月末の高水準から減少は続きそうです。1月(23年)末1105銘柄(225種118)→2月末1198銘柄(225種141)→3月末1073銘柄(225種116)→4月末1154銘柄(225種153)→5月末1230銘柄(225種175)→6月(22)1356銘柄(225種196)→6月末1326銘柄(225種197)→7月末1363銘柄(225種198)→8月(3)1174銘柄(225種168)→8月(9)1190銘柄(225種176)→8月(17)1087銘柄(225種158)→8月(24)1183銘柄(225種168)で減少は止まるか。減少は続くか。9月に向けた観察ポイントです。

東証プライム銘柄

225銘柄

8月4週の東証スタンダード(1440銘柄)は約半数で伸び悩んでいる。75日移動平均線を上回る銘柄数は、2022年4月(4)705銘柄→4月末518銘柄→10月末538銘柄→11月末777銘柄→12月末609銘柄→1月(23年)末905銘柄→2月末1022→3月(末)898銘柄→4月(末)883銘柄→5月末624銘柄→6月(23)881銘柄→6月末976銘柄→7月末973銘柄→8月(4)840銘柄→8月(10)850銘柄→8月(18)673銘柄→8月(25)778銘柄で減少は止まるか。増加に戻せるか。9月に向けた観察ポイントです。

東証スタンダード銘柄

8月4週のグロース市場(544銘柄)も約3分の1まで減少した。75日移動平均線を上回る銘柄数は、2022年4月(4)320銘柄→4月末192銘柄→10月末194銘柄→11月末251銘柄→12月(末)144銘柄→1月(23年)末254銘柄→2月末234銘柄→3月(末)255銘柄→4月(末)216銘柄→5月末193銘柄→6月(23)306銘柄→6月末297銘柄→7月末248銘柄→8月(4)197銘柄→8月(10)182銘柄→8月(18)140銘柄→8月(25)181銘柄と減少は止まるか。増加に戻せるか。9月に向けた観察ポイントです。

東証グロース銘柄

8月4週の東証プライム(1835銘柄)も7月末ピークに減少に転じている。75日移動平均線を上回る銘柄数は1月(23年)末1220銘柄(225種138)→2月末1229銘柄(225種140)→3月(末)1203銘柄(225種139)→4月(末)1312銘柄(225種177)→5月末920銘柄(225種154)→6月(23)1280銘柄(225種191)→6月末1309銘柄(225種194)→7月末1333銘柄(225種191)→8月(4)1069銘柄(225種144)→8月(10)1166銘柄(225種164)→8月(18)914銘柄(225種126)→8月(25)1061銘柄(225種133)減少は止まるか。増加に戻せるか。9月に向けた観察ポイントです。

東証プライム銘柄

225銘柄

<801NYダウ 803NASADAQ指数 日足チャート>

NYダウは、75日移動平均線(下値支持線)前後で調整してきましたが、24日は大陰線で下回りました。7月利上げ後、ブレーキがかかった状態が続いています。75日移動平均線を下回る調整は続くのか。引き続き、75日移動平均線(下値支持線)前後で調整は続くのか。200日移動平均線(下値支持線)まで調整してしまうのか。75日移動平均線(下値支持線)前後を維持出来るか、確認です。9月に向けた観察ポイントです。

「803」NASDAQ指数も、利上げブレーキから75日移動平均線(下値支持線)前後まで調整しています。75日移動平均線(下値支持線)前後で調整から、下値固めすると見ています。75日移動平均線(下値支持線)前後を下値メドと見ていますが、75日移動平均線を下回ると値幅調整から切り返しを期待したい。9月に向けた観察ポイントです。

NYダウ NASADAQ指数 日足チャート

<125東証スタンダード単純総合指数 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率

スタンダード指数も、75日移動平均線(下値支持線)割れまで調整し、切り返しています。75日移動平均線(下値支持線)前後での切り返しから、底固めが終わり、切り返しから上昇に戻せるか。25日移動平均線(下値支持線)を上回ってこなければ、上昇相場に戻せず、75日移動平均線前後で底固めが続きます。9月に向けた観察ポイントです。

東証スタンダード単純総合指数 日足チャート

<850ドル円 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率+75日ボリンジャーバンド

ドル円相場は、145円前後で推移している。75日ボリンジャーバンド+2Σ(147円)を上値抵抗線に、円安は止まっています。+2Σ(147円)を上回る円安は抑えられている様にも見えます。しばらく、75日ボリンジャーバンド+1Σ(144円)から+2Σ(147円)の円安レンジで推移が続きそうです。

75日ボリンジャーバンド+1Σ(144円)から+2Σ(147円)のレンジから、75日ボリンジャーバンドでは、+1Σ(144円)を下回ると+1Σ(144円)から中心線(141円)の円高レンジに移ります。しばらく75日ボリンジャーバンド+1Σ(144円)から+2Σ(147円)の範囲で、円安相場は、さらに円安に動くか、円高に戻すか、上下のブレを心配する時期になったようです。9月に向けた観察ポイントです。

ドル円 日足チャート

<日経平均 610評価損率・週足チャート>

8月3週の評価損率は、週間で日経平均が-1000円以上下げたことから、-11.73%(8/18)と-10%以下に悪化しました。今週のリバウンドは、評価損率の数値の悪化から、買い戻された動きと見ています。今週は、前半の戻り過ぎから、週末に売られました。評価損化率の数値の改善は戻り売りが控えているので、上値は売られます。13週移動平均線を上回れない間は、戻り売りの上値メドと見てください。

評価損率の数値は、-10.16%(2023・1/27)→-10.09%(2/24)→-10.03%(3/31)→-9.29%(4/28)→-10.57%(5/26)→-7.34%(6/16)→-8.24%(6/30)→-9.71%(7/7)→-9.07%(7/28)→-8.88%(8/4)→-9.35%(8/10)→-11.73%(8/18)と、今週前半は買い戻され、週末は売られました。また数値が戻り、改善したら売られます。悪化したら、ワンチャンスの買い場になります。9月に向けた察ポイントです。

評価損率・週足チャート

<日経平均 月足チャート>標準条件NO1(月足基本チャート)

8月SQ明け、月足チャートでは-1700円以上の陰線まで拡大し、今週木曜日まで-900円まで戻し、週末は大幅に売られ、イッテコイ(-1550円)となりました。高値の調整局面となっています。来週で戻せなければ、8月も陰線になります。当面は、6ヶ月移動平均線(下値支持線)を意識した動きになります。6ヶ月移動平均線を意識したので、9月も6ヶ月移動平均線を下値支持線とする意識した動きとなりそうです。9月に向け、上げ下げしながら調整は続くと見ています。下げ幅が大きくなったら、短期ワンチャンスの買い場の可能性はあります。

月足チャートでは、6ヶ月から12ヶ月移動平均線(下値支持線)を上回る上昇基調の中で、陰線となっている調整局面です。引き続き、6ヶ月から12ヶ月移動平均線(下値支持線)上回る上昇基調に変わりはなく、調整局面(押し目形成)と見ています。大きく売られたら、ワンチャンスの買い場になります。9月に向けた観察ポイントです。

日経平均 月足チャート

<日経平均 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率

前週の日足チャートでは、25日から75日移動平均線を下回る調整局面に転じました。今週は75日移動平均線(下値支持線)を下回ってから切り返す戻り相場は、週末に反落しました。来週も75日移動平均線(下値支持線)を上回って推移できなければ、弱い動きになります。25日移動平均線を上回ってくれば、上昇相場に戻します。戻せなければ、調整局面は続きます。

日足チャートは、25日移動平均線と75日移動平均線の2カイリ幅は縮小し、縮小が続くと25日移動平均線と75日移動平均線はDクロスします。25日移動平均線が75日移動平均線を下回ると、売られ過ぎから切り返します。調整が終わり、上昇基調に戻せるかどうかの確認ポイントです。9月に向けた観察ポイントです。

日経平均 日足チャート

調整局面でも新高値銘柄数はシッカリしていた。高値形成から売られる株の中でも値上がり銘柄は一定数残っている。外国人投資家どう動く。世界はどう動く。

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