日足テクニカルは下目見極め、週足は戻り売り??
日足の12日RCIはピークから下降中。ただ中立の0%を割ってきたので、この先はどの辺で調整一巡となるか。
丁度今週金曜には米国11月PPI(卸売物価)が発表される。週末まで調整し市場の期待どうりインフレ鈍化がみられると、来週から金利低下=株堅調が期待されよう。
日経平均日足
一方の週足RCI、9週・12週は過熱圏で陰転気味。週末の米国物価指数が鈍化し米国株高となり、日本株も一段高となるなら、陰転しかけたテクニカルも再上昇しもう一段の上昇も期待。
だが期待したほどのインフレ鈍化がみられない場合や、インフレ加速の場合なら週足テクニカルが示すように調整含みが想定される。
日経平均週足
その場合、テクニカルの水準が高いので深押しが懸念されるが、決算発表で日本株の一株益は過去最高水準まで増え、PER面での割高感はなく株価をサポートするため、深押しは回避されると思う。(ウクライナ情勢など外部環境に大きな変化が無ければだが)。
残る懸念は円高だが、9~12週RCIはボトム圏に入り始め、一段の円高なら一旦底打ちも考えられる水準。130円前後が当面の下値限界と見れば、そういう水準まで円高が進み株もつれ安なら、パニック売りよりもリバウンド狙いの買いも一考。
ドル円週足
あくまでも短期狙いだが、目先の円高株安は狙い目になりそうだが。