株の達人のお答え:質問078

2012/01/16

お世話になっております。日足標準チャート30番の「26日篠原A/Bレシオ」の見方・使い方を教えてください。この指標は仕手性の強い人気銘柄の売買ポイントの把握とありますが現在材料株の急騰している。銘柄の売買ポイントを把握したいのですが。宜しくお願いします。

回答

いつも株の達人をご利用頂きましてありがとうございます。 この度はご質問ありがとうございます。
篠原ABレシオは、株価の上昇エネルギーの蓄え(買い場)から、上昇エネルギーの限界(売り場)を見ようとするものです。
出来れば「移動平均線の方向性」「株価水準」と合わせて見るのが良いと思います。 方向性が上向きの銘柄で上昇エネルギーを蓄えている銘柄は、より買い銘柄となります。また上昇エネルギーの限界を知ることで、今後の上げ余地が無いことを知れば、高値警戒ゾーンであり売り場であろう事が掴めます。

◆基本的な見方◆
篠原ABレシオは、Aレシオを基準にBレシオが「上にあるか」・「下にあるか」を見ます。
篠原Aレシオが100ポイント以上であるのにBレシオが80ポイント以下に下げた。買いエネルギーが蓄えられつつあり、これでBレシオが100ポイント以上なら上昇に向かった事を意味します。またABレシオが80ポイント以下に下げたなら買いエネルギーは蓄えられていると見て、後は株価の下げ止まり、又は篠原ABレシオの変化を見て判断します。
篠原Aレシオが200ポイント以下にありBレシオが350ポイント以上に上昇したら上昇エネルギーの限界が接近しつつある事を意味します。売り場エネルギーの限界が接近しつつあり、これでBレシオが300ポイント以下に下げ始めたなら上昇エネルギーは限界であり売り場を意味します。またABレシオが300ポイント以上に上げたら上昇エネルギーは限界であり、後は株価の上げ止まりを確認したり、又は篠原ABレシオの変化を見て判断します。

参考画像

以上です。 ご不明な点がありましたらご連絡ください。 ありがとうございます。

→株の達人のお答え(2012年):目次へ