日経平均株価の動き(2023年12月15日)

前週は、SQ週要因と外国人投資家のクリスマス前の持ち高調整が重なり、大きく乱高下しました。やはり個人投資家は外国人投資家が売る前に持ち高を減らし、下げた時を狙います。外国人投資家の行動を知るくらいの投資判断が必要です。今週も乱高下して始まりましたが、持ち高調整が減れば売り物も少なくなり、下げ幅は浅くなります。売り物が減れば、買いが増えた様に見えます。クリスマスに向け、買いも細ってくると値動きは小動きになります。外国人投資家が市場に戻ってくれば、年明け新NISAに向け、買われてくると見ています。

下げ幅が浅くなる事は、持ち高調整は終わったと見る事が出来ます。クリスマスに向け、商いが細れば売り物も減り、下げは浅り、上値追いの買いも減るので値動きは小さくなります。クリスマス明けから年末は、ご祝儀買いで戻すと見ています。年明けに繋がる上昇相場を期待したい。

年明け新NISAがスタートします。ご祝儀相場で始まることを期待しています。高値更新すれば、早めの決算売りが出始めるため、売り物が増えてくる可能性があります。上がれば売り物が控えていて、下がれば買いが控えています。来年は、何が相場材料になるか観察したい。

外国人投資家は、先々の投資材料を調べ、上がる株を拾い始めます。拾われた株価は、底入れから下値を切り上げ始めます。株価の動きとして業績が良い間にピークを付け、下げ始めたり、業績が悪い間から拾い出すので上がり始めたりします。個別株では、立ち上がってきた銘柄が買われ始めた動きと見る事が出来ます。

現在値上がりしている株は高値にあり、動いてなかった株は底値にあり、業績を悪化させた株は下降基調だったりします。買われ始めた銘柄は出遅れ株で、下値を切り上げてきます。2025年業績予想発表前に上値追いしている株は強い株ですが、リスクから考えると出遅れ株狙いが良いと考えます。

一部の材料株、好業績株、半導体関連株は高値更新している株が多くありますが、高値にあり、押し目を作るまで手が出しにくいでしょう。上昇基調で立ち上がり始めたばかりの出遅れ株は、需給整理が終わって立ち上がり中と言う事から、上値に売り物が少なく、年が明けても買われやすい対象になります。またテーマ別「有望銘柄」もご参考に見てください。

12月3週の東証プライム(1661銘柄)の6ヶ月移動平均線上回る銘柄数は、少し減少した。1月(23年)末1105銘柄(225種118)→2月末1198銘柄(225種141)→3月末1073銘柄(225種116)→4月末1154銘柄(225種153)→5月末1230銘柄(225種175)→6月末1326銘柄(225種197)→7月末1363銘柄(225種198)→8月末1283銘柄(225種168)→9月末1160銘柄(225種156)→10月末781銘柄(225種92)→11月(22)893銘柄(225種124)→11月末944銘柄(225種123)→12月(7)839銘柄(225種120)→12月(14)725銘柄(225種97)と減少した。増加に戻せるか。12月の観察ポイントです。

東証プライム銘柄

225銘柄

12月3週の東証スタンダード(1618銘柄)も少し減少した。75日移動平均線を上回る銘柄数は、2022年4月(4)705銘柄→4月末518銘柄→10月末538銘柄→11月末777銘柄→12月末609銘柄→1月(23年)末905銘柄→2月末1022→3月(末)898銘柄→4月(末)883銘柄→5月末624銘柄→6月末976銘柄→7月末973銘柄→8月末891銘柄→9月末880銘柄→10月末531銘柄→11月(17)638銘柄→11月(24)741銘柄→11月末792銘柄→12月(1)772銘柄→12月(8)633銘柄→12月(15)612銘柄と減少した。増加に戻せるか。12月の観察ポイントです。

東証スタンダード銘柄

12月3週のグロース市場(553銘柄)は増加した。75日移動平均線を上回る銘柄数は、2022年4月(4)320銘柄→4月末192銘柄→10月末194銘柄→11月末251銘柄→12月(末)144銘柄→1月(23年)末254銘柄→2月末234銘柄→3月(末)255銘柄→4月(末)216銘柄→5月末193銘柄→6月末297銘柄→7月末248銘柄→8月末195銘柄→9月末157銘柄→10月末71銘柄→11月(17)128銘柄→11月(24)168銘柄→11月末173銘柄→12月(1)153銘柄→12月(8)119銘柄→12月(15)131銘柄と増加した。増加は続くか。12月の観察ポイントです。

東証グロース銘柄

12月3週の東証プライム(1661銘柄)も少し増加した。75日移動平均線を上回る銘柄数は1月(23年)末1220銘柄(225種138)→2月末1229銘柄(225種140)→3月(末)1203銘柄(225種139)→4月(末)1312銘柄(225種177)→5月末920銘柄(225種154)→6月末1309銘柄(225種194)→7月末1333銘柄(225種191)→8月末1283銘柄(225種168)→9月末1046銘柄(225種130)→10月末646銘柄(225種72)→11月(17)873(225種125)→11月(24)922銘柄(225種123)銘柄→11月末929銘柄(225種114)→12月(1)935銘柄(225種123)→12月(8)718銘柄(225種97)→12月(15)741銘柄(225種90)と少し増加した。増加は続くか。12月の観察ポイントです。

東証プライム銘柄

225銘柄

<801NYダウ 803NASADAQ指数 日足チャート>

NYダウは、2022年1月36952ドルを上回り、高値更新相場に戻してきました。年明け最高値更新相場で始まる動きですが、米国経済の強さを表しています。また日経平均は、NYダウに牽引されるか。引き続き、25日から75日移動平均線を上回る動きは、高値更新の上昇相場は続きます。1月に向けた観察ポイントです。

「803」NASDAQ指数も7月14446ポイントを上回り、今年の高値更新相場に戻してきました。あとは、上場来高値更新に向けた相場展開が期待されます。25日から75日移動平均線を上回る状態は、上値更新相場が続きます。来年は、2021年高値16212ポイントを上回る相場が期待されます。1月に向けた観察ポイントです。

NYダウ NASADAQ指数 日足チャート

<125東証スタンダード単純総合指数 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率

スタンダード指数は、チャート的に25日移動平均線を下回ってきましたが、崩れた訳ではありません。反発の動きは続いていると見ています。まだ200日移動平均線(上値抵抗線)を上回れていないが、200日から75日移動平均線を上回ってくれば、底入れ上昇基調に戻します。引き続き、200日から75日移動平均線を上回り、底入れ立ち上がり待ちの動きです。1月に向けた観察ポイントです。

東証スタンダード単純総合指数 日足チャート

<850ドル円 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率+75日ボリンジャーバンド

米国の経済統計の発表から、ドル円相場は140円(200日移動平均線)前後まで円高に進みました。75日ボリンジャーバンド幅は、縮小→縮小から円高に動く前ぶれは出ていました。-2Σ(144円)から-3Σ(142円)を下回るまで円高に進んだが、短期的には-3Σ(142円)から-2Σ(144円)幅のレンジに戻してくると見ています。75日ボリンジャーバンド幅は縮小→拡大に動きましたが、200日移動平均線で円高が止まれば、-2Σ(144円)から-1Σ(146円)幅に戻します。

75日ボリンジャーバンド(中心線)は上向きで、中心線(148円)から-1Σ(146円)。-1Σ(146円)から-2Σ(144円)幅まで戻せるかどうか。円高から円安に切り返すポイントです。-3Σ(142円)以下に動かなければ、円安に戻してくると見ています。年明けの米国経済統計の発表でどう動くか。1月に向けた観察ポイントです。

ドル円 日足チャート

<日経平均 610評価損率・週足チャート>

前週はSQ週と外国人投資家売りが重なり、-1100円以上下落しました。週足では13週移動平均線まで売られました。今週は外国人投資家の持ち高調整は減り、13週移動平均線は上回っているから相場は崩れていません。クリスマス前の持ち高調整も終わったようです。12月2週の評価損率は、-8.78%(12/1)→-9.71%(12/8)と前週の数値は少し悪化し、今週の下落を見れば、来週発表の数値の悪化を前倒しする買いと言えます。短期的には切り返してくると見ています。

クリスマスを控え、外国人投資家の持ち高調整は終わりつつあります。クリスマスに向け、商いは細ってきます。評価損率の流れは、-10.16%(2023・1/27)→-10.09%(2/24)→-10.03%(3/31)→-9.29%(4/28)→-10.57%(5/26)→-7.34%(6/16)→-9.07%(7/28)→-11.73%(8/18)→-8.93%(9/29)→-10.45%(10/27)→-8.76%(11/24)→-8.78%(12/1)→-9.71%(12/8)と少し悪化しました。今週の下げから切り返しを期待したい。1月に向けた観察ポイントです。

評価損率・週足チャート

<日経平均 月足チャート>標準条件NO1(月足基本チャート)

前週までの月足チャートは、6ヶ月移動平均線まで売られ、-1100円幅の陰線でした。今週は大幅反発から、-510円安まで戻しています。6ヶ月移動平均線(下値支持線)まで下がり、買いが入る事がわかります。引き続き、チャート的に、6ヶ月から12ヶ月移動平均線(下値支持線)を上回る状態は、高値更新相場が続くと見ています。6ヶ月移動平均線を下回ると調整局面に転じたと見てください。

月足チャートでは、6ヶ月から12ヶ月移動平均線を上回る高値更新相場を維持しています。6ヶ月から12ヶ月移動平均線が上向きの状態は、下がれば買いになります。6ヶ月移動平均線を上回る動きは、上値は売られても下値は買われている事が分かります。1月に向けた観察ポイントです。

日経平均 月足チャート

<日経平均 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率

前週はSQ週の乱高下から、75日移動平均線まで売られました。今週は切り返し、25日移動平均線まで戻しています。大きく売られた75日移動平均線(下値支持線)前後は、買われる水準と言う事が分かります。クリスマス後も、75日移動平均線を上回る状態は買われている動きと見る事が出来ます。

「124」東証小型株指数、「123」中型株指数、「122」大型株指数も75日移動平均線(下値支持線)を下回り、日経平均だけシッカリした動きです。75日移動平均線を上回る状態に戻せないと、相場は2極化に向かう心配が強まります。まだ9月高値を下回って推移し、個別株の上値は重いと言えます。引き続き、「124」小型株指数、「123」中型株指数の動きは個別株の動きです。1月に向けた観察ポイントです。

日経平均 日足チャート

日経平均 日足チャート

クリスマス明けから動きだすか。外国人投資家の買いは戻るか。NYダウの上昇相場は続くか。世界はどう動く。

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