日経平均株価の動き(2023年12月29日)

今年も一年ありがとうございました。

2023年大納会を迎え、今年は1990年以降の高値を上回って引けました。今年の上げ幅は、前年比で約+7000円値上がりする上昇相場となりました。1年続く上昇相場は、勝ちやすい相場だったと思います。株式投資の基本は、上がる株を安値で買い、高くなったら売る。これしかありません。来年も、上がる株の安値を買い、高くなったら売る。このように上がる株を選ぶ事が出来て、タイミングを待てる投資スタンスで勝ち残って頂きたいと願います。

株価にサイクルがある様に、締めたり緩めたり、政治腐敗にもサイクルがある様です。政治家が腐敗していても、経済政策が良ければ株価は上がります。民主党(鳩山総理)が勝利した時は、投票明け1日目が高値になりました。経済政策を持たない政党では、株式市場はガタガタにされてしまうでしょう。来年の政局は、勝てる人・勝てる政策が出せる人が選ばれる事を望みたいですが、続投の可能性も残っています。

今年は大きく値上がりし、30年前の高値を上回りました。この様な高値圏で、年明け2025年度業績発表後、さらに上がる株を探すのもベテラン(経験)の目が必要です。また失敗しない株を選ぶ事も、ベテランの目を必要とします。上がる株を絞り込むには、大きく売られた株や上昇基調を崩さない株を選ぶことが重要です。2025年業績予想が出てから、増収増益銘柄で割安な株を絞り込むのが出来るかどうかで、年間の成績が作られます。

欧米型の資本主義経済で、経済や株式市場を壊す政策を出す国はありません。唯一90年代の日本が、経済を壊す政策を打ち出し、今もデフレ脱却を回復できないでいます。一度壊してしまうと、元通りに戻るには大変な年月を要します。経済を戻す政策を出し続けている事を考えれば、来年の株式市場も上昇基調を維持すると見ています。デフレ脱却の長期方針は国策であり、達成まで変えられないでしょう。

年明け、新NISAがスタートし、日経平均は高値更新相場を維持すると見ていますが、期末決算を控えているので、高値は売られやすい要因です。2025年度も業績相場は2極化し、銘柄選びは重要なポイントになります。上がる株、売られる株の2極化相場が続くと見ています。業績上方修正した株で、割安、業績が良く、上昇初動の株が多く出たら上昇のチャンスです。個別株では下がらない株・好業績株が注目です。引き続き、テーマ別「有望銘柄」もご参考に見てください。

12月5週の東証プライム(1659銘柄)の6ヶ月移動平均線上回る銘柄数は、少し増加した。1月(23年)末1105銘柄(225種118)→2月末1198銘柄(225種141)→3月末1073銘柄(225種116)→4月末1154銘柄(225種153)→5月末1230銘柄(225種175)→6月末1326銘柄(225種197)→7月末1363銘柄(225種198)→8月末1283銘柄(225種168)→9月末1160銘柄(225種156)→10月末781銘柄(225種92)→11月末944銘柄(225種123)→12月(7)839銘柄(225種120)→12月(14)725銘柄(225種97)→12月(21)697銘柄(225種95)→12月(28)896銘柄(225種95)と増加し半数を上回った。年明け増加は続くか。1月に向けた観察ポイントです。

東証プライム銘柄

225銘柄

12月5週の東証スタンダード(1620銘柄)は増加した。75日移動平均線を上回る銘柄数は、2022年4月(4)705銘柄→4月末518銘柄→10月末538銘柄→11月末777銘柄→12月末609銘柄→1月(23年)末905銘柄→2月末1022→3月(末)898銘柄→4月(末)883銘柄→5月末624銘柄→6月末976銘柄→7月末973銘柄→8月末891銘柄→9月末880銘柄→10月末531銘柄→11月末792銘柄→12月(8)649銘柄→12月(15)625銘柄→12月(22)676銘柄→12月(末)792銘柄と増加した。増加は続くか。1月に向けた観察ポイントです。

東証スタンダード銘柄

12月5週のグロース市場(564銘柄)も増加した。75日移動平均線を上回る銘柄数は、2022年4月(4)320銘柄→4月末192銘柄→10月末194銘柄→11月末251銘柄→12月(末)144銘柄→1月(23年)末254銘柄→2月末234銘柄→3月(末)255銘柄→4月(末)216銘柄→5月末193銘柄→6月末297銘柄→7月末248銘柄→8月末195銘柄→9月末157銘柄→10月末71銘柄→11月末173銘柄→12月(8)120銘柄→12月(15)131銘柄→12月(22)125銘柄→12月(末)184銘柄と増加した。増加は続くか。1月に向けた観察ポイントです。

東証グロース銘柄

12月5週の東証プライム(1659銘柄)も増加した。75日移動平均線を上回る銘柄数は1月(23年)末1220銘柄(225種138)→2月末1229銘柄(225種140)→3月(末)1203銘柄(225種139)→4月(末)1312銘柄(225種177)→5月末920銘柄(225種154)→6月末1309銘柄(225種194)→7月末1333銘柄(225種191)→8月末1283銘柄(225種168)→9月末1046銘柄(225種130)→10月末646銘柄(225種72)→11月末929銘柄(225種114)→12月(8)718銘柄(225種97)→12月(15)741銘柄(225種90)→12月(22)757銘柄(225種87)→12月(末)927銘柄(225種96)と増加した。増加は続くか。1月に向けた観察ポイントです。

東証プライム銘柄

225銘柄

<801NYダウ 803NASADAQ指数 日足チャート>

今年の「801」NYダウは、金利政策で上値を押さえられてきましたが、高値更新して引けました。米国経済の強さを表す相場となりました。来年も経済好調から、高値更新相場が期待されます。引き続き、25日から75日移動平均線を上回る動きは、高値更新の上昇相場は続きます。短期的にはカイリ幅が大きくなっていて、小幅調整の可能性も残っています。1月の観察ポイントです。

今年の「803」NASDAQ指数も、1月ボトムに今年の高値(14446ポイント)を更新する上値更新相場で引けました。来年は、最高値更新に向けた上昇相場が期待されます。引き続き、25日から75日移動平均線を上回る状態は、2021年高値(16212ポイント)を上回る高値更新相場の期待が続きます。1月の観察ポイントです。

NYダウ NASADAQ指数 日足チャート

<125東証スタンダード単純総合指数 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率

今年のスタンダード指数は、10月にプライム市場から200銘柄以上が移った事で、チャートを崩してしまいました。今年は、200日移動平均線を下回ってから、上回って引けることはできなかった。年明け、200日移動平均線(上値抵抗線)を上回ってくれば、上昇基調に戻します。200日から75日移動平均線を上回る上昇基調に戻せるか。1月の観察ポイントです。

東証スタンダード単純総合指数 日足チャート

<850ドル円 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率+75日ボリンジャーバンド

今年のドル円相場は、127円から151円まで動きました。12月は200日移動平均線(下値支持線・142円)を下回って終わりました。来年は円安に戻すか、円高が進むのか。年明け、200日移動平均線(下値支持線)を上下どちらに放れるかで決まるでしょう。今は、ジリジリ200日移動平均線(142円)を下回っています。年明け、上回ってくれば円安に戻すでしょう。200日移動平均線(142円)を上回れなければ、円高に動きやすくなります。

75日ボリンジャーバンド(中心線)を下回ってから、200日移動平均線(下値支持線・142円)を下回りました。年明けは200日移動平均線を挟んで動くと見ていますが、上回れないと円高に動きやすくなります。-3Σ(139円)から-2Σ(142円)幅で推移した後、上下どちらに放れるか。戻せば、-2Σ(142円)から-1Σ(144円)幅で動く幅です。1月の観察ポイントです。

ドル円 日足チャート

<日経平均 610評価損率・週足チャート>

前週は約+200円高で、今週も約+270高して3週続伸しました。今年の週足は、13週移動平均線を上回る上昇基調を維持して終わりました。12月4週の評価損率は、-10.61%(12/15)→-9.71%(12/22)と少し改善しました。日経平均は戻しても、6月以降はボックス範囲での動きと言えます。1月は上放れてスタートできるか。ボックスの範囲で推移するときは、上放れ待ちとなります。

評価損率の流れは、-10.16%(2023・1/27)→-10.09%(2/24)→-10.03%(3/31)→-9.29%(4/28)→-10.57%(5/26)→-7.34%(6/16)→-9.07%(7/28)→-11.73%(8/18)→-8.93%(9/29)→-10.45%(10/27)→-8.76%(11/24)→-8.78%(12/1)→-9.71%(12/8)→-10.61%(12/15)→-9.71%(12/22)と少し改善しましたが、今年の評価損率は-11%から-7%の範囲で推移しました。年明け切り返しを期待したい。1月の観察ポイントです。

評価損率・週足チャート

<日経平均 月足チャート>標準条件NO1(月足基本チャート)

今年の月足チャートは、株価は6ヶ月移動平均線を上回って、高値圏で引けました。12月は一時-1100円安まで売られた後、回復しましたが、最後は陰線で終わりました。それでも、来年に繋がる上昇基調で引けました。年明け、6ヶ月から12ヶ月移動平均線を上回って始まれば、上昇基調のスタートです。引き続き、6ヶ月から12ヶ月移動平均線(下値支持線)を上回る状態は、高値更新相場期待は続きます。1989年高値(38900円)を上回る相場を期待したい。

月足チャートでは、6ヶ月から12ヶ月移動平均線を上回る上昇相場で始まりそうです。6ヶ月から12ヶ月移動平均線を上回る上昇基調でも、高値になれば売り物が出てきます。また1月から新NISAの資金が入り、高くなったら、期末決算売りを控えているから、上値は売られやすい水準と見てください。1月の観察ポイントです。

日経平均 月足チャート

<日経平均 日足チャート>日足標準条件NO11・75日カイリ率

今年の日足チャートでは、6月まで勢いよく上昇しましたが、7月以降の上昇局面は、75日から25日移動平均線(下値支持線)を挟んでのボックス相場と言えます。年明け1月も、25日から75日移動平均線(下値支持線)のボックスで推移するなら、上昇基調でも大した相場ではありません。25日から75日移動平均線(下値支持線)を上放れる上昇相場にならなければ、相場は強くなりません。上昇相場にならなければ、上値は決算売りに押されると見てください。

「124」東証小型株指数、「123」中型株指数、「122」大型株指数は、75日移動平均線(下値支持線)を挟むボックス相場で終わりました。上値は伸びず、9月高値は上回れず、ボックス相場で引けました。年明けもボックス相場なら、高値更新は期待しにくいでしょう。ボックスを上放れ、9月高値を上回る相場にならないと相場は強まりません。上昇相場が強まらないと上値は売りに押されます。引き続き、「124」小型株指数、「123」中型株指数も、上放れる高値更新相場に戻せるかどうか。1月の観察ポイントです。

日経平均 日足チャート

日経平均 日足チャート

新NISA相場にブームは起きるか。外国人投資家は買いスタンスか。NYダウの上昇相場は続くか。世界はどう動く。

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