米国小型株は何を告げている??
懸念は小型株のラッセル2000の動向だ。
2000年以降では概ねNYダウもラッセル2000もピーク・ボトムにずれは見られない。しかし直近では、ラッセル2000が昨年12月高値に対しNYダウ・SP500・ナスダックのいずれもが本年7月高値、ラッセル2000は7ヶ月前に先行して天井を形成している。
NYダウ
ラッセル指数
そして多くの投資家や金融関係者が思い出したくないだろうリーマンショック、この局面でもラッセル2000は先行して天井を形成している。
ラッセル2000は07年6月に高値を、一方のNYダウ・SP500・ナスダックは07年10月に高値と4ヶ月ほど先行しているのだ。
今回もそうなるという客観的な証拠はないが、ラッセル2000の先行天井形成、何を暗示しているのか深く追求して損はないと思う。