金利840と為替850と株101はセットで確認
注目の米国雇用統計は市場予想を上回る内容だった。消えかかった米国利上げ、今回の雇用統計を受け再浮上。
利上げという点だけを捉えると株にはマイナスだが、景気堅調の裏返しでもある。
米国長期金利の上昇はドル高を誘発、日本株は円安を材料に戻るキッカケとなり、米国の早期利上げは決してマイナスばかりではない。むしろ日本株にとって米国利上げはプラス。引き続き米国の経済指標と金利動向には目が離せない。
図-1
図-2
さて7/11以降の戻りは米国長期金利が上昇し円安になった。これが日本株のリバウンドを誘発したと考えられる。そこでもし今回も同じ展開となるなら日本株の戻りも期待されよう。
ただしポイントは米国の金利が何処まで上昇し、円ドルが何処まで円安になるか。この円安が大幅なら日本株の戻りも大きくなるだろうし、短期限定的なら日本株の戻りも短期限定的となる可能性がある。
引き続き米国金利や円ドルの動きを見ながら日本株の売買、こう言う展開が続きそうである。